| −こいばな番外編第8話−
 第4回ゴールドウィング東北大会
 (in 青森)
 
   
さて今回は基板ネタではありません。毎年恒例のオートバイ仲間の集いを紹介させて頂きますこと御容赦の程を。
 
 2001年9月1日〜9月2日の二日間、
 青森は弘前で第4回ゴールドウィング東北大会が開催されまして、計195台
 (参加者200人余り)、GL1500がメインで大型バイクが集まりました。
 
 相変わらずのオートバイ仲間、年齢差とか関係無く直ぐ友達感覚で話し合える
 楽しさはまた別格でありましょう。
 今年参加された最高齢の方は80才。(大正生まれ)
 夜の懇親会で館主と同席だった秋田からハーレーでいらっしゃった方も70才。
 聞いた所によるとバイクが健康の秘訣とか。
 冬になるとスキー場でスノーボードを楽しまれるそうで、老いて増々盛んとは
 まさにこの事でしょう。館主もこうなりたいものですね。(^^)
 
 それでは会場で見かけた珍しいバイクの紹介等をして参りましょう。(^^)
 
 
 
2001年9月1日
 
 早朝、途中のサービスエリアで待ち合わせて、宮城GLクラブの参加メンバーが
 集結。約10台(サイドカー,トライク,ソロ)で東北自動車道を一路北に。
 目的地は青森県弘前市。
 
 宮城GLクラブ、メインはゴールドウィングでありますが、全員がそうと言う
 訳ではありません。
 
 今回参加したメンバーのSさんのバイクは…ほら。(左下の画像)
 珍しいロシア製軍用バイクのようです。
 登録上は「普通車」。普通免許で乗れる代わりに車庫証明が必要になるところが
 面白いですね。
 
 ついでですが、メンバーのNさんのトライク(GL1500の三輪車)の
 キャリアー(リアカー)にクーラーボックスが付いてたのを見掛け、
 つい面白かったもので撮影してみました。(右下の画像)
 そう言えば今回不参加だった仙○市WさんのGLサイドカーにも同様に
 クーラーボックスが付いているのですが…
 Wさん休憩中でも電気を供給する目的でエンジンを切りません。
 先日訳を聞いてみたら、
 「中に入っている○ールがあったまっちまうがら。」
 …いや、聞かなかったことに…(^^;;
 
     
      写真左上:リッター11Kmの不経済ロシアバイク。ガスむってんでは?写真右上:トライクとキャリアーの間にある黒い箱がクーラーボックス
 
 弘前の会場に到着した館主、早速他のバイクを見て歩くことに。
 毎度ワクワクします。
 …相変わらず館主のバイクが一番地味なのは言うまでもありません。
 以前
 「いやあ、あっくんのGLのように、なーんも付いて無いのも質素で
 良いもんだよ!」(^O^)
 と言われた事がありましたが…これ素直に喜んで良いのかしら… (;_;)
 
 早速見つけたのは新型、「GL1800」。
 マイナーチェンジで従来の1520ccのエンジンは1800ccに。
 やはりと言うか、早速乗り換えた方が参加されてましたねえ、10台も。(^^;
 館主も現物を見るのは初めてでしたが、エンジンが大きくなったとは言っても
 まるっちくなった車体の為か、GL1500よりも一回りコンパクトに見えます。
 早々にサイドカー仕様にされた方がいらっしゃったのには驚きです…。
 (下の画像)
 
     
      対抗馬BMWを強く意識したお洒落なデザインのGL1800軍団
 そうこうしているうちに続々と集まってくるGL、ハーレー、トライク…
 画像左下のようなアメリカンPOLICE風GLは見ていて格好良いですが、
 車に乗っていたらどっきりするところでしょう。
 今回撮り逃してしまいましたが、服装がまんま日本の白バイ隊な方も
 いらっしゃって、
 「いや、追い付いた車に乗っているドライバーが慌ててシートベルトを
 し始まるんだな…。(^^;」
 とかおっしゃってましたっけ。
 
 画像右下のトライクは迫力ありましたねえ。楽チンで気持ち良さそうです。
 
     
下は珍しいワルキューレ(GL1500と同じエンジンを積んだ純アメリカンなオートバイ)のトライク。
 まさかこのオートバイをトライクにする方がいらっしゃったとは驚きで、もう
 何でもありありですね。(笑)
 
   
更に集まり続けるオートバイ。画像左下は今回友情参加の正統派ハーレーのサイドカー。
 トラディッショナルな香りが濃厚で渋さが光りますね。
 
 画像右下はKANON(5800cc)。何ですか、350馬力あると聞きますが
 日本には全く無用なオートバイですね。(笑)
 やはりと言うか、珍しくて人だかりが常にできていました。
 
     
展示車コーナーを見てみると…ありましたね。とびきりお洒落なGL1800のサイドカー。
 まあ、見るだけはタダですんで館主しっかり目の保養にさせて頂きました。
 
     
         実にお洒落。運転席から見るパネルはまるで乗用車。
 トライク(三輪車)のコーナーにはGL1500とGL1800の2台が展示
 されていました。(画像左下)
 こうして比較してみると
 13年マイナーチェンジしなかったGL1500の方は無骨な漢らしさ、
 GL1800の方はBMWばりにイマいボディーライン、
 そんな違いがありますね。
 まあ、個人的には見なれた1500の方が存在感があって好きなのですが…。
 (小声で読むように)
 
 展示されていたトライクの中に、後部カバーを外したものが置いてありましたので
 これも撮っておきました。(画像右下)
 なる程、中はこんなんなってたんですね。(^^)
 
     
ついでに面白いものを見つけたのは、珍しいスズキの400ccスクーター(SkyWave)のトライクの展示。
 三輪車は法改正で普通車扱い(普通免許で乗れます)になった訳であります
 けれども、…なんか不思議な感じです。(笑)
 
   
        400ccスクータートライクは改造費40万、登録料20万の計60万で乗れるようになります。(オートバイ価格は別です)
 
 
 で、今回集まったバイクの中で最も驚いたのは以下のもの。
 名前は「RYUJIN」。
 土台になるオートバイはワルキューレなのですが、…
 …いや、変わるものですね。(^^;
 これ程斬新的なフォルムを持つオートバイを見たのはハンス・ムートの「刀」
 以来でしょう。
 … …ええお値段は328万だそうでございます。
 無縁な館主は、ああそう?と言ったところで。
 
     
 9月1日も日が暮れ、夜は懇親会。
 まあ、皆様には興味の無い身内ネタでありますが、大会開催までの
 青森GLクラブのメンバーによる1年間の準備の苦労の成果をほんの少しばかり
 紹介させて頂きましょう。
 下の画像はねぷた祭りの催しもの。いかにも青森してて良いですね。(^^)
 毎年東北各県持ち回りで行われる東北大会ですが、皆仕事の合間に準備を
 進めているもので、実は「東北ウィング会」は
 アマチュアによるボランティア的な集まり
 なんだと言う事、知ってて頂けましたら。
 
   
2001年9月1日
 
 ごく真面目なお話をします。
 非常に残念なことに今年の参加車による交通安全パレードは事情により無し。
 実は、青森県警のご理解を頂けなかったのです。
 なんですか、昨年ハーレーが青森に数千台集まる催し物があった?事が原因
 とか。
 夜を徹してのライダー達によるドンチャン騒ぎと爆音と解散後のゴミの山々…。
 一晩中警察に苦情電話が鳴り響きまして…。
 (館主、事情を聞いてとても恥ずかしい思いをしました。)
 ええ、ハーレーに罪はありませんですが、「集まるのも自由、解散も自由」と言う
 かなりいい加減な催しを開催した主催者に対し、館主きつくクレームを申し
 上げておきましょうとも。催し物の不備は管理する主催者の責任です。
 
 我々GLライダーが行く先々で常に言われるのは、
 「大きなバイク!これ、ハーレーって言うんですよね?」
 という事であって、一般の方々には同じ仲間と思われておりますことを知ってて
 欲しいものです。
 
 無事解散式が終わり、各自帰路に付く事に。
 帰り道すがら十和田湖はドシャぶり。
 こんな時オートバイは辛いものがありますね。(^^;
 ですがそんな中、一人楽そうにしていらっしゃったのは岩手の方でしょうか。
 もう何も言いません、以下の画像を御覧下さい…。
 
   
いいですねえ、全天候型オートバイとでも言うのでしょうか。(^^)
 このオートバイ、帰って来て画像を見てから気が付いたのですが…、
 サイドカー付きトライクだったんですね…。
 平たく言えばタイヤの数は4つ。
 
 まあ、普通車の免許で乗れる四輪車と言ったところで、…文章だけではこの妙な
 感じは伝わらないでしょうね。(^^;;
 
−あとがき−
 
 パレードが無いのは不本意でしたが、それは忘れる事にして。
 今年も楽しかったですねえ。(^^)
 来年開催は福島県。また行きましょうとも!
 
 最後に、会場で撮った館主の記念写真などを1枚。
 オートバイは先述のSさんのロシア製サイドカー。
 …脇からゲンコツを出したのは良いが、親指が教育的指導でクラブの品位を
 落とした某メンバーに反省を促しておきましょう。
 いや、…実態はこんなもんなんですがと言ったところで。(笑)
 
   
 
by:館主
 
 
 
←前のこいばなへ         戻る
          次のこいばなへ→
 
 メインに戻る
 
 
 
 |