イークイップ

  英語の”equip”(装備する)から。サイボーグ・ガイエヴォリュダー・ガイ)およびルネ・カーディフの戦闘形態、またはその形態への変化をさす。
   サイボーグ・ガイの場合、唯一の生身の部分である顔面を守る「ホーンクラウン」と多機能モニター「サイバースコープ」が展開。髪の毛状のチューブ型燃料電池「
エネルギーアキュメーター」が一部収束し、スピード、パワーがイークイップ前より30%向上する上、ギャレオンとのフュージョンが可能になる。
   ルネ・カーディフの場合、サイボーグ・ガイと同様、サイバースコープの展開とエネルギーアキュメーターの集束が起こるほか、同時に放熱機関であるインタークーラーコートが展開する。また身体能力が30%向上する点もサイボーグ・ガイと同様である。
 エヴォリュダー・ガイに関しては専用装甲服IDアーマーを装着する事をさし、ホーンクラウンとサイバースコープが展開するが、身体能力の向上については確認されていない。
   イークイップモードは生体ターボチャージャーともいわれる。人間が興奮状態などに陥った際、身体が発熱するとともに思いがけないほどの力を発揮できることがあるのは、アドレナリンなどのホルモンが分泌されて代謝機能が大幅に向上するからだといわれているが、イークイップモードはその現象をサイボーグ体本人の意思で引き起こせるようにしているのである。こうした機能を備えておくことで平時は余計なエネルギィ消費と、サイボーグ体への負担を避けることができる上、いざという時は節約していたエネルギィを一気に解放してスペックを超えた性能を発揮できるのだ。
   ただし、イークイップモードはサイボーグ体にとって過負荷状態であり、あまり長時間にわたって使用するとサイボーグ自身の身体機能に深刻なダメージが及ぶこともある。