またもやアメリカは私の怒りのスイッチをいとも簡単に押してしまった。
表向ききれいな事を言って、実は裏で汚い事やるっていうのが最悪で、アメリカはその最たるもんだ。
自然保護団体だの、奉仕団体だの、きれいごとをスローガンにしている団体が山ほどあるくせに
結局の所、自分だけよければいいというエゴイストのかたまりみたいな態度にうんざりだ。
ニュースを見るたび頭くらくらで、高血圧でもないのに血管が切れそうになって、鼻血も出そうな勢いだ。
「主婦、ニュースを見て興奮のあまり鼻血による失血死」もしくは
「テレビ放映中に興奮、脳出血により死亡」なんて見出しが地方新聞に載ったりしたらどうするんだ。
シリアの秘密警察も真っ青のムラ社会の中で、後々まで噂されてしまうじゃないか。
そんな恥ずかしい事態になったら、死んでも死に切れない。
「独裁政権で国民を圧政していたフセインを打倒し、イラクの人達を解放する」などといいつつ、
実はイラクの石油の利権が欲しいだけで、武力でもってうまうまと攻め込んでイラクにいすわり、
自分たちのいいなりになる政治家を仕立て上げ、それに反対する罪無き一般国民を殺しまくっている。
こんな事が許されていいのか?
だいたいサドル氏率いるシーア派の人達はフセイン政権時代には抑圧され続けていて、
フセイン政権が倒れた今、一番開放感に浸ってもいい人たちだ。
フセインにしたって、初めはイスラムの指導者として堅実な政治を行っていた。
公共事業に力をいれ、自国民がまんべんなく豊かになれるように頑張っていた時期もあったのだ。
それを米ソ冷戦時代、ソ連よりだったイランをけん制するためにアメリカがバックについて
武器をガンガン投入し、代理戦争をさせて国を疲弊させたあげく、あんな人物にしてしまった。
そもそも人のものを奪うとか、気に入らないから攻め滅すといった傲慢な考えそのものを持たなければ、戦争は起こらないのだ。
「他国から攻めてこられる」という概念は自分たちこそ侵略しようと狙っているから起こる概念で、
他国を侵略しようという概念を持っていなければ起こらない概念なのだ。
自分がそうだから他人もそうだと思い込むのであって、被害妄想もいいところだ。
今の日本人をみろ、北朝鮮からミサイルを発射されても、攻め込んでこられると思ってる人が何人いることか。
外国が核実験してても対岸の火事のごとくの態度だし、広島、長崎と2ヶ所も原爆落とされてるのに、また落とされるという恐怖すらもってない。
戦争する気ないし、侵略するつもりもないからお気楽なものだ。
侵略されてても表立って虐げられなければ、侵略されてることすら気づかない。
中国は日本軍が中国人を虐殺したとわめいているが、内乱で中国人同士が殺しあった数にははるかに及ばない。
「我々は人民の中を泳ぐ魚だ」といって人民を盾に共産党幹部が逃げまくったから、殺さざるを得なかっただけで、虐殺の習慣を持っているのは中国人だ。
日本は殿様の首で民を助けるという文化で、切腹によって自分の時代を終わりにするが、
中国は民を盾に権力者が逃げて、挙句の果てに民から殺されるか暗殺される文化だ。
もし権力者が投降して自殺していたら、一般市民が死んだ数はもっと少なかったに違いない。
戦争中日本軍は国際法を尊重し、捕虜に対してもその法を守るよう努力したが、
「中国人は残忍きわまりなく、捕虜になったら死ぬよりつらい目に合わされて、挙句の果てに殺されるから、捕虜になったら自決し、日本男児の心意気をみせろ」と指導されていたくらいである。
現に中国の残忍性は事実として当時のフランスの記事にも残っている。
だいたい日本は周りを海に囲まれてチマチマ生きてきたのに、元寇やら、黒船来襲やら常に他国からの侵略に悩まされてきた
見知らぬ奴がやってきては下僕扱いだ。
日本もまた昔は内戦を繰り返し、やっと落ち着いた。
外国からの脅威がなければ海を越えてまで戦争しようなどとは思わなかったのだ。
「やらなければやられる」と恐怖し、外国から脅しつけられて江戸幕府300年の歴史に終止符を打ったのだ。
外国が日本を狙っているから内輪もめしている場合ではないと国家の危機を感じ、明治維新を成功させたのだ。
確かに日本にも悪いところ、まずいやり方は多々あるが、中国との関係も一時は友好関係にあった。
明治維新以降力をつけたことが、列強のカンに触ったらしく、アメリカの介入によって反日、親米が植えつけられた。
あからさまに他者を誹謗中傷し、蹴落とし、自分をいいように見せるのはアメリカの伝統だ。
悪魔のささやき攻撃は磨きぬかれた至極の技だ。
そういう意味で草食動物のようにおとなしい日本人は肉食動物のような列強には永遠に勝てない。
日本が力を出す時は窮鼠猫をかむ状態に陥った時だけだ。
イスラムの人達が「外国人が入ると治安が悪くなる」と言うのはもっともなことだと思う。
価値観が西洋中心の世界観と根本的にかみ合ってないので、うまくやれるわけもないのだ。
現に、第二次世界大戦の戦勝国と接した国の治安は悪くなっている。
だいたい奴らは野蛮でずるがしこくて、自分の利益の事しか考えてない。
相手の立場に立って物を考えるということをしないし、善悪の基準もコロコロ変わる。
そうでなければ戦争は勝てないのだが、戦争して勝つ事がいい事だと、そういう考えが進んだ考えだという、
奴らの価値観が世界でまかり通ってしまっているから、悲劇が後をたたないのだ。
戦争を肯定するなど言語道断だ。
腰巻一丁でヤリ持ってケモノを追いかけてた時代とちっとも思考が変わっとらん。
人間だったら物を創造するという領域に踏み込んでいかんかって感じだ。
石油の奪い合いをする前に、石油に代わるエネルギーや代替物質を考案するという知恵を出せ。
破滅しか生まない武器を考える労力があったら他のものにあてろと私は言いたい。
今も知らないことはたくさんあるが、今より物事を理解していなかった頃はアメリカに憧れた。
でも今は、世界中で一番嫌いな国になった。
アメリカから心温まるエピソードを聞くことが無くなってきて、もたらされるのは不快感ばかりだ。
沖縄のヘリ墜落事件でも、他人の領土で何をするか〜って感じだ。
それに対する日本政府の対応にも怒り爆発だ。
沖縄って日本に返還されたよね、日本の領土だよねって改めて聞きたくなってしまう。
教育機関である大学に墜落したにもかかわらず、責任問題を問わないとはどういうことだ。
落ちたところは日本の領土で、日本の教育機関なのだから、逆に米軍を閉鎖するくらいの勢いがあってもいいくらいだ。
沖縄はアメリカなのか?
日本は独立国として認められていないのか?
アメリカの植民地なのか?
こうして他者から虐げられた怒りが戦争へといざなうのだろう。
逆の立場だったら怒らないのか?と聞いてみたい。
やっぱりどう考えても身勝手でずうずうしい野蛮人でデリカシーにかけているとしか考えられない。
沖縄の人達が抗議する様子をニュースでみて、「心は一緒よ」とテレビに話しかけてしまったほどだ。
Go back America と書いたプラカードを上げて抗議するイラクの人達の気持ちもよくわかる。
お前らほんまに迷惑なんじゃ〜〜〜
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