11月12日(火曜日)

本日はグラナダからマドリッドへ戻ります。さらばグラナダ。

 

またもやバスに。行きと大体同じ。
スペインの車窓から。今のところ連日いいお天気に恵まれています。
途中休憩のカフェで軽食。挟んであるトルティージャ(オムレツ)はポテト入り。炭水化物オン炭水化物のこの組み合わせは、さながら日本のコロッケパン。
マドリッドのホテル・アグマルにチェックイン。ここには4泊して旅行の最後までいる予定。
上等なビジネスホテルといった感じ。
なかなか快適そうです。
最寄はアトーチャ駅。スペインの地下鉄はアナウンスが独特で、芝居がかった男女の掛け合いになっています。まず男声が「次の駅は・・・」続いてコブシのきいた女声が「ア・トーチャ!」
まだ日は高いので、ぶらぶらとティッセン・ボルネミッサ美術館へ。ボルネミッサ男爵個人のコレクションを開放したもので、収集数はイギリスのエリザベス女王に次いで世界二位だとか。古典的な作品の多いプラド美術館と違って、現代美術の展示が充実しています。ちなみに写真は美術館の向かいにある初日に泊まったリッツです。
美術館を出て革製品の店でお土産を購入、そして夕食はコシード(野菜・豆・ソーセージの壺煮込み)が名物の店へ。店の開く時間にはまだ早いと思っていたら、場所が分かりにくくてずいぶん長いこと彷徨って、おかげでジャストタイムに到着。

これが前菜。生ハムは水気を絞って濃縮した生肉といった感じ。チーズは結構硬くて塩気が強いです。

モッツァレラとトマトのサラダ。
デジカメが珍しかったのか、愛嬌のある初老の店員さんが親切に撮ってくれました。この店も地球の歩き方で紹介されていたこともあり、日本人慣れしています。

手前の壺がコシード。まずスープだけをお皿にあけていただいているところ。

これが壺の中身。ガルバンゾ豆がたくさん。コシードは、クラークが卒業旅行でスペインに来たときに挑戦し、一人では完食を果たせなかった因縁の一品。

これからは夫婦二人で力を合わせてがんばります(謎

スープに続いて固形部分がメインディッシュ。確かに結構なボリュームです。とても家庭的な味付けの、のどかな煮込み。
店の名前は「ラ・ボラ」。近くまでくれば真っ赤で結構目立つのですが・・・

次の日へ

メインページへ戻る

前の日へ