■フォトウエディングCOLORS-結婚式-写真-和装前撮り　両親　プレゼント■

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●こだわり

写真は記録であり瞬間を捉える表現媒体です。
撮られた瞬間からそこに時間をためこんで、時が経てば経つほ
ど魅力を増していくもの、それが写真です。
何度も観返したい、何年経ってもその日の感動がよみがえる、
そんな写真を撮ってゆきたいといつも考えています。
そのためにも私はあくまでもシンプルで自然な撮影にこだわり
ます。目線をもらった写真ももちろん良いのですが、流れてゆ
く時間の中で映し出される自然な表情、色や温度、周りの人達
の暖かな眼差し、空気感、目で記憶しきれないあらゆる瞬間を
切り取り表現していきたいと考えています。
その場の空気も伝える雰囲気のある優しい写真を撮るためにな
るべくストロボにはたよらず自然光、人口光を効果的に使って
撮影するよう心がけています。
そうはいっても逃せない大事なシーンやストロボなしの撮影が
困難な場合を考慮してカメラは２台使い分けてその場の状況に
応じて対応しています。一台はいわゆる『記録用』。ブライダ
ルというイベントを記録するために補助的に使っています。も
う一台は『ドラマ用』と言っておきましょう。
その場の雰囲気や想いを残すためにメインとして使っているも
のです。レンズは５０㎜と２８㎜の単焦点レンズを場面場面に
応じて使い分けています。明るくきれいな描写が最大の魅力で
す。単焦点レンズを使うことによって新郎新婦さんとの距離も
ぐっと縮まります。
控え室でのメイクシーンや少しくつろいだ表情を写し取るにも
最適です。
また、控え室での御支度撮影ができるのは女性カメラマンなら
では。女性の視点からみた女性の美しさを表現できるのも女性
ならでは、です。「私、女でよかったわ」と実感できる瞬間で
す。
ブライダルという人生で最も華やかな時間を私なりにどのよう
な形で表現できるか、写真に限らず日々研究しています。

●心に残ったシーン

ある結婚式の花嫁さんのお色直しの時でした。共に再場される
予定のお母様が娘さんの晴れ姿（黄色の色ドレスに花をあしら
ったお揃いの帽子付）を見て思わず「なんて可愛いんでしょう
！」と叫び、少し涙ぐんでおられた姿がとても印象的でした。
そして２人仲良く手をつないで入場された姿はとても愛らしく
感動的なものでした。
こんな素敵な瞬間を写真に残してあげられるなんて本当に素晴
らしい仕事だなとあらためて実感しました。

●お二人にアドバイス

『自然にね』といわれてもカメラを向けられるとやはり緊張す
るものです。その緊張感もまたいい思い出となって写真に残し
ましょう。とにかくその場を楽しんでください！

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