サイドグラスが割れた

 ある夏の日、車の周りに見慣れない物が散乱していた。なんと右サイドグラスが粉々になっていたのだ。周りに凶器や石等もなく、蹴ったくらいでは割れないはずなので原因は謎だった。もともとガラスの角の部分が欠けていたので、夏の温度変化に絶えきれずに割れたのではないかと言うのが私の中の有力説だ。コルベットのウィンドウレギュレーターはかなりガラスに力が加わっており何等かの拍子でその力に耐えられなくなったとも考えている。強化ガラスは一カ所でも欠けると粉々になるので、それら2つの応力が加わったと考えるのが普通だろう。
 ガラスは例のボルボの友人に調達をお願いしたところ、新品が約3万円で購入できた。これは日本に最後の一枚と言われたものだ。PPGガラス製だった。しかし、このガラスオリジナルと比べると若干アールが異なるのだ。よって、窓を閉めるときに中から押しながら締めないと、トップのウェザーストリップにうまく入らない。だが、時間が経つにつれ徐々になじんできたようだ。
 組付けはとても一人で出来る物ではなかった。ガラスも重いし、結構やっかいなので、もし交換することになったら助っ人を用意しておこう。ちなみに、中古ガラスは2万5千円程度で入手できるようだ。

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