戯言録(雑記)
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2004年1月 次のページへ

※1月の雑記は、過って消去してしまいました(大号泣)
【シャープ原作本】
●『ワーテルロー』(Sharpe's Waterloo)
11巻目。おそらく邦訳全12巻の中で一番厚いと思います。1815年6月、シャープ38歳。
ルシールさんとシャープの間に男の子が生まれました。名前は「アンリ・パトリック・シャープ」。
アンリはルシールさんの亡くなったお兄さん(シャープ絡みでデュコウに殺害されてしまったのです)の名前、パトリックは…もちろんハーパーたんの名前です。もう言う言葉がみつからないほどラブラブなシャープとハーパー(爆)
一度は敗れて幽閉されたものの脱出して復活したナポレオンが、ついにウェリントン軍と直接対決した、史実の「ワーテルローの戦い」が物語の舞台です。壮絶な戦いの様子が、ひたすら全編にわたって描写されています。
もちろんシャープはここでも大活躍。前回の『Sharpe's Revenge』で正式に除隊になったはずのハーパーもなぜか一緒です。ていうか、戦場でこの二人が揃ってないなんて考えられませんものね。

●『謀略の航海』(Sharpe's Devil)
12巻目。1820年、シャープ43歳。
シャープの息子アンリ・パトリック君は5歳。3歳のドミニークという妹(弟?)と仲良しで微笑ましいです(^^)
『Sharpe's Rifles』(邦訳『奇跡の秘宝』)で知り合ったシャープの友人、スペイン軍将校のドン・ブラース・ビバールが、チリで起こった独立戦争を鎮圧するために派遣された先で行方不明になったというので、その夫人(シャープはかつて彼女に求婚して断られた過去あり)に頼まれて彼の消息を訊ね現地入りすることになりました。
その先で、シャープにとって最後の戦闘が繰り広げられます。もちろんハーパーたんも一緒☆
チリに行く途中セント・ヘレナ島に寄って、同船していたスペイン軍将校たちと一緒に、そこに幽閉されているナポレオンを訪問するシャープ。ここでもシャープの魅力は発揮され、ナポレオンは一目見てシャープを気に入っております(笑)。シャープもナポレオンのカリスマに惹かれてるし…相変わらず惚れっぽい奴だ。可愛いなぁもう!(爆)
いろいろあってスペイン軍を敵に回し、反乱側と共に戦うことに。絶対的に手勢が不利な中、みごと勝利を納めるシャープ、ついでに衣類箱いっぱいの金貨も手に入れ、最初の目的だったドン・ブラースも無事見つけ出して大団円なのでした。

※1月の雑記は、過って消去してしまいました(大号泣)
…というわけで、1月の豆萌を羅列することにします。忘れてるのもあると思うので、後でこっそり付け足すかも。

【豆氏出演映像作品】

●『黒馬物語(ブラック・ビューティー)
ブラック・ビューティーと名付けられた真っ黒な牡馬が主人公の、教育委員会推奨とかついてそうな健全なお話です。
豆氏はブラック・ビューティーが生まれた農家の主・農夫グレイ役。最初の数分間だけの出演ですが、あの素敵な笑顔をふりまいて、優しい主人ぶりをみせてくれます。
生まれる時、一緒にお産の立ち会いをしていたのが、シャープ・シリーズでChosen Menの1人・最年少のパーキンス君を演じてた人で、豆氏と一緒にカメオ出演していました。
あと主人公の馬の声、アラン・カミング(『X-メン2』のナイトクロウラー役、豆氏とは『ゴールデンアイ』のコンピュータおたく・ボリス役で共演してます)でした。気付かなかった…

●『ESSEX BOYS
イギリスで実際にあった麻薬売買人殺人事件にインスパイアされて作られたバイオレンスもの。
豆氏は、薬の売買・暴行・暴姦・人殺し、快楽的で自己中で横柄な最低男(でもなぜか仲間には好かれてる)、ジェイソン・ロックを演じています。
とってもステキ(苦笑)な服装の豆氏を拝めます。でもやっぱり、それなりにかっこいいと思ってしまうのは豆萌者の贔屓目に他ならないのでしょうな(笑)
題名には「BOYS」とあるけど、これって嘲笑を含んでますよね?(←聞くなよ) だって主要キャストはみんな中年だし、豆氏も当時40歳だし。でも歳の割には相変わらず細身で身体のラインも美しかったですぞ。
それにしても、仲間の野郎どもに無条件で愛されてる役というのは、豆氏演じるキャラクターのデフォルトなんでしょうか(笑)

●『Lorna Doone
イギリスの時代物。ジェームス2世国王時代って西暦何年くらいですか?(^^;) …えー、調べました。1680年代後半らしいです。
とある谷に住む、上流階級ではあるけれど殺人もはたらく無法者の一族、ドゥーン。タイトルロールのローナは、その一族の跡取りであるカーヴァー・ドゥーンの妹です。主人公はジョン・ラッドという、カーヴァーに父親を殺され、その復讐に燃える正義の青年。二人は偶然出会って恋に落ちるという定番な展開をかましてくれます。
で、その宿敵カーヴァー・ドゥーンを演じるのがショーン・ビーン。
1990年製作なので31歳の若豆を堪能できます。細身のボディに風にたなびく長い金髪、加えて細身の身体を引き立てる時代物のコスチュームが超絶かっこいいです!! そのままファンタジーRPGに登場しても全く違和感ないくらいのカッコよさ。や、マジで! 本当にかっこいいのよう〜〜☆
例によって最後は死んじゃう役なんですけどね(泣)。主人公がそれなりのハンサムなら良かったんですが…なんというか、こう、観てて「ローナ、君は男の趣味が悪すぎるぞ!あまりにかっこいい兄のせいで感覚が麻痺してしまったのか?」と本気で思ってしまうほどでして。あれじゃカーヴァー兄ちゃんも浮かばれませんよ、ローナ…

●『HENRY VIII(ヘンリー8世)
16世紀前半のイングランド王・ヘンリー8世の、彼が即位してから息を引き取るまでの物語。
TVドラマの総集編でDVD2枚組、豆氏は2枚目の最初の方でゲスト出演しています。
暴君ヘンリー8世の圧制に、全国のあちこちで不穏分子がうごめく中、その1つを先導するロバート・アスクを演じたのがショーン・ビーンです。
王の元で中尉として仕えていた過去のあるアスクは、できるだけ流血はさけたいと、直接王と会って話し合いをもちます。王は彼の言い分を心良く聞き入れ、直訴した彼の勇気ある行動を褒めたたえるのですが、それは真っ赤な芝居でした。無事に王との話し合いを終えて帰ってきたアスクを待っていたのは、不穏分子を潰す王の刺客達。たった1人で果敢に戦うも、弓矢(!)に倒れてしまいます。アスクはそのまま城壁に両腕だけで吊るされ、死ぬまで放置されるという、不穏分子へのみせしめの刑罰に処されてしまうのでした。

ロバート・アスク、身体のラインに合った黒系のコスチュームが良いです。そして豆氏の役には珍しく正義の人! でもやっぱり最後は殺される役なのね…(TT) しかも弓矢だなんて…あああボロたん…っ(号泣)
豆氏の出番は少ないんですが、特典映像のキャスト・インタビューは豆氏がトップバッターで、しかも結構長く、いろいろお話してくれます。ちょっと照れくさそうに話す仕種とか、親父なのに妙に可愛いです(笑)
それと、ヘンリー8世の最初の妻、キャサリン・オブ・アラゴンを、シャープ・シリーズでシャープの最初の妻・テレサ役だった女優さんが演じてました。今作での共演はなかったと思いますが、ちょっと嬉しいです。

●『Anna Karenina(アンナ・カレーニナ)
ここのところ豆氏出演作品を買いまくってる私ですが。
悲しいかな日本で売ってる豆氏出演DVDはただでさえ少ないのに売り切れてるのも結構あって、その場合はやむなく英米版DVDを購入、それでも売り切れの時は米版VTRを買ったりするんであります。この「Anna Karenina」もそうです。
「Anna Karenina」はトルストイ原作の、1880年代のラブストーリーです。
ハンサムなロシア青年士官(でいいのかな)と、夫子供もいる上流家庭の夫人との、激しい恋と悲劇の物語。主人公のアンナをソフィー・マルソー、ロシア青年士官をショーン・ビーンが演じています。
豆萌なサイトさんのレビューで知ってはいたのですが。豆氏、すっごいハンサムですっ!! ホントに軍服姿が似合うんですよ〜〜〜☆ 金糸で縁取った軍服姿の格好良さったら! 白い軍服も黒い軍服も、軍帽に大外套姿も、何だってこんなに似合うの豆氏! もう堪りません〜〜〜
豆氏はあくまで純愛な青年士官役で、最後も死なないので(笑)安心して豆鑑賞できました。



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