| −こいばな番外編第2話−
 道楽社長日記その1
 
さてさて、また本筋から外れてこんな下らないものをUPしてしまいました。(^^;
 別に基板ネタが無い訳ではないのですが、ちょっと面白い話を聞いてしまったもの
 で、これは是非ここ隠しコンテンツにUPしておきたいと。
 
 前回のこいばな番外編で紹介してました、
 バナナを食いながら高速道路をバイクで走った道楽社長
 の最近の逸話を紹介させて頂きます。
 何も言いませんが、相変わらずの社長のパフォーマンスは紙一重ですねえ…。
 ささ、早速紹介致しましょう。
 
 
 
−最近の道楽社長の動向−
 
 社長、なんだかインターネットを始めたとのこと。
 目的は顧客管理と、数年後に訪れるハーレーの部品発注。(以後、ネット上でしか
 注文を受け付けなくなるとか。)
 それから、ゆくゆくはバイク屋のHPを開設して営業活動もしてみたいとか。
 (もしそうなったらうちでもリンク貼る事になるのは必至で、ここのコンテンツも
 削除しないといけなくなりますね。…なんせこんな場末のHPの隠しコンテンツとは
 言え、こんなに好き放題言われているなんて、まさかまさか思ってもいないでしょう
 から…。(^^; )
 現在キーボード相手に指1本で奮戦しているとの事で、50過ぎてからのパソコン、
 なかなか大変です…。
 …それでもメールのやり取りは少し覚えたらしく、
 
 「いやあ、知り合いのおねーちゃんにメールしたんだけれども
 返事来なくてさあ…」(^O^)
 
 だとか… …いや、動機はどうあれ、覚える気があるのは立派です社長!(^^;
 
−1999年10月某日−
 
 どう言う経緯かは知らないが、腕前を買われてか、ハーレーダビッドソンの
 サイドカーを陸送する依頼が道楽社長に舞い込んで来た。(詳細は不明)
 
 依頼の主は某テレビ局。「釣り○カ日記」なるドラマのロケで使用するものだそう
 で、何でもスーさんなる人物が乗るシーンに使うものとのこと。
 (館主、このドラマ良く知りません。サイドカーは最新型のブルーのやつで、乗り
 味も随分良かったとか…。)
 
 … … … … … …
 
 陸送当日、テレビ局の担当者が陸送に同伴。
 担当者は舟(サイドカーをこう呼びます。)に乗り込むことに。
 サイドカーにはロケで使う、スーさんの鼠色のスーツも積まれ、程なくして出発。
 エンジンも軽やかに軽快に滑り出すハーレー。
 …昔のハーレーと違って、今は大衆向けの乗り味でとても扱い易い。
 
 社長「いや、(乗っていて)恐くないですか?」
 担当「あ、大丈夫ですよ!」(^O^)(サイドカーにたいそう御機嫌の模様。)
 社長「あ、そ…。… … …(全然恐くないのね?)… (^^) …」
 
 同伴の担当者は「あ、そ…。」の実は深い意味を知る由もなく、
 一般道の快適なツーリングをしばしご満悦。
 
 …やがて一般道から外れ、ハーレーは山道に突入…。
 
 さて曲がりくねった上り道、社長が大人しく運転するはずがない。
 徐々にスピードが上がる。
 加速してコーナーに突っ込むハーレー、横Gが担当者を襲う。
 
 担当「!!…なんか飛ばし過ぎていないですか??」
 社長「いや…」(^^)
 
 加速し続けるハーレー、横Gなぞ、実はほんの序章にしか過ぎなかった…。
 
 道楽社長が徐々に運転に本腰を入れ始める。スピードは落ちる事を知らない。
 コーナー毎に激しさを増していく横G。
 
 担当「あああ!ちょっとちょっと!!…つつつ…」
 社長「いや…」(^^)
 
 たまらず叫び出す担当者。担当者の顔に不安な表情が浮かぶ。
 
 やがて上り坂が終わり、今度は下り坂の左コーナーに突入。
 
 「キャーーーーーーー!!!」
 …コーナーで後輪がドリフトする音。
 
 「きゃーーーーーーー!!!」
 …舟に乗る担当者の叫び声。
 
 担当「や、止めて下さい!!頼みますから!!」
 社長「いや…」(^^)
 担当「た、助けてえええ!!… !? …あああああああああ!!!」
 
 なんとも悲痛な会話が続く最中、今度は右コーナーにハーレーは突っ込んでいて、
 …なんと今度は舟が宙を浮いていた。
 社長の18番、サイドカーのコーナー片輪走行。
 社長、すっかり本気モード。
 
 実はこの道楽社長、サイドカーのレーサー上がり。(本当!!)
 ドリフト、方輪なんでも自在な凄腕の持ち主なのであった…。
 
 「キャーーーーーーー!!」
 「きゃーーーーーーー!!」
 「フワッ」
 「あああああああああ!!」
 「キャーーーーーーー!!」
 「きゃーーーーーーー!!」
 「フワッ」
 「あああああああああ!!」
 …コーナー毎に上がる担当者の悲鳴。
 
 担当「も、もう、止めてくれえええええええ!!!(;_;)」
 社長「いや…」(^^)
 
 そうこうしているうちに、あるコーナーに突入した際、反対車線に上ってきた
 乗用車が1台。
 
 「キャキャキャキャキャキャ!!」(フルブレーキ)
 
 ライン一杯を使って走っていたハーレー、下り坂なので容易に止まれない。
 …一瞬の静寂…
 体を一杯バイク側に寄せ、両手で車体にすがりついている担当者…。
 車と舟が拳一つのところで停車していて、事故は回避されていた…。
 … … … … … …
 
 「ばっかやろう!危ねえじゃねーか!!」
 
 社長の口からいきなり怒号が飛ぶ。
 社長は「絶対に自分は悪く無い」と確信しているのだ。
 そう、いつだってそうなのだ。
 
 社長のあまりの剣幕に圧倒され、ゆるゆるとバックをし、道を譲る乗用車。
 … … … … … …
 
 そんなこんなでハーレーは無事ロケ地に到着。
 …放心状態だった担当者、やがて仕事の責任感から、おもむろに口を開く…。
 
 担当「バイク、壊さないで下さいね…」
 
 社長「いや…」(^^)
 
−あとがき−
 
 相変わらずですね、この社長。皆様は決して真似しないで下さいね!(^^;;;
 そう言えば
 
 「高速道路をバナナを食べながらバイクを運転していた」件、
 
 直接本人に確認できたのですが、この逸話は事実と異なりました。
 
 本人談
 「いや、あん時は缶コーヒーと、とうもろこしだったんだあ!」(^O^)
 
 …あくまでここは実話を紹介するところ。
 前回の誤りをこの場で訂正させて頂きます。
 
 … … なんかどーでもいー事なんですけどね。(笑)
 
 
 
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