第2便 タイ・カンボジア編
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『第2便 タイ・カンボジア編』の宝物
シェム・リアップの宝物
People at Hello Guest House
このゲストハウスのアイドル、BONTINとMABU。Hello Guest House前にて。(2002年11月11日)
シェム・リアップにあるゲストハウス、Hello Guest House。「地球の歩き方」にも載っていないこのゲストハウスに私が宿泊することになったのも、ボーダーからのピックアップトラックでたまたまここへ連れてこられたからだ。そんな偶然によって出会った人々、この宿で働く人々は本当に気さくで真面目で純粋な人が多かった。
右の写真は最近生まれたばかりのこのゲストハウスの従業員の子、BONTINとこのゲストハウスで一番仲良くなったMABUだ。MABUは本当に私によくしてくれて、彼の実家にも招待してくれた。過敏になっていた私の感情で多くのことがあったが、彼がいなければここまでカンボジアを楽しむことはできなかっただろう。
MABU以外の人も本当に仲良くできた。日本に行くのが夢だと言い、私にしきりに「日本語を教えてくれ」と言ってきたBOREY。ものすごく格好良いのに控えめな性格で、それでも「将来日本語の教師になりたいんだ」と熱い想いを語ってくれたWATHI、残念ながら名前は忘れてしまったがいたずら好きで大将肌の従業員。また写真を撮ることを頑なに拒む宿主の娘SNOWYはいたずら好きだが照れたところがかわいい娘だった。この宿にいると全く暇せず、必ず誰かが気さくに話しかけてきてくれる。本当にこの宿で楽しい時間を過ごすことができた。
彼らは皆「日本」という国に大変な憧れを持っている。彼らの期待を裏切らないよう、日本をよりよくしていかなくちゃいけないと素直に思った。
いつもつるんでいたMABU。
2日目の遺跡巡りのガイドをしてくれたBOREY。
Hello Guest Houseのアイドル、BONTIN。
真面目で純粋、だけど熱いヤツ、WATHI。
いたずら好きの従業員。
遺跡で私を待つ間ハンモックで一休みするMABU。
こちらはゲストハウスにあるハンモッックで昼寝中。
冷却用の氷を切るWATHI。
山田さん、松木さん and Others in Siem Reap
写真はないのだが、タイからカンボジアへ入国するとき、またHello Guest Houseで私は多くの魅力的な旅人たちに出会った。
タイからカンボジアの入国の際、カオサン通りで出会った山田さん。54歳ながら歳を全く感じさせないパワーを持った人だった。私のような若造の話にも耳を傾けてくれて、お酒も付き合っていただいた。旅人に歳は関係ない。いつも感じる心を持っていればそれだけでいい。そんなことを教わったような気がする。いつまでも現役でいてください。
ピックアップトラックの中で出会った松木さん。友人の兄である渡辺さんと一緒に旅に出ていた。渡辺さんは結構な歳だが海外旅行が初めてということで、アジアの水なんかに結構な警戒をしていた。あまり旅行者ともコミュニケーションをとろうとせず、部屋にこもっていることが多かった。その割に空手の有段者だと言う。そのギャップがなんとも面白かった。一方松木さんはワイルドな方で、どちらかというとこちらが空手有段者という感じだ。「またどこかの地で会えるといいですね」そう言ってタイへ戻っていった。
この他にも多くの旅行者に出会った。とにかくビールと日本が大好きなドイツ人Judith Fait、それからデンマークのカップル、一人できていた奇妙なインド人、私がシェム・リアップを発つ前夜にはかわいい韓国人の若い女の子2人組も来た。みんなそれぞれの旅をしている。そんな感じとHello Guest Houseのアットホームな感じが合わさって、毎晩ビールを飲みながら会話を楽しんだ。
※このページに掲載している写真は基本的には掲載許可を得ているつもりですが、不都合がありましたらご連絡ください。
2005/12/31(Sat)掲載