Bjoern & Daniela
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左がBjoern、右がDaniela。ワット・チャナソンクラム通りのBanglampoo Guset House前にて。(2002年11月16日)
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カンボジアからタイへ戻ってくる際、国境で出会った2人のドイツ人バックパッカー、BjoernとDaniela。Bjoernは27歳だがまだ学生で、大学では建築を学んでいる。日本の建築にも非常に興味を持っていた。とにかくサッカーが好きで、食堂のテレビでサッカーの中継をやっていると釘付けだった。一方Danielaは既に会社で働いている同じ歳。漢字に興味があるらしく、アドレス交換のときに私が自分の名前を漢字で書くと「Beautiful!!」と感動していた。またビールが好きということだったので私が持っていたSinghaのラベルをあげるとものすごく喜んでいた。2人とも背が高く、ものすごくスタイルが非常にいい。私が幼少時代に描いていた欧米人のイメージそのものだった。
2人とは本当に仲良くなりこの後もメールのやりとりをしている。彼らはこの後ニュージーランドやバリへ行った後、一度ドイツへ帰国したらしい。昨年末に「今度結婚するんだ」というメールをいただいた。本当におめでとう。
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Others in Bangkok
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カオサン通りの裏手にある行きつけの食堂にて。(2002年11月16日)
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カオサン通りという場所で、私はどうも知り合いを作りにくい。なぜだろう。何か旅人が多すぎて、そのために作られた世界があって滅入ってしまうようである。
そんな中でカオサン通りから一本裏手に入った道のちょっとした食堂が行きつけの店になった。写真はこの店で働いている従業員の2人。「写真を撮ってもいい?」と私が聞くと、照れながら「うん」と言ってくれた。ここの店はとにかく安くて旨い。基本的には現地の家庭的タイ料理が多いらしく、現地の人も多く利用する。事実、カンボジアから戻った後だが40代前半くらいの二児の母のWeeという女性と知り合いになった。たまたま同じテーブルで飯を食うことになったのがきっかけだ。彼女は近くのレストランでトムヤムクンを料理しているらしく、私にトムヤムクンの食べ方なんかを教えてくれた。また、日本人女性の清水さんと出会ったのもこの店だ。彼女は私がWeeと話しているとき、別のテーブルで一人で夕食を食べていた。Weeが帰った後私が話しかけると「やっぱ日本人ですよね?盗み聞きしてました」といって話し始めた。彼女は派遣会社をやめ、とりあえず1ヶ月の予定で旅に出たそうだ。これから南の島へフルムーンパーティにでも行くつもりだと言っていた。アジアは何度も旅しているらしく、経験も豊富だった。
2005年に再びタイを訪れたときこの店に行ってみた。残念ながらその日は食堂はやっていなかったが、写真の2人は元気そうだった。ものすごく嬉しかった。
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