ABBA SURVIVAL FAN CLUB ニュースレター第2号
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発行日 | 85年7月14日 |
編集人 | 浩子 |
BJORN,BENNYがTIM RICE(イギリスのミュージカル・プロテューサー)と手を組んで制作したミュージカルで,今年の秋上演予定。“今世紀最大のミュージカル”と言われている。収録曲の“One Night In Bangkok”は全米で最高3位,全英では6位,加,豪,西独ではそれぞれ1位を記録し,“I Know Him So Well”は全英をはじめ全ヨーロッパで大ヒットし,イギリスでは,見事No.1に輝いた。
序曲とも言える“Mirano”は,壮大なスケールで序曲にはピッタリ。一転ロック調リズムになるところなんかは新鮮でとてもいい。“The American And Florence”では,ミュージカルぽくポップさもそなえているし,“Chess”は,なにかもの悲しげなメロディで最高!! B面では東洋風リズムかつモダンなディスコ・ロックの“One Night In Bangkok”,きれいなバラードの“Heaven Help My Heart”。“I Know Him So Well”同様Elaine PaigeとBarbara Dicksonの透きとおった声が光ってますね。
私は,このLPを聞いて,まず,ロック・ポップス・ディスコ・クラシック・マーチ・バラード・インストゥルメンタル・デュエットなど,まるで,おもちゃ箱をひっくりかえした様な印象を受けた。とても楽しいLPだというのが,端的にいった感想である。曲調だけでなく,このミュージカル自体のストーリーもチェスの試合から東西,米ソ対立の国際問題にまでおよぶとても興味深いものになっている。
レコードを聞くだけではなく,今年の秋に欧米で始まるこのミュージカルをぜひ見たいものである。
今春,アグネタは,「Wrap your Arms around me」に続く,ソロLP「Eyes of a woman」をリリースしました。
1stは,Fridaの1stと比べて個人的には,今一歩っていった感じだったと思う。バラードっぽいスローな曲ばかり,もちろん"To Love"などのいい曲もありました。でも,もっとPopでダンサブル,ロックぽい曲をいれてほしかった。でも,2ndは,そういう風になった。これは日本人好みのサウンドたと思います。
A−1の"One Way Love"を始め,"Just One Heart","I Won't Let You Go"などシングルにすれば結構いけると思います。
アグネタ自身大きくなりました。バラードを歌わしたら,右に出るものはいないほどなのに,ロックっぽい曲もバッチリこなしているんだから,とても幅広く歌える人なんですね。ここら辺は,もしかして,Fridaを意識しているのかな?
日本では,発売未定ですが,「Eyes of a Woman」を手に入れたい方,今すぐに新宿アルタ四階のシスコという輸入レコード屋へ行こう。ここでは,まだ何枚か売っている!!
前作以上のアルバムの出来のよさに思わず感動!!
さすがアバのリードヴォーカルだけあって魅力たっぷりの一枚にし上がっている。今回は前作以上にみがきがかかっていてかつアバの雰囲気も漂っているので僕個人としてはこの作品を高く評価している。
特にシングルカットナンバー(?)の"ONE WAY LOVE"はとてもシンプルでその上大ヒットまちがいなしと見ている。他にもアルバムタイトル曲の"EYES OF A WOMAN"やA−4の"I WON'T LET YOU GO"はとてもポップでアバファンには親しみやすい。
とにかくこれは実感して聴いてみるのが一番である。
作.仁
Agnetha.......
Bjorn........
Benny.........
Anni-frid.........
この世に降りた音楽の天使達…‥あなた達の歌には神が宿っている
私はいつも………そう思うのだ
相変わらず恋人との噂が絶えないアグネタは,近頃話題になったカレ氏と別れ,(今じゃ誰が一番最近のカレ氏だったんだか不明)新居へ移ったそうです。もっともこれは,マスコミ攻撃等から逃れるためで,家の中まで入り込んで来る人が,後を絶たないので,思いあまった彼女は,家に,バリケードを張り,監視カメラを取り付け,庭には犬を放しているそう……。かわいそうというのか,なんていうのか‥‥。
一方,離別後ロンドン暮らしだったフリーダは,イギリスの高い税金に耐えきれなくなり,今度はスイスに移って,ちゃっかり新しい恋人を見つけたそうです。
去年の冬,ビョルンもロンドンへ移ってしまったということで,(写真は,ビョルンを空港まで見送りに来たアグネタ,恋人のハンス・ブルームベリ,長男のクリスチャンと,長女のリンダ。大きくなりましたねェーーーーッ!)さらに遠のいてしまったカンジですねェ。アバの再活動は,ま,気長に待ちましょうネ,みなさん!
去年の暮,ベニーはストックホルム北東のエステルマルム区のカーラ通りへ引越ました。これがそのマンションの全貌です。
(1)入口 (2)ホール (3)浴室 (4)寝室 (5)社交室 (6)台所 (7)ティールーム (8)食堂 (9)居間 (10)書斎 (11)仕事部屋 (12)衣装部屋 (13)バルコニー (14)玄関
全部で300平方メートルもあるこの家,ベニーと新妻のモーナと4才になる息子のルードヴィークの3人で住んでいる。これはなかなか大したものである。やはり,今までのかせぎのものすごさが,この家の見取り図からよくうかがえる。
図は割愛します
★こんにちは!! アグネタについての情報を得たのでお知らせします。
彼女はノルウェーのテレビショーに出演し,この番組のビデオがアメリカに送られるそうです。また,ヨーロッパでNEW LPのプロモーションを行っているようです。その前にはスイスのモントールで音楽祭に出演しました。
★質問があるのですが,"One Night In Bangkok"は日本でも発売されていますか? また,もしもAbbaのレコードが発売されたらどこのレーベルから発売されますか?
A: RCAレコードから3月5日に2枚組アルバムが発売されました。同時に12inchシングルも発売されています。また,新しいレーベルについては,今のところ,未定です。
★Abbaに関するニュースはあいかわらず少ないのですが,少々……。5月の中旬にポーラー・ミュージックでパーティーが行われ,そこにはAbbaを始め,ポーラー・ミュージックのアーティスト達が集まりましたが,残念ながらFridaの姿が見あたりませんでした。
Fridaは"Shine"で,そしてAgnethaは"Eyes Of A Woman"で,ゴールド・ディスクをそれぞれもらいました。
えー今回は,永久保存版の輸入本“ABBA”を抽選で一名の方にプレゼントしたいと思います。
御希望の方はハガキ又は手紙に住所・氏名・年齢を添えてこちらの住所までお送り下さい!!
住所は割愛します
今迄,バックアップしてくれていたディスコメイトレコードが廃業になり,ASFCでは資金源にいろいろと困っています。それで,年間費として1人¥1,000徴収したいと思いますので,よろしくお願いします。8/15までにお送り下さい!!
7か月ぶりにやっとNewsLetter第2号を発行することができスタッフ一同ホッとしております。残念ながらディスコメイトレコードがなくなってしまった為,今レコード店に並んでいるものが最後です。まだ持っていないレコードは早めに買いましょう。
Special thanks to Masanori, Reiko and Nana.
published: 1985-07-14
by ABBA Survival Fan Club
reconstructed: 2001-03-18
last updated: 2001-03-25
by
MURAKAMI Chifumi