獅子王凱の前にだけ現れる謎の３人の少女のうちの１人。記録としても残されていない為、獅子王凱以外にその実在を確認できる者は皆無である。薄絹をまとい光り輝く姿で現れる。その顔は常に怒りの表情を浮かべており、現れる際には弱気になったガイを叱咤しているかのようにも思える。ちなみに他の二人の少女は、それぞれに常に悲しげな顔と笑顔をしており、そこからそれぞれ「メソメソ」、「クスクス」と呼ばれている。もちろん仮称であり、命名が誰によるものかは不明である（要するにセンスが無いと言いたい）。
ガイ本人から報告がなされた当初は、彼の視覚認識ソフトの画像処理系に発生したバグではないか考えられていたが、実際には有人木星探査船・ジュピロス５の搭乗員として木星に赴き、事故に遭遇したガイの母、獅子王絆の意識が木星の謎の無限エネルギィ「ザ・パワー」の力によって映像化された姿であった。絆は彼女を追って宇宙へとあがったガイに対して三つに分離した自らの感情を、自身の少女時代の姿として、ガイの視覚に投影することで彼を精神的に支援していたと言われている。この件に関して獅子王凱は、最終的な報告をしていない。