シリアの第一印象
飛行機からみたシリアの景色は真夜中だったこともあって真っ暗だった。
空港に到着予定のアナウンスが流れたがほんまに空港なんかあるんか?
という不安にかられたが滑走路に下りる衝撃が伝わったので
とにかく無事についたんだな、と感じた。
飛行機から出ると、なんとも形容しがたい匂いがした。
はじめて嗅いだ匂いだった。
入国審査のゲートはシリア人、アラブ人、外国人に分かれていた。
入国審査のゲートに着く前に空港内を迷ったので、最後になってしまった。
そんなにたくさんの人が並んでいるわけではないのに
めちゃくちゃ時間がかかった。
なんと、入国審査でパスポートの番号、生年月日から名前まで(しかも親の名前まで)
手書きで台帳に書いているではないか。
そら、時間かかるわと納得した。
空港を出ると調整員(隊員活動が円滑に行われるためのJICAスタッフ)が
迎えに来てくれていた。
迎えの車にのっていよいよダマスカス市内に入っていったが
その道は外灯もなく真っ暗な一本道で市内につくまでめちゃめちゃ遠く感じた。
とりあえず市内のホテルに宿泊する事になった。