さてさて、前回の「モモコ１２０％」のコンテンツのお陰で館主、一部の身内から
「パンツ見せのロ○コン男」
と全く言われの無い折り紙を付けられてしまいました…。(T_T)
（まあ敢えて否定はしませんが）

純粋にオールドゲームを紹介したかった館主にとっては大変不本意な事でした
ので、今回は新規一転、漢一筋な熱いゲームの紹介をさせて頂きます。

このゲームは１９９３年、格闘技ものが隆盛を極めているご時世にお目見えした
アクションゲームです。
ゲームシステム自体は格闘技ゲーマーにとても判り易い仕様で、どちらかと言えば
一種の「凝った格闘もの」とジャンル分けしてしまっても良いもので、当時の
プレイヤー層を 良く考慮していた節が伺えます。
当時のゲーメストでも詳しく取り上げられ、結構人気機種だった記憶がありますが
独特の濃い世界観は今遊んでもなかなかイケて楽しく、飽きが来ません。
基板屋さんのリストに今でもたまに上がる機種ですので、格闘技ものが得意な方
なら是非購入をお薦めします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　館主基板推薦度：☆☆☆
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（漢なら黙って買うべし）

−ゲームストーリー−

世界征服を企む「ハッピードロッパーズ」の 　悪玉３人により地球の各所にばらまかれて 　しまった怪物を打ち倒し、最後は敵戦艦に乗り 　込んで行き、３人を懲らしめて一件落着となる 　ストーリーです。 　左の画像は上述の悪玉３人組なのですが、 　あのアニメのまんまパクりなのは目をつむると 　して、大変シツエーションが判り易い効果が 　あるのは確かなようですね。(^^;

　　　　CopyRight:Konami


−キャラクター紹介−

小鉄。このキャラクター抜きにこのゲームは 　語れません。 　俳句と精神修行が趣味なフンドシ姿の大和漢 　２９才。中国拳法、忍術、骨法を修行で身に 　付け、自分の命をも引き換えに敵を断つその 　壮絶さは熱血漢の証。 　キリリと締めた白フンドシに筋肉質な尻は潔い 　漢の香りがします。…兄貴ぃ！！

　　　　CopyRight:Konami

　その他の方々

　　　

小鉄以外の自キャラとして「イーグル」「アン」がいます。（上の画像）
イーグルは国籍、年齢不明のプロレス好き。アンはヨガ、クッキングが趣味と言う
変なイギリス人２２才の大年増でして、異様なコスチュームが恐いです。

−ゲーム構成−

このゲームはハッピードロッパーズの本拠地（戦艦）に乗り込む前に怪物６匹を
倒さなければなりません。
怪物との戦いは対ＣＰＵ戦で、２人プレーの際には協力プレーになります。
システムはモニター上のゲージを削り合う方式のまんま某社の格闘もので、
コマンド入力で特殊技が出せたりもします。（左下の画像）
それにしても敵の攻撃もまんま某社の格闘ゲームです。右下の画像…
いや、何でもないですコナミさん…。

　　　

このゲームのウリは、２人同時プレーの際にプレイヤーが息を合わせて
コマンド入力する「合体攻撃」があるところです。
「ダブル天砲」「ダブルサンダー」「ダブルハリケーン」の３種の合体技があって、
どうも１Ｐのキャラに合わせたダブル技が出るようです。
下はイーグルとアンが合体して「ダブルサンダー」をお見舞いしたところです。

それにしても、各面のザコ怪物、個性派揃いで実にナイスでして、
ＶＧＭの格好良さもコナミならでは。
特に戦闘の冒頭でいきなり流れ出す「戦え！ダダンダーン」の歌！…痺れます。
これって
子門○人さんが本当に歌っている
のですから、タ○ノコプロなノリの濃い世界観にはピッタリですね。


−いよいよ決戦の時が来た！−

個性派揃いの怪物供を無事倒し終えたら、いよいよハッピードロッパーズの
本拠地、戦艦に突入です。
シナモンモドキ博士に「諸君、いよいよ決戦の時が来た！行け！！」
と言われ、ガッ○ャマンモドキ戦闘機から敵陣に乗り移ります。
ここから先はまんまファイ○ルファイト宜しくザコ敵を倒しながら左にスクロール
して進んで行きます。
途中、ハッピー様の子分「ミスター・チン」と「ガルガ」が中ボスとして戦闘メカに
乗って応戦して来ます。（下の画像）

　　　

さあ、いよいよラスボス、ハッピー様のお出ましです。彼女を見事倒せば
エンディングです。

−あとがき−

このゲーム、１コインクリアすると真のエンディングを見る事ができます。
真のエンディングは正義の３人組が戦闘機上でこちらを向いて「決め！」の
ポーズを取ることと…　…いやいや、ここから先は言いますまい。
基板を購入すれば「残９人＋ＥＡＳＹ設定」で容易に１コインは可能となります
から、是非ご自分で試されて下さいね。

それにしてもこのゲーム、コンシュマーに移植されませんね…。
最後に、このゲームのインストを見る機会がありましたら、是非インスト右下の
文章に留意下さいね。何だか笑えます。(^^;
ですが館主熱く遊べた良質のゲームである事は間違い無い事を申し添えて
おきまして今回のレビューの締めくくりとさせて頂きます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　by館主

そうそう、ゲーメストの某編集部員さんの誤植のおとしまえは小鉄のコスプレの
はずでしたね。（笑）…今となっては良い思い出です。(^^)
ゲーメスト復活しないかしらねえ…。(T_T)

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