その2
2001年5月12日(土)JFA木祖大会 こだまの森
 今までフリスビー大会は見学も含めて4回行ったんだけど、神奈川、東京、千葉と全部近県ばっかりだった。遠くで大会があるのも、遠征して出場している人がいるのも知ってたけど我が家には無縁なことと思ってた。
 公園の仲間達と横須賀大会に出たことでみんな俄かに大会出場熱が盛り上り、それじゃ熱の冷めないうちにまたまた大会に出ようということになった。ちょうど5月の新緑のまぶしい季節、長野に行っておそばを食べるのもよいネ、ということであっさり木祖大会の出場が決定した。
 今回タヌキ村からは、クリ家、ふぶき家、ケリー家、ウチとほぼフルメンバーの出場。クリ家ふぶき家は会場近辺のキャンプ場に前泊、我が家はまだ小学生がいてお泊りは無理なのでケリー家と供に当日の早朝(というか深夜)に出発することになった。1時にケリー姉貴がウチにやってきて、みんなでウチの車にぎゅうぎゅう詰まって、いざ出発。

 そりゃ新潟や神戸に比べリャちょっとは近いけど、300キロ近い道のりをかっ飛ばして約3時間半、ようやく現地に着くと朝もやの中、もう結構たくさんの車が駐車場に止まってた。5月だっていうのに木祖の山奥はものすごく寒い。途中の峠道の温度表示は1℃ってなってたもん。後で先発隊に聞いたら、キャンプ場では洗面器にうっすらと氷が張っていたらしい。

 前回の横須賀は1コートだったんでコートサイドにタープ張れなかったけど、今度は2コートなんで、チャレンジコートの脇にタープの場所取りをした。良い観戦場所を確保するのもフリスビー大会の楽しみ方の秘訣だヨネ。会場となった木祖こだまの森は本当にきれいなところで、芝生の広場の中にゆったりと2コートとってさらに投げ練する場所が取れるくらい広々としてた。

 先発隊がキャンプ場からトン汁と供に到着してタープの設営も終わり、いよいよ大会準備完了。そうこうしているウチに開会式が始まり、並んでみればいつもどおりの知ってるみなさんがいるいる。結局どっか〜ん組みが多いんで、大会はどこでやってもメンツはそんな変わらないのではと思ったけど、こういう関西と関東の中間くらいの場所でやると、やっぱり普段会えない地域の友達にも会えて楽しいネ。みっきー、yochin、まいちゃん、しゅうパパ&ママ、べちこママ、ピアス&パトラママほか、久しぶりに会った人初めてあった人沢山。

 さて、投げ練も済ませていよいよ競技開始。2回目なので少し落ち着いていられるかなと思ったけど、あまりにもヒュウヒュウきれいに飛ぶフリスビーを見ていると自分の下手さにだんだん落ち込んでくる。でも、新緑のきれいな芝生の中で澄んだ青い空と遠くの山を見ていると少し気分が良くなって来る。いろんな人に挨拶してビール飲んで盛り上っているうちにだんだんハイテンションになって来た。
 ところがもう一人の主役HALちんはなんだかご機嫌斜め。慣れない車の遠出に加えて、ケリーが一緒の車に乗ってたんでず〜っと緊張してて疲れたのか、いつにも増してテンションが低い。(もともとHALはフリスビーがそんなに好きじゃないんで、フリスビーをやってもそんなにハイテンションになることはない) なんかちょっと心配になって来た。

 いよいよ競技開始、そよそよと風の吹くまあまあのコンディション、最初のスローはちょっと左に流れたけどするすると5ポイントゾーンまで飛んでHALもなんとかキャッチ。こころの中でよしよしと思いながら第2投。今度は7ポイントまで飛んだんだけど、落ちてくる時ちょっとディスクが流れたらタイミングがズレて取れない。やっぱりなんかちょっといつもと違うな。おまけに反対側でビデオを撮ってたかぁちゃんを見つけてしまって一瞬動きがとまってしまう。「あれっ、かぁちゃんなんでそんなとこにいるの?」って感じでクビをかしげてかぁちゃんを見てる。第3投もやっぱりちょっと左に流れたんだけど、これも7ポイントゾーンまで場外にならずに飛んだのに、HALは途中であきらめちゃって追わなかった。おまけにデテスクを拾ってからまたまたかぁちゃんを見ちゃって3投しかできず。(涙) 結局5Pで終了。
 練習ではと〜ちゃんより上手いのに相変わらず本番では安定しないクリまま、レディ〜ゴ〜でいきなり脱走のケリー、ディスクが縦ゆれするくらいヘロヘロのスローをなんなくキャッチしてポイントを稼ぐふぶき、波乱万丈の1Rが終わっていよいよ2Rスタート。

 今度はHALがちょろちょろしないようにHALママにスタートラインの方に居てもらうことにして、準備はバッチリだったんだけど、スタートの時HALが場外からロープを飛び越してコート内に入ったんで、1投目を投げてる途中で注意が入り最初からやり直しになった。ビデオを見るとその1投はキャッチできなかったんで儲けって感じなんだけど、やっぱりこれでちょっと頭に血が上っちゃたらしい。再スタート後の1投目2投目とも気持ち良く伸びてくスローで楽々7ポイントゾーンまで行ったんだけど、今日のHALは全然気が入ってなくって追いつかない。3投目はちょっと右にそれてスピードが遅かったんでなんとかキャッチ、でも全体的に足が遅くってなんと3投12Pで終わってしまった。

 タヌキチームはふぶきママ&ふぶきがなんと初出場で25ポイントの5位入賞という快挙、ケリー姉貴&ケリーも2R目に頑張って2キャッチしたし、クリ家もウチも0Pはなんとか免れて楽しい大会だった。
 帰りは奈良井宿という昔の宿場町に行ったんだけどあいにく時間が遅くって念願のおそばやさんは閉まってた。で、帰りの国道沿いでそばやを見つけてみんなで反省会。思ったような成績が残せなくってモ、会場が遠くって疲れても、やっぱり大会は楽しいネ。

 今回の反省点は、やっぱり本番でスローがちゃんと投げられないこと。HALは高く上がってから斜めに落ちてくるディスクが取れないんで、頭の上をまっすぐ飛んでいくようなディスクを投げナくっちゃならないから、もっともっと投げ練して本番でそういうスローが出きるようにしなくっちゃネ。それと、HALの体調を見てそれにあったスローをしないと結局どんなに良いスローでもHALに取ってもらわなくっちゃなんにもならないってことかな。
 次はどこの大会に出られるンだろう。楽しみだナ。
しゅう家に撮ってもらった写真
ここだけ見てるとやる気満々のHALなんだけどネ ディスクを咥えて、走れェ〜HAL

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