本文へジャンプ

 日本考古学の開拓者たち
ウィリアム・ガウランド
R.ヒチコック、E.S.モース、J.ミルン、N.G.マンロー、E.ナウマン
古墳・ドルメンの発掘調査・アイヌ研究

ウィリアム・ガウランド
日本におけるドルメンと古墳
(考古学雑誌 Archaeologia)
ロンドン 1897年刊 ¥35,000.
ウィリアム・ガウランド(他)
グランヴィルで発見された古代ブリタニアの建築物について

(考古学雑誌 Archaeologia)
ロンドン 1898年刊
 ¥17,500.
ウィリアム・ガウランド
古代の冶金
ロンドン 1912年刊
¥27,000.

ウィリアム・ガウランド
銀と鉛の初期の冶金術
(日本の冶金術論を含む)
(考古学雑誌 Arcaheologia)
ロンドン 1901年刊 ¥32,000.
ロミン・ヒチコック
「蝦夷の竪穴住居の住民」および
 「日本、蝦夷のアイヌ」
(スミソニアン研究所年次報告)
ワシントン 1891年刊 ¥35,000.
エドワード・S・モース
日本の住居
ボストン 1886年刊
¥35,000.

ジョン・ミルン
日本の石器時代について(抄録)
(イギリス科学振興協会)
ロンドン 1879年刊 
¥4,800.
エドムント・ナウマン
日本の地質学と地理学に対する新しい貢献
(ペーターマン地理学報告)ゴータ 1893年刊  ¥17,500.


総合目録(PDF) 日本考古学の開拓者たち

William Gowland
(1842-1922)

1872年明治政府のお雇い教師として招聘され、大阪造幣寮で鋳造技術を教えながら、日本古墳ドルメンの発掘調査をし「日本考古学の父」と呼ばれるウィリアム・ガウランド(ゴーランド)の文献を特集しました。ガウランドの考古学および冶金学に関する論文を中心に、日本考古学に重要な貢献を果たした西洋人研究者たちの代表的文献をご紹介します。
 ガウランドに案内されて各地の古墳発掘調査を行ったスミソニアン研究所のR.ヒチコックの論文、大森貝塚を発見し多くの門下生に影響を与えたE.S.モースの著作、日本の地震研究に多大な功績を遺したJ.ミルンの論文、また横浜の貝塚の発掘やアイヌ研究を行ったN.G.マンローの日本先史学の古典的著作、ドイツ人地質学者E.ナウマンの名著など、日本考古学の基本的文献です。