Body feel   
  about  PNF

PNFについて


                                                                                    PNFについて


日本では、まだ馴染みが薄い感じがしますが、最近では、芸能人やスポーツ選手が取り入れているトレーニングとして
テレビや雑誌などで取り上げられる事が多くなってきたように感じます。

1940年代にアメリカの神経生理学者でもあった医師ハーマン・かバットが構築し、1950年代に理学療法士マーガレット・ノットらが
手技として確立しました。
当初はリハビリテーションテクニックとして、脳や脊髄など神経に関わる病気や怪我によって制限が出てきた身体機能を回復させるために
活用されてきました。
現在では、PNF理論を生かし、スポーツ選手の競技力向上や、エステサロンなど、様々な現場で活用されています。


PNFの一番の特徴は
『神経に働きかける』
という事です。

PNFを活用した施術では、トレーナーの手がお客様の身体に必ず触れていなければなりません。
なぜかというと、お客様の『感覚神経』に働きかける役割をするためであり、お客様が身体を動かす軌道を
正しい方向に導くためです。
お客様に動かしてほしい身体の一部に、お客様が動かす前にトレーナーが触れる事で、『反射』が発生します。
これが、まず『感覚神経』へのアプローチとなり、次にお客様自身が身体を動かすという動作を起こすことで
『運動神経』へのアプローチも入ります。

『運動神経』は、脳から各器官への神経の流れであり、通常の動作やスポーツにおけるアクションは、この神経が活発に作用します。
何か触りたいものが目の前に出てきたとしたら、『触ろう』というところから、『触るために手を動かせ』という、
脳からの指令によって身体の動きが生まれます。
また、『感覚神経』は、各器官から脳への神経の流れであり、たとえば、突然熱いものに手が触ったときなど、反射的にそこから手を離しますよね。
手からの情報伝達が脳に伝わって、手を離すという動作が生まれます。


筋肉は神経につながっているからこそ動くわけですから、『運動神経』だけではなく、『感覚神経』もしっかりと
即通させることにより、身体の動きやすさが生まれてきます。
脳や脊髄など神経に関わる病気や怪我を患われた方のリハビリテーションテクニックとしてPNFが生まれてきたのは
このような神経作用からでした。
一般的にも神経作用はあてはまることから、様々な分野で現在PNFは活かされています。




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