先日、TVでシリアが出ていた。
道浪漫という番組でシリアの特産品であるオリーブ石鹸について特集していた。
私がシリアにいたのは1991年の7月から1994年の7月までの3年間。
何故、シリアに居たのかというと、青年海外協力隊に参加して、派遣されたのがシリアだった。
協力隊参加を志した時、私の希望はドミニカ共和国だった。
カリブ海に浮かぶ島で子供たちに体育を教える。おまけにスペイン語を覚える事ができる。
あぁ、なんて素敵なんだろう。
試験を受ける前から私の心はカリブ海へと飛んでいた。
でも、合格通知には「シリア」と書いてあった。
その当時、湾岸戦争をしていたのでなんとなくは場所をしっていた、しかし、
「シリアって一体どこやねん」慌てて高校時代の世界地図で探した。
シリアは北にトルコ、東にイラク、南にジョルダン、西にイスラエルとレバノンを国境に持つ
なんともすごいとこにあるではないか。
おまけにその当時は湾岸戦争中だったから友達には「戦争しにいくのか?」
などと言われた。
両親が大反対したのはいうまでもない。
でも、どうしても行きたかった。
ドミニカに行けなかったというのはとても残念だったがシリアでもどこでも
とにかく協力隊に参加したかった。