関連イベント考察10
2002/05/08
フェラーリ&マセラティ展
フェラーリとマセラティの名車が展示され エンジンのカットモデルや
設計図 スケッチ 色見本などが展示されていた
1990 F1 デスモトロミック 5バルブ
現物が見られるとは思っていませんでした
因果と言うか お導きか
写真を許されなかったので 画像を拝借してしまった ごめんなさい

上カム吸気3バルブ 下排気2バルブ
ロッカーアームの配置はDUCATI4Vに非常に似ている

バルブステムも細いがカム山も非常に薄い

シム形状も似ているが 開けシムが締めシムの内径にはまっていて
厚みはDUCA締めシム一個分しかない 締めシムの固定方法は解らない

カム形状はDUCAよりも顕著に日本刀剣先形状で 素早くリフトさせることが
目的なのが 一目で解る
 
締めスプリングは存在せず 指先でカムを回せば30本のバルブが簡単に
動かせた

ロッカーアームにはducaと同じような 銅メッキが施されていた

実戦投入されなかったようだが 敵のニューマチックバルブに対して
真面目にデスモをフェラーリが考えたことを注目したい

この一つのヘッドで 十分楽しませてもらいました
遠くから 持ってきたかいがあったでしょ ピエロ・Fさん
A INオープンカム 真下にバルブ
E INオープンロッカーアーム バルブステムとカムに挟まり直押し
B INクローズドカム
F INクローズドロッカーアーム
C EXオープンカム
H EXオープンロッカーアーム
D EXクローズドカム
G EXクローズドロッカーアーム
I プラグホール
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