レビュー第7回

DANCING EYES(ダンシングアイ)
(CopyRight:namco)

怪しい「女体にサル」
     

さてさて、硬派なゲームばかりでは折角のお客様の足も遠のくと言うものです。
こんなゲームをUPするのは館主大変不本意ですが、やはり幅広いジャンルをUP
してこそエンターテインメントなHPであります。
…既に言い訳である事がバレバレだったりしますがまあ良いですよね。(笑)
館主このゲーム、言うまでもなく大好きなのです。

1996年、ゲーメストの裏表紙に「女体に猿、ちょっと怪しめ」のコピーで
パンチラ制服娘の胸をよじ登るお猿さんが妙なインパクトの広告が掲載され
ました。
メーカーはあのnamco!全くなんと何の前振りも無くやってくれました!
程無くゲームは市場にお目見えしましたが…いや、もう何も言いますまい。
我々サラリーマンゲーマーが狂喜演舞したポリゴン3Dな女体を覆う服を
切り取って行くゲームなのです。(*^^*)
おぢさん、いや館主はこんなゲームを待っておりました!!
この時程namcoさんに心底感謝した事はありません。
さて、前置きはいい加減にして早速ゲームを紹介して参りましょう。

                        館主基板推薦度:☆☆☆☆
                   
     (基板は安くてお買い得)
    

CopyRight:namco
既にデモ画面からしてきてます…。


−セレクトに悩むお猿さん−

 ゲーム構成は全15ステージ。1ステージ毎に
 3パターンの内の好みの女の娘(?)をセレク
 トします。セレクトに悩んでいると、勝手に
 時間切れで強制セレクトされてしまいますから
 気が抜けません!
 左の画像は道中セレクトに悩むお猿さんの図
 です。三角柱のパネルがくるくる回り、3パタ
 ーンの紹介が始まります。全くどの娘を選ぼう
 かと迷っている、かわらしいお猿さんですね。

    CopyRight:namco


−山越え谷越えお猿さん大活躍−

 女の娘を決定したら、いよいよお猿さんの山越
 え谷越えの行脚が始まります。女の娘の服の
 上に描かれている線上を移動しブロック化して
 いる服を1周歩いて紐で囲めば、その内側の服
 がはじけてて無くなるシステムです。一度に複
 数のブロックを囲む事も可能です。操作方法は
 4方向レバー1ボタン。ボタンを押している間
 線上に杭が打たれ紐がゴムのようにスルスル
 伸びて行きます。…それにしても羨ましい奴!

    CopyRight:namco


−パワーアップアイテム−

 女の娘の服のあちこちに、点滅したブロックが
 存在し、そこを囲めばアイテムが出現します。
 スピードアップ,パネル反転,X攻撃,Y攻撃
 W攻撃,タイムストップ,タイムボーナス,
 1UP,無敵,ビリビリ攻撃,そして究極の
 全消し(多少あちこち「はぎれ」が残る場合も
 あります。)があります。アイテムを取ると取
 らないでは、ゲーム進行上、難易度にかなりの
 差が出てくるので必ずゲットしましょう!

    CopyRight:namco 

左下の画像は上述の最強な全消しアイテムを取った瞬間です。
女の娘の服が一斉に作列!これでもう殆どクリアは確実で、右下のように
全て(少し語弊がありますが)剥ぎ取ってミッションコンプリートと
なります。ああ有難やアイテム様様と言ったところでしょう。
しかし女の娘のあられもない姿と言ったら…(^^; 敵キャラに追いかけられて
ばかりで悔しい思いをしてきた事など一辺に吹き飛んでしまいます。

   

               CopyRight:namco


−プレイヤーに起因する、意外に高い難易度−

 次々と面クリアして行く内に意外な強敵が出現
 する事に気が付きます。実は強敵はプレイヤー
 自身であり、左の画面を見れば漢の方ならば
 ご理解頂けるかと思いますが、どうにもゲーム
 に関係無いはずの背景が目に入ってしまい、
 ついつい注意がそらされてしまうのです。もう
 追いかけて来る敵キャラどころでは無く、
 こんな難易度のあり方など全くふとどきで館主
 は多いに気に入っている次第であります。

     CopyRight:namco 


-クリア後に問われるゲーマーの真価-

全て(いや…いいです…)のはぎれ(パネル)を剥ぎ取ってステージクリアした後に
は快楽の神秘、悦楽の境地、なんとサービス!
御褒美タイムがあるのです!!(*′_`*)

クリア後、女の娘は服も着ないまま怪しげに踊り出しますが、プレイヤーがレバー
とボタンを駆使して女の娘を見る視点を変える事ができるのです。(約10秒間)
レバーで360度、前から後ろから、上から下から視点がグリグリ変わります。

それからボタン。押せば近づき離せば遠のく、このレバーとボタンによる絶妙な
コンパネ捌きが一流となればビートマニアに負けない位、ギャラリーから拍手喝采
される事間違いありません。
女の娘も踊って立ったりしゃがんだり回ったりしていますので、慣れない内は思う
ような視点に合わせる事ができません。一日も早くパターンを覚えましょう!!

実はこのゲーム、メインの「アミダー」もどきのゲームなどさして重要でなく、この
ご褒美タイムこそゲーマーとしての真の技量が試される修練の場なのです。
以下に館主のコンパネ捌きの修練の成果を4ショット掲載致します。

   

               CopyRight:namco(上の2画像)
   

   

               CopyRight:namco(上の2画像) 


−あとがき−

このゲーム、メインのゲーム進行より御褒美タイムの方に真のゲーマーの資質が
問われると述べましたが、あまり趣味の良くないアンダーアングルばかりを
攻めると却って仲間に疑われるので気を付けた方がよろしいかとは
ちっとも思わない館主であります。

実はこのゲーム、出演キャラは全て女の娘と言う訳では無く、中には「ムキムキ
マッチョマン」
やら「制服男子高校生」他、多数怪しいものも存在します。もし新宿
歌舞伎町のゲーセンでこれをセレクトしプレーすれば、その筋な方々にギャラリー
受けしてお近づきになれる事受け合いですので、勇気のある方は是非試されて
下さいましたら。(…もう誰もこのHPに来てくれなくなるかも…)

…ええと、話のお口直しに下の決定的瞬間画像をどうぞ。おおなんとサービス!

                Copiright:namco
  
胸の先っちょに透けて見えるのは何かとお問い合わせ頂いても館主は一切コメントできません。

そう言えばこのゲーム「御褒美のCGを見る為に途中のダルな、さして重要で
無い戦闘コマンドが足かせになっている某ハイクオリティーコンシュマーRPG」と
似たコンセプトかもしれませんが、namcoさんの名誉の為に言わせてもらえば
こちらの方がゲーム性がしっかりしていて決してごまかしの足かせになっていない
分、100倍ましです。(「まし」と言うと又語弊があります。ゲームとしても良い
仕上がりになっているのは事実です。)

最後に、namcoさん、我々サラリーマンゲーマーの為に「ダンシングアイ2」
出して下さいませー!!
                                  by館主



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