先日友人と月読というお店に行った。
一応居酒屋の類になると思うのだがちょっとお洒落なお店だった。
概観は黒塗りで、見ただけでは飲食店とは思えない雰囲気をかもしだしている。
店内に入ると、雰囲気としては、千と千尋の世界を思わせるような造りだった。
予約していったので、個室があてがわれた。
個室の入り口には赤いのれんが垂れ下がっていて、
中に入ると照明は落としてあり、黒塗りの壁にオブジェクトスペースが設けてあって、
スポットライトの下に茶器がおいてあった。
部屋の真ん中に黒塗りの長いテーブルがおいてあり、
コースターがわりに金を基調とした着物の帯がひいてあった。
テーブルを挟むように白の革のソファがおいてあり、高級感をかもしだしている
ワイワイガヤガヤ騒ぐというより、しっとりと落ち着いて食事とお酒を楽しめるようになっていた。
しかし、部屋に入った私たちはこの雰囲気が気に入って大はしゃぎである。
「超いい感じーーーーー」
「まるでマダムになったみたーーーい」
「すげぇーーーー」
と叫びまくりであった。
個室は少なく、室外へ一歩外へ出ると、ただ雰囲気のちょっと高級そうな居酒屋といった感じだった。
予約してきた甲斐があったよねぇーーーとお互い顔を見合わせて言い合った。
最近「あ〜〜〜つまらーーーーん」を連呼していた私にとって
久々に楽しいひと時だった。
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