1999年8月の欲望


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8/1

GLAY EXPO 99のポスターをCDショップに貼りに行く。なんと一晩でライブの模様がポスターになってしまったのである。ディーラーも、居合わせたお客さんもさすがにびっくりしていた。
終了後、浦和のイタトマで飲む。どこで飲もうが労働の後のビールはうまいね。
鬼のように飲んじゃったよ。浦和のイタトマで(笑)。


8/2

おとなしく過ごす。


8/3

虎ノ門の一番どりで飲む。つっても虎ノ門には一番どりは2軒もあるのだった。


8/4

新宿ライオン(ビアホール/新宿区新宿3-28-9新宿ライオン会館4F/03-3352-6606)で飲む。ライオンの100周年記念キャンペーンとして、8/4のみ生ビールが小100円、中150円、大200円で飲めるからである。おかげさまで(笑)心置きなく飲めましたが、自宅にたどり着いたら気を失うようにして眠りに落ちてしまいました。


8/5

CD
『Divetime』(Grapevine/PCCA-1360)
『AMERICAN SCHOOL』(ザ・ユウヒ−ズ/PCCA-1362)
『あふれる思い』(徳山秀典/PCDA-1176)

『Divetime』は『Lifetime』のリミックス盤。どの曲もかなり手が入れられており、ひじょうにかっこいい。ただ歌として聴けなくなってしまった楽曲もあったりするので、初めてGrapevineを買おうという人は、『Lifetime』を買った方がいいですね。
『AMERICAN SCHOOL』は、ホフディランの小宮山雄飛の新ユニット、ザ・ユウヒ−ズのアルバム。ユウヒくんの楽曲はわりとストレートなので、聴いていていい感じ。
『あふれる思い』は、徳山秀典くんのデビュー曲。若い娘たちに人気があって、イベントはすっごい集客だったそうだ。楽曲はL-Rの黒沢健一がプロデュース(作詞・作曲も)しており、なかなかかっこいい仕上がりになっている。


8/6

佳麗来寿(カレ−ショップ/港区虎ノ門1-24)でランチ。裏通りにある小さなカレ−ショップである。価格帯はポークカレ−が500円、辛口チリカレ−が500円、納豆カレ−が600円、カツカレ−が750円などなど。その他、コールスローサラダが50円、大盛が150円といったところである。辛口チリカレ−を頼んだが、微妙な渋みが感じられて、結構満足できる味に仕上がっていた。

夜、赤坂の中華料理屋で飲み、そのままカラオケへ。またまた『光について』を歌う。なんか愛社精神にあふれてますが、やっぱこの曲いいわ、まじで。JOYSOUNDにはrough laughが入っていなくて、ちょっとがっかり。『誰がために鐘は鳴る』はすごくいいと思うんだけどね。


8/7

韓国食堂(韓国料理/新宿区大久保1-12-3-1F/03-3208-0209)で飲む。チヂミ(お好み焼き)・キムチ・プルコギ(焼いた肉)などを食べ、大満足。やっぱり暑い時にはHotな料理がいいねえ。
その後、PEARL BAR(バー/新宿区新宿3-21-7-4F/03-3354-7577)へ流れ終了。


8/8


『鬼平料理番日記』(阿部弧柳/小学館文庫/638円)
『チョロQ大図鑑』(NEKO MOOK/ネコ・パブリッシング/1905円)
『武士沢レシーブ・1』(うすた京介/集英社/390円)
『ヒカルの碁・2』(ほったゆみ・小畑健/集英社/390円)

高校生の頃、池波正太郎の本を読みふけった時期があった。中でも好きだったのが『鬼平犯科帳』である。今思えば一種のヒーロー譚的に読んでいたようで、将来こうありたい大人の形として、長谷川平蔵を捉えていたようだ。同時期に読んでいたロバート・B・パーカーも、彼が描くところのスペンサーが、ぼくの中では長谷川平蔵とリンクしているような気がする。で、ふたりに共通しているところは、ベタなところでは「よく飲み、よく食べる」というところなんだよねえ(笑)。本を読みながら、食べてえ、飲みてえと思ったことが何度あったことだろうか(笑)。というわけで、『鬼平料理番日記』を購入。これは、テレビドラマ『鬼平犯科帳』の料理指導を、8年に渡り勤めた人が著した本である。番組内で使われた料理の、レシピと完成品の写真が掲載されている。ちなみにスペンサーの方は、『スペンサーの料理』(東理夫・馬場啓一/早川書房/1,359円)という本が出ています。
チョロQが発売されて20周年がたつそうである。『チョロQ大図鑑』には、発売当初のものから掲載されているということで思わず購入。一通り見たが、あらためてバリエーションの多さに驚かされた。
『武士沢レシーブ』は『すごいよ!! マサルさん』の作者の新作である。あいかわらずのいい感じのギャグである。
『ヒカルの碁』もおもしろい。なんか囲碁をやりたくなってしまうね(笑)。


8/9

欲望充たされず。


8/10

ライブ
tohko(at:新宿厚生年金会館)のコンサートに行く。お客の入りはかなりいい。女性客がひじょうに多いのには驚かされたが、黒い顔に麻色の髪をした女の子の比率が高いのにも驚かされた。ちなみに、現在tohkoは大学4年生なんだけど、幼児教育を専攻していて、教育実習にも行ったそうです。そういう人のコンサートに黒顔麻髪のお客さん。なんだかイメージの違いに気付かされましたね(ちょっぴり『光について』by GRAPEVINE)。
コンサ−トはNewアルバム『CURE』の楽曲中心だが、CMタイアップが多いため耳なじみのある曲が多く、けっこう楽しめた。

ライブの後、松屋(韓国料理/新宿区大久保1-1-17ひかり荘1F/03-3200-5733)で飲む。普通の民家を改造した作りになっていて、畳敷きの部屋に座って卓袱台で食事をする。ケジャン(蟹のキムチ)がうまかったが、それ以上に鶏チゲが激うま。鶏よりなによりスープがうまい。めちゃくちゃ辛いのだけど深い味わいで、ついつい手が出てしまう。技ありの一品だった。


8/11

かごしま遊楽館遊食菜彩いちにいさん(レストラン/千代田区有楽町1-6-4/03-3501-7035)で飲む。鹿児島県東京事務所と同居している店であり、鹿児島県のアンテナショップ的役割を果たしているのだろう。今回の目的は、さつま黒豚のしゃぶしゃぶである。1人前が2000円とひじょうにリ−ズナブルなのだが、味は良好。予約がなかなか取れないそうなのだが、それも納得である。


8/12

ライブ
石川よしひろ(at:ON AIR WEST)のライブへ行く。tohkoのコンサートとは客層がかなり違っていて、こちらは圧倒的に黒い髪の女性が多い。楽曲的には浜省のラインである。3日連続のライブの最終日ということで、アンコールの拍手が鳴りやまず、ファンの熱心さが伝わってきた。


8/13

映画
『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』

チンピラ4人組が危機的状況に陥ってしまい、それを打破するためにある犯罪を企むのだが、それがてんやわんやの大騒動に発展していく・・・という映画。ビッグコミックスピリッツで紹介された時に興味を持ち、原口くんのホームページでほめられているのを見て観に行くことを決めた。
いやあ、この作品、めちゃめちゃおもしろい。こんがらがり続けていた状況が、ストーリーが進むにつれテンポよく解きほぐされていき、その解放感が観るものにカタルシスを与えてくれる。パズルのピースがぴたっぴたっとはまっていく快感というのが、わりと近い感覚かもしれない。とにかくおすすめです。
ちなみに立ち上がりのキャラクター紹介のシーンはちょっとわかりづらい(少なくともぼくにとってはわかりづらかった)ので、パンフレット(1000円)を買ってあらかじめ読んでおいたほうがいいかもしれない。で、その際、6ページのストーリー紹介と25ページの井家上隆幸の解説にはネタバレがあるので、読まないようにしてください


8/14

武蔵(ラーメン屋/新宿区西新宿7-2-6/03-3796-4634)でランチ。ひじょうに人気のある店で、大雨にもかかわらず、11:30に開店するとあっというまに満席になってしまい、11:40には行列ができてしまった。価格的にはラーメンが700円、アジ玉ラーメン(味付け玉子が乗ったラーメン)が800円、サイドメニューとしてえび飯が200円といったところである。
この店はスープのダシを秋刀魚の煮干しと羅臼昆布でとっているとのこと。秋刀魚の煮干しのせいだろうか、スープにローストされたようなこんがりとした風味があり、独特の味わいを醸し出している。加えてチャーシューも柔らかく、抜群においしい。
行列ができるわけである。

この日はカラオケにも行ったのだが、『夜明け前』を歌ってまたまた今一つの結果に。収穫は、rough laughの『誰がために鐘は鳴る』を、8月末にはDAMでもJOY SOUNDでも歌えると知ったことかな。


8/15

映画
『アイズ・ワイド・シャット』

『交渉人』を観に行ったのだが立ち見になると言われ、同じ劇場で上映していた『アイズ・ワイド・シャット』を観ることにする。
内容は・・・うーん、よくわからなかったです。女性の裸は確かにたくさん出てきたけど、あれだけ出てくるとエロい気もちにはなりにくいね(笑)。

その後、ブラッスリー・シャ・ペルシャ(イタリアン/新宿区新宿3-23-7-B1/03-3226-9625)で飲む。わりと落ち着いた雰囲気の店である。味はそれなり、価格もリーズナブル、けっこうがらがらと3拍子そろっていて、わりと使えそうな店だった。


8/16

ようやく自転車を購入。以前の愛車が盗まれてから、4ヶ月以上経過したからである。過去2度盗まれて、2度とも戻ってきたのだが、3度めはなかったようだ。
というわけでさっそく新宿へ行く。ひさびさに自転車に乗ったら、ドリカムの『Ring! Ring! Ring!』が心に鳴り響いたね(笑)。


ゲーム
『SIMPLE 1500シリーズ Vol.12 THE クイズ』

クイズゲームが好きなので、SIMPLE1500シリーズにラインナップされた時から、購入しようとは思っていた。で、店頭で現物を手に取り、表4を目にした瞬間くらくら来たね。「15000問収録・10問1円」。これは買うだろ、人として(笑)。



『ザガットサーベイ東京のレストラン』(レストランガイド/賃貸住宅ニュース社/1000円)
『合同ナイン・2』(若狭たけし/小学館/505円)

『ザガットサーベイ』はレジ前で平積みになっていたので購入。書かれている内容はわりと詳細だが、評価が辛口なので、これを見てお店に行こうという気は起きにくいように思える。
『合同ナイン』はお約束。


8/17

欲望充たされず。


8/18

欲望充たされず。


8/19

酒菜屋で飲む。この店、料理はいいんだけど、店員の接客態度が悪々だった。
その後、赤バス(ほんとの店名は知らないのです)へ流れる。2F建てバス(ちなみにロンドン風)をパブに改造した店である。軽めに押さえておくつもりだったが、けっこう深く飲んでしまった・・・。


8/20

近所のお好み焼き屋で飲む。自分で焼かせる系の店だったが、我ながらじょうずに焼けたので、いい気分で飲めた。ここのお好み焼きは天カスが入っていて、けっこういい感じ。山イモが入っていればなおいいんだけどね。


8/21

お笑い
渡辺プロライブSUPERワッショイ!!(at:銀座博品館劇場)の『CROSSOVER』を観に行く。ふかわりょうとやるせなすの合同コントライブである。ふかわりょうといえば日常のささいなことをふくらませたギャグが多かったが、最近はキテレツな人を演じるネタがおもしろいとのことである。今回のライブは合同ライブだが、ネタはふかわ色が強く、変なキャラクターが炸裂していた。コントとコントの間のつなぎは、スライドを使ったVOW的ショートギャグを流していたが、画面が見づらくちょっと笑いにくかった。

その後、銀河高原生ビールを飲みに行ったが、土日は22:00閉店ということで、入ることができず(21:30くらいに行ったのです)。なのでライオンへ行き、22:30にはライオンを追い出され、BOEMへ行き電車がやばくなるまで飲み、終電で帰った。


8/22

映画
『スターウォーズ エピソード1/ファントムメナス』を観る。新宿プラザへ行ったのだが、画面はでかく音響もばっちり、しかも劇場の真ん中あたりの席で、前の席がおとなしいちびっ子(座高が低いので遮るものがない(笑))という申し分のない条件で観ることができた。
で、内容だけど、まさにスペクタクルって感じ。これはやはり劇場で観なきゃだめだね。とにかく大画面で、音の設備が整っていた方が絶対にいい。圧倒される要素が多いほど、楽しめると思います。
パンフレットはかなり親切で、キャラクター解説・メカニック解説など図版が多く予習に役立ちます。観る前に目を通しておくとより楽しめると思うけど、「ストーリー」は最初から最後までがっちり書いてあるので、読まないほうがいいでしょう。


8/23

お笑い
X-GUNライブ『STAY OR GO』(at:赤坂BLITZ)へ行く。音楽祭の形式を借り、X-GUNがさまざまなアーティストに扮して音楽コントを展開していく。楽曲はすべて作り起こしだが、それぞれのアーティストの雰囲気をばっちり反映していておもしろい。全体によくできているという感じで、笑うというより楽しむといった内容のライブだった。


8/24

おとなしく過ごす。


8/25

野球
『中日 v.s. ヤクルト』(at:明治神宮野球場)を観戦に行く。プロ野球を観に行くのは、今シーズン初めて。前日、ひどい夕立があり天候が心配だったが、ひどく暑くもなく湿度も高くなく、絶好の野球観戦日和だった。ということは、つまりビールがうまいコンディションだったわけである(笑)。
試合内容は先制、中押し、ダメ押しと安定した試合運びで楽しめた。というわけで、いい気分でビールを飲めた(笑)。
試合終了後、外苑前近くのバーで軽く飲んで帰る。


8/26

夜、百人亭(牛たん屋/港区虎ノ門1-14-1-B1F/03-3508-0489)で飲む。ひじょうにオーソドックスな牛たん屋である。味はまずまずだが、枝豆がすごくうまかったのが印象的だった。


8/27

今月もまた八剣伝銀座中央店(居酒屋/中央区銀座3-3-9/03-3564-4862)で飲む。とにかく飲んだね(笑)。酔っぱらっちゃったね。


8/28

ゲーム
『ポケットステーション』(ソニー・コンピュータエンタテインメント/PS)
『どこでもいっしょ』(ソニー・コンピュータエンタテインメント/PS)

仕事の合間にさくらやに寄ったら、ポケステを売っているのを発見。ポケステ売ってんの見るの初めてだよ〜(実話)。ここで買わなきゃいつ買えるんだ、というわけで即ゲット。あわせて『王様のブランチ』で紹介された時に興味を持った『どこでもいっしょ』も購入した。


『Jドリーム完全燃焼編・7』(塀内夏子/講談社/390円)
『ななつのこ』(加納朋子/創元推理文庫/520円)

『Jドリーム』はお約束。
以前はそれほど日本のミステリは読まなかった。KIOSKで売られているような、ノベルス系ミステリにまったく食指をそそられなかったからである。ただどこかの書評でほめられていたのが記憶にあったのか、北村薫の“私と円紫”シリーズが文庫に落ちた時に、ひとつ試しにといった気もちで読んでみた。身近な謎を静かなトーンで語るというのが気に入って、日本のミステリも捨てたもんじゃないなと思ったのですねえ(おお、なんて偉そうなやつだ(笑))。それ以来、日本のミステリも読むようになったのである。
『ななつのこ』は北村フォロワーということで、以前から興味があった。買い時を逃してしまっていたが、文庫に落ちたのをいい機会に購入してみた。
・・・と通常ならここで終了するのだが、実は購入した翌日に読み終えてしまったのですねえ。
というわけで、翌日に続く(笑)。


8/29


『ななつのこ』

家で『ななつのこ』を読みふける。ここのところ、やること、やりたいこと、やらなきゃなんないことが多くて、まとまった読書の時間を持つことがなかったのだが、この本にはぼくにとってすべてを後回しにさせる魅力があった。主人公に強くシンパシーを感じたからである。第6話、主人公の内的独白に“今の私を知っている人は誰も信用しないに違いないが、おとなしくて内向的で本ばかり読んでいるような子供だった”というのがあったが、そういったところに由来する主人公のキャラクターにひかれたからだろう。なぜなら、ぼくもそんな子供だったからである。今のぼくを知っている人もあまり信用しないんじゃないかと思うけど。
というわけで主人公に素直に感情移入ができたため(性別は違うんだけどね)、物語を自分のものとして読むことができたのである。
おかげで家からほとんど出なかったにもかかわらず、ひじょうに充実した一日を過ごすことができた。めでたしめでたし。


8/30

焼肉工房李屋(焼き肉屋/港区西新橋3-15-2/03-3433-2818)で飲む。会社の焼肉部の部会である。焼肉部は実在の部で、我が社ではもっともアクティブに活動している部活なのである(笑)。ちなみにそれ以外にあるのは尾崎部(尾崎豊の部)とかなんですけどね(爆)。
肝心の肉だが、クォリティーはほどほどで、値段もリーズナブル。けっこう激しく飲んで、腹一杯になるまで食べたが5000円くらいですんだ。


8/31

欲望充たされず。



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