1999年9月の欲望


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9/1

KICHINOJO(無国籍料理/港区虎ノ門1-16-4-1F/03-3580-1119)でランチ。カレーを食べる。激辛なのだが、野菜や肉がじっくりと煮込まれており味が深い。ボリュームも満点で、満足できた。


9/2

夜、溜池にほど近い飲み屋で飲む。料理のクォリティーが高く、内装も感じのいい店なのだが、データをチェックするのを忘れてしまった・・・(飲み過ぎ)。


9/3

銀河高原ビール銀座店(ビアレストラン/中央区銀座8-9-15-B1/03-3575-0850)で飲む。銀河高原生ビールのヴァイツェンというのが、ぼくの一番好きなビールなのである。ただこのビール、おいしいときとそれほどでもないときがある。この日はハズレの日で、かなり残念だった。

その後、カラオケパンドラ(カラオケボックス/中央区銀座8-7-13-2F/03-3574-0740)で歌う。ちなみに何を歌ったかはおぼえてませ〜ん(酔っぱらい過ぎ)。


9/4

イベント
爆チュー問題インストアライブ(at:タワー渋谷)に行く。爆チュー問題とは、ポンキッキーズに登場する爆笑問題扮するねずみのキャラクターで、今、人気大爆発チューなのである(わりとお約束)。イベント前には取材も多数入っており、注目度の高さを感じさせられる。
放送されているのが火曜日の16:00〜というのにもかかわらず、お客さんは10代〜20代の女性が中心だった。もちろんメインの視聴者層であるちびっこたちも来てはいたが。トークは、爆笑問題らしい、子供にはわかんねーだろう的なネタが満載で、すごく楽しめた。


9/5

おとなしく過ごす。


9/6

ひたすらに仕事。


9/7

ただひたすらに仕事。


9/8

CD
『Bunga Woman』(池間アカネ/PCCA-1367)
『My Special Thanks』(Le Couple/PCCA-1369)
『WIRED』(V.A./PCCA-1370)

池間アカネはR&B系のシンガー。声が抜群に魅力的な女の子である。どちらかといえばカップリングの『夢を見させて』が好み。
Le Coupleってここのところ大きなヒットはないのだけれど、タイアップが多かったせいかベスト盤には耳なじみのある曲が多い。
『WIRED』はシャパニーズR&Bの新人アーティストのコンピレーションアルバム。ジャケットがキュート。


9/9

ビデオ
『爆チュー問題のでたらめチューズデー3・4』
『バグズライフ』

お笑い好きとしてはやはりおさえとかないと、というわけで『爆チュー』をゲット。『でたらめな歌』はいかす歌だ(笑)。
『バグズライフ』は劇場で見逃してしまったので、ビデオを入手できたのはけっこううれしい。


9/10


『キッド・ピストルズの慢心』(山口雅也/講談社ノベルス/740円)
『おごってジャンケン隊・3』(現代洋子/小学館/743円)

『キッド・ピストルズ』のシリーズはお約束。今までは文庫で買っていたのだが、今作は待切れずにノベルス版を買ってしまった。
『おごってジャンケン隊』もお約束。同僚はこのマンガに3回も登場していて、すっごくうらやましい。ちなみに同僚曰く「勝つとほんっとうにうれしいんですよ〜」とのことである。


9/11

軽く飲んだ後、パセラ(カラオケボックス/新宿区歌舞伎町1-3-16/たくさん)で歌う。友人がaikoの『花火』を歌ったのだが、これがまた激うま。つくづくいい曲だなあと思ったね。ちなみに初めて歌ったrough laughの『誰がために鐘は鳴る』は、わりといい感じだった。
カラオケの後、ザボン(ラーメン/新宿区歌舞伎町2-45-2/03-3200-8159)でラーメン。トンコツ系の店である。初めて行ったのだが、かなりおいしくって大満足。おすすめ。


9/12

COCO NEEL(くいものBAR/新宿区歌舞伎町1-23-13/03-3207-7020)で飲む。わりと雰囲気がよく、料理もうまく、歌舞伎町の雑居ビルの中にあるとは思えないような店である。値段もリーズナブルで当たりの店だった。
その後、思わず天狗へ行ってしまい(笑)、よりご機嫌さんとなって帰宅した。


9/13

へとへとになりながらも仕事。


9/14

仕事だ仕事。


9/15

ビデオ 『バグズライフ』

基本的な骨格は、虫版の『七人の侍』。ディズニーらしい手堅い作りで、十分に楽しめる。ちなみにエンドロールもきっちりと観てください。ぼくはエンドロールでノックアウトされてしまい、この作品に対する評価も上がってしまいました。


9/16

仕事。以上。


9/17

仕事帰りに家の近所で飲む。時間が遅かったので行きたい店はほとんど閉まっていて、しょうがないので初めての店で飲む。料理自体はまずまずだったのだけど、お勘定をしてもらったらえらく高かった。コストパフォーマンス悪っ。というわけで欲望は微妙に充たされないのであった。


9/18

ライブ
姫神のコンサート(at:河口湖ステラシアター)へ行く。あいにくの小雨模様で、すこし肌寒い。お客さんの入りも芳しくなく、ちょっとブルーになる。
だがコンサートが始まってからは、雑念は吹き飛んで姫神の世界に一気に入り込んでしまった。底知れなく黒い闇を美しいライティングが彩り、冷たい大気の中で姫神のサウンドに包まれていると、違った世界にいるような気分になってくる。縄文語を使った歌も、異世界感を増幅させるのに一役買っているようだ。
あっという間に2時間が過ぎてしまった。
打ち上げでは姫神の息子さん、姫神Voiceの3人と同じテーブルになったのだが、まっすぐな雰囲気を持った人たちでした。


9/19


『秋の花』(北村薫/創元推理文庫/480円)
『六の宮の姫君』(北村薫/創元推理文庫/480円)

古本屋に入ったら、北村薫の“円紫と私”シリーズがあったので、即、購入。このシリーズの持つ静かな雰囲気が好きなのです。

映画
『メッセンジャー』

前から観よう観ようと思っていたのだが、ようやく観ることができた。これは『私をスキーに連れてって』などで知られるホイチョイプロダクションズ作品で、ストーリーは自転車便をモチーフにしている。
前半はヒロインの飯島直子の嫌な女ぶりが目につき(そういう設定だから仕方ないんですけどね)、また話の展開も遅く正直やっば〜と思ったが、中盤から一気におもしろくなってきた。自転車便のスピード感、熱い登場人物たちのパワーで、ストーリーに引き込まれてしまったのである。これはおすすめですね。
パンフレットも情報量が多く、読み物として楽しめた。


9/20

CD
『われ唄う故にわれ在り』(rough laugh/PCCA-01368)

お気に入りのユニット、rough laughのファーストアルバム。TVドラマ『らせん』の主題歌『誰がために鐘は鳴る』、NHK-BS『真夜中の王国』のテーマ曲『BAD COMPANY』が収録されている。ちなみにセカンドマキシ『First step』は入っていません。
どの曲も粒ぞろいで、すごく楽しめるアルバムである。個人的には『sometime somewhere』(アルバムVer.)が好きですね。


9/21

仕事、仕事。


9/22

仕事につぐ仕事。


9/23

映画
『オースティン・パワーズ:デラックス』

前作のくっだらなさにノックアウトされていたため(笑)、前から観よう観ようと思っていた作品。ようやく観ることができた。
内容は・・・ほんっと〜にくっだらねえ〜〜〜〜〜(笑)。いかす美術と100連発される下ネタとのギャップが、魂を揺さぶりますね。
受け入れられる人と受け入れられない人が明確に分かれそうな作品なので、積極的にはおすすめしません(笑)。まあ、一度ためしに観てみてはいかがでしょうかっていう感じです。


9/24


『スラップスティック』(カート=ヴォネガット/ハヤカワ文庫/560円)
『検屍官』(P=コーンウェル/講談社文庫/680円)

カート=ヴォネガットは、徐々に読み進めて行こうと思っている作家である。作品世界が持つクールさ、シニカルさといった冷たい肌合いが好きなのだ。
P=コーンウェルに関しては、売れているのにまるで読んだことがなかったのである。というわけで、試しにデビュー作を購入してみた。


9/25

演劇
『大腿筋とエスカルゴ』(少年激突団/萬スタジオ:大塚)

友人が参加している劇団の公演を観に行く。初めて観たのは5〜6年前のことになるが、それ以来、定期的に観に行っているのである。ここからはNHKの連ドラの準主役になってしまった役者も出ているが、ひさびさに観たせいか役者がかなり変わってしまっていて、若干芝居のカラーも変化していた。内容自体はまずまず安定していて楽しめた。

その後、青山ベルコモンズで開催された知人の結婚式の2次会に行く。こういう席ではついつい飲み過ぎてしまうのだが、今回もこてんぱんに飲ませていただきました(笑)。


9/26

映画
『交渉人』

ずっと混雑していてなかなか観られなかったが、さすがにお客さんの入りも落ち着いていて、ようやく観ることができた。
内容は、罠にはめられた警察官が、容疑をはらすために人質を取って警察ビルに立てこもり、警察と交渉を重ねながら真相を解明していくというもの。主人公は、人質事件で犯人と交渉をすることを仕事にしているため、警察側の駆け引きの仕方を熟知しており、それがサスペンス性を上げている。
とにかく出足から結末まで、ずっと緊迫感が保たれているのがたいしたものだと思った。これだけおもしろければ、客も入るわけである。映画はそろそろ終了してしまうが、ぜひビデオで観てほしい作品だ。


9/27

欲望充たされず。


9/28

『秋の花』(北村薫/創元推理文庫/480円)を読み終える。前の2作が短編集だったのでこれもそうかと思っていたのだが、実は長編だった(笑)。文化祭の前に校舎から転落死した後輩の女子高生の死の真相を探るのが、今回のストーリーである。まさにミステリといった作品だったこれまでの短編と比べ、細やかな書き込みがされていて私小説風な雰囲気を強く感じる。主人公である“私”が言う「私達って、そんなにもろいんでしょうか」に象徴される、ぼくたちの住むこの世界の不安定さが作品を通して語られている。痛みを感じさせるストーリーだが、読後感は悪くない。おもしろい作品でした。


9/29

健康診断が済んだので、早速飲みに行く。久々に飲むビールはおいしいね〜(笑)。五臓六腑に染み渡るとはこういうことを言うんだろうなあ(笑)。


9/30

中日ドラゴンズの優勝シーンが観たいなと思い、ぱらっと神宮球場に行ってみたのだが、さすがに入れなかったね(涙)。悔しかったので東京ドームに行き、日本ハムv.s.オリックス戦を観てしまう(笑)。レフト側に座ったのでなにげにブルーウェーブを応援してたのだが、わけわかんないやじを飛ばすガキも観れたし、ニールのすっげえホームランも観れたし、すっごく楽しかったです(く〜〜〜(超負け惜しみ))。



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