その3
2001年9月29日(土)JFA秋ヶ瀬大会 秋ヶ瀬公園
 折角5月の長野で大会熱が盛りあがったのに、6月の浦安はHALちんが大きな骨の破片を丸のみして血便まで出ちゃって棄権。7月の横須賀もあまりの暑さで見送って、その後暫く手近なところでなかったんで4ヶ月ぶりくらいの出場になった。

 今回はHALママも初出場なんで、3回くらいタヌキの投げ練に連れてった。エントリーしてから気がついたんだけど、チャレンジは15メートルまではポイントが付かない(と思ってた)。投げ練初日のHALママは10メートルやっと飛ぶか飛ばないかといったとこ。アチャ〜、ビギナーにしといてあげれば良かったかァ。これじゃHALが取っても0P間違いなしだ。しかもと〜ちゃんのスローに慣れてるHALとはタイミングが致命的に合わず、先にすっ飛んでいくHALのう〜んと手前にヘロヘロと落ちるディスク、後ろを振り返って慌てて戻ってくるんだけど、ついに一投も取れずに終わった。前途多難。

 ところが、かぁ〜ちゃんに恥をかかしちゃいけないとシャカリキに頑張るHALは、3日目にしてついにヘロヘロディスクをキャッチする技を編み出し、かぁ〜ちゃんもなんとか3投に1投くらいは15メートルまで届くようになった。すんごい低レベルだけど、ければできるじゃん。HALの戦法とは5メートルくらいでこっちを向いてスタンバイし、どっちに飛ぶか分からないヘロヘロスローの軌道を確認してからおもむろに走り出すというものだ。果たして本番でこれが通用するのか?

 近いとは言うモンの時間的な余裕をみて一応6時半にウチの近所でクリままと待ち合わせ。そのまま環八→外環→首都高と乗り継いで行こうと思ったんだけど、まずは青梅街道のあたりから環八が大渋滞。おいおいまだ7時だぞ。おまけに井荻のトンネルでバックリつかまって、谷原についたらもう7時半近かった。ヒェ〜、遅刻するぅ〜。外環・関越への左折がまたま渋滞してたんで、頭に来て直進。和光から外環とも思ったけど、交通情報では外環も渋滞してるみたいだし、いまさら乗って高速代はらうのも勿体無いし、そのまま直進して笹目橋→新大宮バイパスと行くことにした。笹目橋を渡る手前から嘘のようにスイスイ流れ8時ちょい過ぎになんとか到着。

 秋ヶ瀬公園は以前WANの取材が入ったJBCNのオフ会で一回行ったことがあったんだけど、大会会場は同じ場所だった。駐車場から荷物を運び、どこにタープを張ろうかと迷っていたら、Jones家がチャレンジコートの奥に場所取りしててくれたんで、この日のために買ったタープを設営させてもらった。アンガトね。
 エントリーしがてら公式コートの方に陣取る常連さん達にまずはご挨拶。チャレンジコートの方にも、何回かお見かけした顔がチラホラいてちょっと安心。試合開始まで投げ練と思ってコートの脇に行くと、全ての樹が肩のあたりまで白っぽく土がついてる??と思ったら、どうもこの前の台風でこの高さまで冠水したみたいだった。コートサイドもでこぼこで、チャレンジコートはスタートラインのバックがちょっとしかなく、コートの幅も木祖の時より随分狭い感じ。ムム不安。

 タヌキの投げ練では30メートルくらいだったらある程度コントロールが効くようになってたし、チャレンジの場合はロング3投より無理しないで刻んで行く方が率が良さそうだったから、今回は3投短く刻んで4投目にロングを持ってくる作戦だった。

 今回のHALはかぁちゃんが投げているせいかいつもの100倍くらいのテンションで、ディスクを見せるだけでウサギのように跳ねている。これはいけるカモシレナイ、という考えがちょっと頭をよぎった。
 さてそんなこんなで投げ練タイムも終わりいよいよチャレンジ大会スタートだ。エントリーは6番、1番の人がレディースと掛け持ちだったんで、なんだかあっという間に順番が回ってくる。慌ててHALを連れてコートサイドでスタンバイする。

 コートに入るとなんだか随分コートが短く細く見える。ちょっと力むと突き抜けちゃいそうだし、ちょっと曲がったらすぐ場外って感じ。レディーゴーで1投目はちょっと短めだったけど、コートのほぼど真ん中を走るHALの頭上をすり抜けるようにシュルシュルと飛ぶ絶好のスロー。HALも目の前に飛び出たディスクをなんなくキャッチする。2投目もちょっと高めだったけどほとんど同じコースで今度はジャンピングキャッチ、3投目もなんなくジャンピングキャッチでここまでは今までにない手応えを感じてた。3投終わって戻ってきたのが残り13〜4秒のところで、もう一投刻んでから最後にロングにするか、それともそのままロングにするか一瞬迷った挙句そのままロングを狙うことにして、HALを一周回らせて体制を整え万全の構えでロング一発ゥ〜といったんだけど、HALを余計に回らせたんでタイミングがずれたのか、はたまたコートを突き抜けちゃったらといらんことを考えたんで手の抜けが悪かったのか、無常にもディスクはぐんぐん飛んだ後大きく右にそれて場外へ...。得点は3キャッチ17P。

 チームタヌキは2番手クリまま2キャッチ10P、Jones同じく2キャッチ10Pとまずまずの成績。そしていよいよHALママの出番。HALチンはかぁちゃんをカバーしようとコートに入るなり必死の形相で、レディーゴーの合図とともにスタートラインに向いてスタンバイ。と〜ちゃんの時の100倍くらいの集中力でどこに飛んでくるかわからないヘロヘロスローを取ろうと頑張ったが、それを上回るかぁちゃんのヘロヘロスローが炸裂。まさかりの様に縦になって落ちてくるディスクをさすがのHALも取りあぐねてた。それでもなんとか落ちる角度の浅いスローを必死でキャッチして、かぁちゃんを0Pから救い出したのだった。結果は4投1キャッチ2P。

 1Rを終わってトップは23Pだった。ああ、あの4投目が入っていればナと悔やむことしきりのと〜ちゃん、思わずやけビールにも力がはいろうってもんじゃありませんか。もうこうなったら1Rよりもうちょと長目に7P×4キャッチを狙っていくしかないなと臨んだ2R目。1投目HALとのタイミングが合わず追いつかない。2投目、今度はシュルシュルと良い感じに7Pゾーンまで飛んだんだけどHALも力んだのかジャンプのタイミングが合わずキャッチミス。3投目4投目はHALも取れなかったけどと〜ちゃんも踏み込みが大きすぎてフットフォールトを取られてた。結果は4投0キャッチ0P.....。

 切りこみ隊長のと〜ちゃんがこけたんで合わせてくれたのか、クリまま、Jonesも2R目絶不調...。
そしてHALママの出番、またもやHALは必死の形相。ヘロヘロと落ちてくるディスクを10メートルくらいでまず1キャッチ。続く2投目は大きく右に落ちて取れず。3投目はなんとかキャッチ。4投目取れず。結果は4投2キャッチ4Pだった。んん??と考えたらどうやらチャレンジは7.5メートルまでが0Pでそれからポイントエリアになるんだったみたい。だから10メートルくらいのキャッチでもポイントが付いてたんだネ。しかもキャッチは全部ジャンピングキャッチってことだよネ!!HALちんえらい。憮然とすると〜ちゃんの横で、思わず3キャッチもしたHALママとHALちんは大はしゃぎ。
 結局チャレンジの優勝チームは37ポイントで、2R落ち着いて5P×4なら結構良いセンいったのにと思ったら余計自己嫌悪のと〜ちゃんであった。

 何はともあれ、こうして我が家の秋ヶ瀬大会は終わったのダ。しかし、フリスビー大会って往復3時間近くもかけて、エントリーフィー4,000円で競技時間たったの90秒だヨ。1秒あたり44円、1時間あたりなんと16万円!!計算するとすごい割高、ゴルフもスキーも目じゃないよネ。
 
 その後公式コートの脇の瀬奈パパの席に陣取って、瀬奈パパ&クリまま&クリスの男女ペア大会を応援。本当はほのぼのムードのはずだったんだけど、トーナメントで負けちゃったチームが続々当日エントリー。男性陣女性陣ともヒュンヒュンかっとぶスローの中、瀬奈パパ&クリままは当初の主旨どおりのほのぼのとしたスローで、それをクリちゃんがまったりと取りに行くというまことにのどかなプレーでありました。

 今回はHALがやる気になってくれたのがとっても嬉しかったけど、と〜ちゃんの精神力の弱さがモロに出た大会だった。こうなったら片目つぶってても、鼻クソほじっててもちゃんと飛ぶくらい投げ練するっきゃないナ、と思いつつ秋ヶ瀬公園を後にしたのであった。 
瀬奈パパに撮ってもらった写真
今回は気合充実してたんだけど、と〜ちゃんの投げが悪くって結果に結びつかなかったネ。 空中で身をよじってのキャッチ。さすがに身体が柔らかい。ジャンプ好きだもんネ。

JFA長野大会 JFA江戸川

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