1999年10月の欲望


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10/1

ゲーム
『クイズだらけの人生ゲーム』(PS/SLPS-02282)

タカラの高田さん、ありがとうございました。
クイズゲームは大好きなので、今までいろいろ買っている。すごろくとの組み合わせはオーソドックスだが、なんといっても人生ゲーム。期待できる。


10/2

百人町3丁目西遺跡の現地説明会に行く。ここからは縄文時代・弥生時代・古墳時代・平安時代の住居跡が見つかっているそうで、竪穴式住居の跡、柱の跡がそこに存在した形通りに掘り起こされていた。
実はこういった遺跡に関しては前から疑問に感じていたことがあったんで、説明員の方たちにいろいろと質問をしてみたんですよ。
というわけでQ&Aコーナー(笑)。

Q「発掘調査をする場所はどういう基準で決めているのですか? やたらにいろんなところを掘り起こすわけにはいきませんよね」
A「経験から、遺跡のありそうな所は推測できるのです。川の近くの小高い台地などなど(省略しました)。ある程度当たりを付けてまず試掘をしてみて、成果があれば本格的に発掘します」

Q「掘り起こす際、こういった穴と普通の土とどのように区別しているのですか?」
A「硬さとか土の質の違いで区別できます」
Q「そんなにくっきりと区別できるのですか?」
A「例えばあそこの光っている土を見てください。あれは生活動線で、人が動き回ったため土が変わってしまっているんですよね」
Q「うわっ、ほんとだ(感動)」

Q「がーって掘ってる時に、うわっ、掘り過ぎてもうた〜なんてことはありますか?」
A「土の質が似ている時にはそういうこともありますねえ(笑)」

とまあ、こんな感じで長年の悩みが氷解したのでした(笑)。
実際に遺跡を見ると、炉があった場所は土の色が違っているし、生活動線の跡はほんとに素人目でも違いがわかるんですよ。4000年前にこの地で人間が生活していたのが実感できちゃって、実際、不思議な気もちになりましたね。
その上、発掘された土器・石器を触ることもでき、思った以上に楽しめたのでした。


10/3

演劇
『レモネード教授の短期集中モテモテ講座』(SOAP/アートボックスホール:高田馬場)

先日、芝居を観に行った時に大量にチラシをもらった。パラパラ見ていたら、このタイトルに心を鷲掴みにされたのである。というわけで観に行ってきました。
内容はショートコントの連続で、芝居というよりはお笑いといった感じだった。おもしろい顔の役者ばかりだった(若井みどりにそっくりの女優がいた!!(笑))が、ひとり持田香織にそっくりの女の子がいてぶったまげた。しかもヨゴレもばっちり(笑)。ノックアウトされちゃいましたよ(笑)。


10/4


『美味しんぼ・72』(雁屋哲・花咲アキラ/小学館/505円)
『モンキーターン・10』(河合克敏/小学館/390円)
『じゃじゃ馬グルーミンUP!・20』(ゆうきまさみ/小学館/390円)
『天使な小生意気・1』(西森博之/小学館/390円)

お約束のラインナップ。西森博之は『今日から俺は!!』の流れで買ってるし。なんかいいまんががあったら教えてください。

ちなみに今月のラグビーマガジンは、大学チームの写真名鑑が付いてきます。いよいよシーズンなんだなと思うとわくわくしてくるね。


10/5

ビデオ
『アインシュタインの脳』
『タンゴ』

『アインシュタインの脳』は行方不明になったアインシュタインの脳を探し出すドキュメンタリー(本当)。メインキャストはアインシュタイン研究家として有名な杉元賢治近畿大学助教授である。“事実は小説よりも奇なり”を地でいった作品とのことで、会議でイントロを観て、即、欲しくなった。
『タンゴ』は文字どおりタンゴの映画。『Shall we ダンス!?』『ダンシングヒーロー』など、今まで観たダンス映画はハズレがなかったので、チェックしていたもの。


10/6

欲望充たされず。


10/7

『スラップスティック』(カート=ヴォネガット/ハヤカワ文庫/447円)を読み終える。崩壊した文明の中を生きる最後のアメリカ大統領(身長2メ−トル!!)が主人公のストーリーである。カート=ヴォネガット特有の奇天烈な設定とシニカルな語り口がおもしろい。なになにファンであるとか同じ大学のOBとか、帰属意識を感じさせるような組織を拡大した家族として捉え、人工的に拡大家族を作り出すというアイディアがナイスだと思った。


10/8

銀河高原生ビール新橋店(ビアレストラン/千代田区内幸町1-5-3-B1F/03-3502-7355)で飲む。最近、銀座店で飲んでもあまりおいしくないので、ちょっと気分を変えてみたのである。結果は・・・今ひとつ。なぜなんだろう。


10/9

ゲーム
『クイズ500』(PC/SSRX-3061)

500円という安さにつられ購入。叩き売りとか中古でなく、新品の価格が500円っていうのがすごいよねえ。ちなみにクイズの数は500問+ボーナスクイズとのことです。


10/10


『カーニバル・デイ』(清涼院流水/講談社文庫/1900円)
『歓喜の島』(ドン・ウィンズロウ/角川文庫/952円)

ついつい買っちゃう清涼院流水、今回のは全1019ページという大作である。いや、内容的には大作じゃないと思うんだけど、少なくとも厚さは(笑)。
ドン・ウィンズロウもとりあえず買っちゃいますね。問題はニール・ケアリーシリーズ以外の作品を、まだ1冊も読んでいないってことかな(笑)。


10/11

映画
『マトリックス』

機械に支配される人間が、自由を求めて戦うという内容の作品。支配と隷属の関係がサイバースペースを介しているのが今風である。前半ちょっとだるくて、途中何度も睡魔が襲ってきたのだが、アクションシーンになったら目が冴え渡ったね。
スピード感がすごいんですよ。香港映画でよく使われるワイヤーアクション(ワイヤーで俳優を引っ張って飛ばせたりする)を多用しているんだけど、香港映画だとぼよよ〜んとなりがちな動きもすっごくシャープなんだよね。キアヌ=リーブスもキャリー=アン・モスもスタイリッシュでかっこいい。
満足しました。


10/12

歓送迎会で飲む。以上。


10/13

欲望充たされず。


10/14

欲望充たされず。


10/15

CD
『カブトムシ』(aiko/PCCA-01391)
『A・RA・SHI』(嵐/PCDJ-00001)

プロモCDを入手。『カブトムシ』のPCDには残念ながらカップリングが入ってなかった。『桃色』って曲なんだけど、『花火』系の元気せつない系の曲で、個人的にはこちらが好みなのである。もうしばらくの辛抱かな。
『A・RA・SHI』はちょっと練習しようかと思っていたりして(笑)。それはともかく、嵐って歌うまいね〜。


10/16

ほぼ半日寝てしまう。ここのところユニコーンの『働く男』ばりに、風呂に入って寝るだけ(しかも睡眠不足)な生活を送っているので、休日はだらけきってしまうのですよ。


10/17


『ヒカルの碁・3』(ほったゆみ・小畑健/集英社/390円)
『元禄御畳奉行の日記』(神坂次郎/中公文庫/533円)
『テロリストのパラソル』(藤原伊織/講談社文庫/619円)

『ヒカルの碁』はお約束。
『元禄御畳奉行の日記』『テロリストのパラソル』は以前から読みたいなと思っていた作品。ここのところ新作に欲望を揺さぶられないんだよね。


10/18

CD
『本能』(椎名林檎/TOCT-22010) 
『風にあずけて』(advantage Lucy/TOCT-4169) 
『ヤングソウルダイナマイト』(ウルフルズ/TOCT-4168)
 
サンプルを入手する。ありがとうございました。
『本能』は宣伝用PCD。『本能』『あおぞら』『輪廻ハイライト』『時が暴走する』の4曲入りである。
いやあ、『本能』はいいね。リンゴテイスト炸裂!! まさにロックンロールで、すっごくかっこいい。これを聴く前に『ロッキンオンジャパン』で予習してしまったため(このあたり、まだ優等生根性が抜け切っていないようだ(笑))、頭で聴いちゃった部分もあったんだけどね。
advantage Lucyはさわやかなバンドサウンドでよかったです。
ウルフルズはH"のCMソングですね。


10/19

欲望充たされず。


10/20

タワーレコード渋谷店へ行く。19日・20日と1F売場がGLAY一色になってしまったため、その見学である。
・・・いやあ、すごいわ。ほんとにGLAYしかないよ(あたりまえだが)。これは圧巻だ。ちなみに今回の『HEAVY GAUGE』のジャケットって蓄光なんで、暗がりだとぼんやりと緑に光るんですよ。19日の閉店後なんて、さぞや幻想的だったんだろうなあ。


10/21


『検屍官』(P=コーンウェル/講談社文庫/680円)を読み終える。主人公が探偵ではなく検屍官という違いはあるものの、V.I.ウォーショースキーものに代表される女性探偵が主人公のハードボイルドのスタイルだった。わりと好きなタイプの小説だったため、楽しく読むことができた。


10/22

欲望充たされず。


10/23

ビデオ
『がんばっていきまっしょい』

おおー、麗奈ちゃんかわいい〜。といった作品である(笑)。
内容は、地方都市の県立高校を舞台に、田中麗奈扮する女子高生の生活を描いていくというものである。彼女のボート部での活動が、ストーリーの骨格をなしている。
格別ドラマチックな展開があるわけではないんだけど、地方都市の高校を卒業している人間には(特に進学校だったりすると)、けっこう来ると思いますね。CXのドラマ『白線流し』に胸をわしづかみされた人間なら、なおさらでしょう。と、わしづかみされてしまった地方都市の進学校出身者は語るのだった(笑)。


10/24

ゲーム
『ポケ単(ポケ・ポケセット)』(PS/SCPS-10102)

『どこでもいっしょ』でポケステの手軽さにひかれたのだが、その『どこでもいっしょ』にやや飽きてしまい、新たなソフトを探している時にタイミングよく『ポケ単』を発見。ポケ・ポケセットは『ポケ単』とポケステがセットになっているもので、価格は5800円である。このソフトはバザ〜ルデゴザ〜ル、ポリンキー、『だんご3兄弟』でお馴染みの佐藤雅彦氏がプランニングをしていて、オープニングなどにその特徴が垣間見える。
内容はわりとオーソドックスなお勉強ソフトで、プレイしているとポケステ対応のクイズゲームが欲しくなってきた。


『うたの本 '99 秋』(東京ニュース通信社/457円)

季節の変わり目には、この本でしょう(笑)。


10/25

本日より、1泊2日で仙台・札幌へ出張。仙台では、到着してそのまま仙台営業所へ行き、会議をした後、即、空港といったスケジュール。牛タンを食べる暇もなく、あわただしく通過し、その後の展開がひじょうに不安になったのだが、札幌では取引先との会食後早い時間に解放され、同僚とススキノへ繰り出す。
いやあ、おもしろいね、ススキノ。もう、ビバ!! ススキノって感じでした(笑)。


10/26

札幌から直で会社に戻り、そのまま仕事に突入。へとへと。


10/27

会社の近くの天狗様で飲む。スタートが遅かったため、さらっと流す。かき鍋はけっこううまかったな。


10/28

実は誕生日である。32歳になりました。
というわけで、というわけではないけど渋谷で焼肉を食べる。思う存分飲む。家帰って即、爆睡。


10/29

仕事がけっこう遅くまでかかったため、自宅で軽く飲む。


10/30

イベント
アリtoキリギリスのインストアイベント(at:HMV SHINJYUKU SOUTH)へ行く。10/20発売のビデオの告知である。ショートコントを何本かやったのだが、かなりいい感じだった。


『飲みに行こうぜ!!』(二ノ宮知子/祥伝社/924円)
『ダブル・デュースの対決』(ロバート・B・パーカー/ハヤカワ文庫/560円)
『カリブの鎮魂歌』(ブリジット・オベール/ハヤカワ文庫/840円)

『飲みに行こうぜ!!』は、酔っぱらいに夢と希望を与えたかの名作『平成よっぱらい研究所』の作者、二ノ宮知子の作品である。もちろん買いますよ、酔っぱらいとしては(笑)。ただこの本、全184ページの内、表題作である『飲みに行こうぜ!!』は62ページしかないんだよね〜(苦笑)。祥伝社、商売上手だなあ。
他の2作はお約束である。


10/31


『影武者徳川家康・上』(隆慶一郎/新潮文庫/705円)
『影武者徳川家康・中』(隆慶一郎/新潮文庫/743円)
『影武者徳川家康・下』(隆慶一郎/新潮文庫/705円)
『林蔵の貌・上』(北方謙三/集英社文庫/563円)
『林蔵の貌・下』(北方謙三/集英社文庫/562円)

『影武者徳川家康』はもともと読もうと思っていた本だが、ほっしーが複数回読み返していたということも購入の動機となった。
『林蔵の貌』は北方歴史ものということで購入。これまで読んだのはすべて南北朝ものだったが、これは初の幕末ものである。



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1999年10月の欲望