11月13日(水曜日)
マドリッドから日帰り旅行で古都トレドへ。
またもやバス。例によってマドリッドの南バスターミナルから。
トレドまで片道1時間程度で、日帰りでも充分な距離。
トレドの旧市街は全体が城壁に囲まれた古い城塞都市で、これがその城門。アーチの上にトレドの紋章、鷲のマークがレリーフになっています。
トレド旧市街の丘から城壁の外を望む。丘全体が一つの街という感じで、とにかく坂が多いのです。町並みの古さといい、こじんまりとした規模といい、日本でいえば鎌倉くといったところ。
トレドのアルカサル(城)と市内観光バス。このあとエル・グレコの家に行ったのですが、残念ながら閉まっていました。
トレドのカテドラル。中は撮影できないので外観なりと。
カテドラル前の広場が狭い上に、尖塔が高くて全体を収めるのに一苦労。
タバコのCM?あまりに日差しがキツイので、サングラスゲットしました。
観光客らしく絵葉書的な一枚。
ここにもトレドの紋章が。トレドの伝統工芸の象嵌細工にも、このモチーフは多用されていました。
カテドラル見物を終えてプラシドというレストランで昼食。ガズパチョは夏の名物なのですが、観光客の多い場所では年中出すようです。しかし寒い日というのにキンキンに冷えたスープはちょっとつらいものが。
こちらはベーコン、卵、フランスパンの入った温かいスープ、ソパ・デ・アホ。ニンニクがきいています。
メインディッシュはウサギ肉の煮込み。くせがなくて柔らかくて鶏に近い味。
子羊のロースト。スペインでは食品全般が安いのですが、なかでも肉類が美味しいです。
デザートのエラード(アイスクリーム)。これが岩のような硬さ。
レストランの外観です。こういう石造りの古めかしい建物がそのまま保存されていて、新しく造る建物も景観を崩さないようにデザインされている様子。
トレド銘菓マサパン(アーモンド粉の練り切りのような半生菓子)の老舗、サント・トメ(サント・トメ教会の裏にあるので)。マサパンはトレドが発祥の地ですが、実はマドリッドでも至る所に売っています。まあ、東京で鳩サブレーが買えるようなもの?
丘の上にある街なのでアップダウンがきつくて、歩くだけでいい運動になります。旧市街はだいたい5時間もあればぐるっと見て回れる規模です。
こんな狭い路地裏が至る所に。お土産も買ったし、これからまたバスでマドリッドに。
マドリッドに戻って夕食。この日はアトーチャ駅近くのパエリヤ専門店、プエルタ・デ・アトーチャへ。メインのパエリヤの前だというのに、ステーキとサラダもかなりのボリューム。
なかなかほかではお目にかかれないという、アロス・コン・プルポ(タコのパエリヤ)。タコがとにかく柔らかくて美味でしたが、量が多くて全部は無理。店員の人の善さそうなおじさんが「やっぱり」という顔を。
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