泥除けを取り付ける(フロント)

TL180専用泥除け
今回使用するメインの部材です。 ブリヂストン TL180 の専用泥除けセットです。 メーカー希望価格 2,000円です。 TL180 は前輪が16インチ、後輪が18インチになっていて、 その後輪用を流用することにしました。
TL180専用泥除け後輪用
TL180 の後輪用泥除けです。 この取り付け金具より前 (写真では右) の部分は、 BD-3 の取り付け部分と干渉するので、切断します。
切断した部分のアップ
切断した部分のアップです。 金鋸で切り、ヤスリで仕上げた後、 断面の保護のためにエポキシ系の接着剤を塗りました。 また、取り付けの金具が大きく、 サスペンションのスプリングと干渉するため、先端を少し切り取りました。
ステー
自作したステーです。 専用泥除けセットに附属するステーは合わないので自作する必要があります。 東急ハンズで直径 3mm のアルミ丸棒 (1m で 110円) を購入し、現物合わせで作りました。 ステーを固定する先は、フォークの折れ曲がる部分です。 ここを連結する金具の中心が開いているので、そこにボルトを通して固定することにしました。
ステーを固定するためのボルト
ステーを固定するためのボルトです。 直径 4mm、長さ 50mm のものです。 穴の大きさに合わせるため、プラスチック製のスペーサーを使っています。 スペーサーは長さが合計 40mm になるように入れてあります。
取り付けた状態
取り付けたところです。 同じタイヤサイズのものなので、大きさはピッタリです。 ステーがあるので、しっかりと固定できています。
取り付けた状態のステー
取り付けた状態のステー部分のアップです。 この取り付け部分は、折り畳み時に回転するので、ボルトを固く締め付けることはできません。 工具を使わずに手で締め、緩まないようにネジ緩み止め剤(透明の接着剤のようなもの)を使用しました。 それでも、外れやすいので、点検は欠かせないようです。 予備部品も常時、携帯するようにしています。
泥除け側の取り付け部分ですが、ステーが本来のものより細いので、 厚さ 1mmのゴムシートを挟んでガタつかないようにしました。
タイヤとの余裕
タイヤとの隙間はほとんどありません。
折り畳んだ状態
折り畳んだ状態です。 泥除けが下側になるので、注意して扱わないと、すぐ傷だらけになりそうです。 純正品がプラスチック製なのは、傷に強いためかな?
折り畳む途中
折り畳む途中のきわどい所です。 フォークの間をすり抜ける必要があるのですが、全く余裕がありません。 接触しているようです。 が、ぎりぎりで通ります。
※ 折り畳みや展開の時、ここが引っかかると、ステーが曲がってしまいます。 注意が必要です。
黒く塗装した
銀色のままだと、なんか合わないので、黒く塗装しました。 「アルミカラースプレー」というスプレータイプの塗料の、 ブラックメタリックという色を使用してみました。 普通のものより少し高いの (1,000円強) ですが、アルミ素材への密着力抜群だそうです。