前月へ
画面の最下部へ バックナンバーへ トップページ(最新情報)へ
1/1
昼間からのんびりと酒を飲んで過ごす。
1/2
ラグビー大学選手権準決勝をTV観戦。早稲田vs.法政戦。
先制したのは早稲田。相手ボールのラックをターンオーバー、パスを受けたWTB首藤がブラインドサイドをまっすぐに駆け抜け、4分にトライ。9分にもターンオーバーからの連続攻撃で、CTB池上。22分にも連続攻撃からCTB池上。31分にはなんとスクラムトライ!! 39分にはSH矢富のパスを受けたPR畠山がラインブレイクして突進、走りきってのトライ。着々と点差を付けていく。しかし41分、法政SHがスクラムサイドを独走、WTBにつながれてトライ。前半を33対5で折り返す。前半最後に1トライを返されたものの、早稲田FWが法政FWを圧倒し、危なげのない展開である。
後半も先制したのは早稲田。FB五郎丸がライン裏へキック、チェイスしたWTB菅野を法政選手が妨害し、6分に認定トライ。21分にはSH矢富がラインブレイクしロングゲイン、HO青木につなぎ、できたラックからの展開でNo.8佐々木がトライ。34分にはターンオーバーからの展開、WTB菅野が走りきってトライ。そして最後に、WTB勝田がトライをあげてノーサイド。結果、後半を28対0、計61対5で勝利した。
個人的なベストトライは前半4分のトライ。力関係をきっちりとわからせる強いトライだった。
1/3
欲望充たされず。
1/4
『ユリイカ 2005年11月号 特集 文化系女子カタログ』を読み終える。文化系女子好きとしては読んどかなきゃなー、というので入手した本である。“文化系女子”と一まとめにしても、ここで言及される女子の種類はさまざまで、アカデミック系の女子大学院生、映画ファン、音楽ファン、アニメファン、お笑い好き、ジャニーズファンなど多岐に渡っている。おそらく、ファッションの傾向も読んでいる雑誌も聴いている音楽も観ているTVもまるっきりバラバラなのだろうが、それぞれの文章を読んでいると、確かにみんな“文化系女子”だよなあという空気を感じる。文化系男子とは異なる、文化系女子の方向性を垣間見ることができて、なかなか楽しく読むことができた。
個人的にもっとも笑えたのが、松本美香のジャニヲタコラム。「ヨン様を見に行って空港で大はしゃぎしているオバちゃんの映像が全く笑えない」という一文に爆笑。
あと、「TBS系ドラマ『セーラー服通り』に出ていた紘川淳(本名:高岡美佳)が、東大大学院を卒業して立教大学の助教授に。」ってことを年表で知って、まじ驚いた。ちなみに『セーラー服通り』の主題歌は、渡辺美里の『My Revolution』です。
1/5
欲望充たされず。
1/6
欲望充たされず。
1/7
翌日の大学選手権前の試合前練習を観に上井草の早稲田大学グラウンドへ行く。さまざまなパターンでのアタック練習をした後、タックルダミーに関東学院のジャージを着せてのタックル練習。熱いタックルの連発で、明日の決勝に向ける選手たちの意気込みが伝わってきた。
その後、グラウンド中央で円陣を組み、選手たちの決意表明があり、最後に部歌『北風』の斉唱。距離があるので微かにしか聴こえなかったのだが、かえって歌が風景の中に溶け込んで、心にしみいる情景だった。
1/8
好天の国立競技場へ、ラグビー大学選手権決勝・早稲田vs.関東学院大学戦を観に行く。5年連続の同じカ−ドで、昨年は早稲田、一昨年は関東学院、その前年は早稲田、そのまた前年は関東学院と、交互に優勝をしている。今年度の早稲田の戦いぶりもひじょうに力強く、大学選手権連覇を信じて国立競技場へ向かった。
早稲田サイド自由席はスコアボード側で、陽射しのあたる暖かい席。客の入りはひじょうに良好。スタンド全体を見回しても早稲田の応援が圧倒的で、試合開始前の校歌斉唱では『都の西北』が国立に響き渡っていた。
立ち上がり、早稲田はずっと敵陣で攻撃を続けていたが攻めきれず、開始16分、ようやくペナルティゴールで先制。24分には自陣でのターンオーバーからバックスに展開、WTB首藤が走りきってトライ。29分にはSO曽我部のドロップゴール、34分にはSO曽我部の個人技によるトライ(関東の12番のタックルをジャンプで飛び越えた!!)で、着々と加点していく。前半終了間際に関東の猛攻を受けるが、ターンオーバーでしのぎきり、前半を20対0で折り返す。
後半も先制したのは早稲田。6分にWTB首藤が独走トライ。しかし10分、関東のアタックをターンオーバーしたものの、パスが乱れ、こぼれ球を奪われてトライを許してしまう。しかし早稲田は30分にゴール前スクラムから展開して、FB五郎丸がトライ、37分には連続攻撃からFL松本がトライと、一気に点差を引き離していく。ロスタイムに入り、ゴール正面でペナルティを得た早稲田は、佐々木主将がペナルティゴールを選択。PGを決めて終われば美しかったのだが、交替で入ったFB高橋が、おもいっきり外してノーサイド。肩スカシを食らったような、まあ、ある意味、おいしい終わり方でした(笑)。
関東のバックスの攻撃力はかなり脅威だったのだが、早稲田のディフェンスはひじょうによく、彼らに仕事をさせなかったのが勝因だと思う。特に、関東FB有賀主将ははひじょうにおっかなかったのだが、彼のアタックをきっちりと止めていたのも大きい。後半41分、あの有賀がキック処理をミスして、ノックオンしていたのには驚いた。
今回の個人的なベストトライは前半24分のトライ。自陣に攻め込まれていたのをターンオーバーして、一気にトライまで持っていったのはほんとにすばらしかった。34分のSO曽我部のトライもすごいと思ったが、なにしろ遠いサイドだったので、リアルタイムではなんだかよくわからなかったのである(笑)。近くで観ていたら、ベストトライだったたかも。
ベストプレーは2つ、29分のSO曽我部のドロップゴールと、前半終了間際のディフェンス。それぞれ、試合の流れを早稲田の勝利につなげるものだった。
清宮監督、佐々木主将のインタビューに感動し、表彰式終了後の、大きな円陣を組んでの日本一になった時のみ歌える部歌『荒ぶる』の大合唱に感動し、熱い気持ちで国立競技場を後にした。
試合後、祝勝会会場の早稲田大学大隈講堂前に向かう。大隈講堂前では2005年度シーズンを振り返る映像を観ながら、選手の登場を待つ。
祝勝会は総長、アディダスの会長(30分のスピーチを用意したなんてジョークをとばしていたが、それがジョークとは思えない長さだった(笑))、佐藤部長のあいさつがあって、そして清宮監督のあいさつ。試合開始前の『都の西北』を聴いて泣いたとのことばが、すごくうれしかったですね。
その後、樽酒の鏡割り。去年はシャンパンの開栓に失敗したので(笑)、鏡割りにしたのかも。
そしていよいよ『荒ぶる』。2002年度・山下組の祝勝会では、清宮監督が『荒ぶる』を歌える人に挙手を求めて、その少なさに驚いていたが、今年の祝勝会では歌える人が多くなっていた。これも清宮監督のおかげですよ。『荒ぶる』の後の、佐々木主将のあいさつでもファンに対する感謝を口にしてくれて、これまたうれしかったー。で、締めは『都の西北』!! いやあ、超気持ちよかったー。ほんとにハッピーな祝勝会でした(笑)。
その勢いで高田馬場に出て、超ロング飲み。酒うまーーーーーい!! いやあ、いい一日でした。
早稲田大学ラグビー蹴球部のみなさん、いっしょに応援したみなさん、ありがとうございました!!
1/9
映画
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』を観る。『ハリー・ポッター』シリーズの4作目で、「三大魔法学校対抗試合」をモチーフに、代表選手として出場することになったハリー・ポッターの活躍と、その裏で進行する邪悪な敵・ヴォルデモート卿の影響の増大が描かれている。
学校同士の対抗戦を軸にストーリーが進むせいか、ファンタジーというより、学園ドラマ的な色彩が強いように感じられる。ハリーが恋したり、ハリーとロンの友情にひびが入ったり、ハーマイオニーが美しくなったり(笑)、キャラクターたちの変化や成長も描かれ、シリーズものをリアルタイムで観る楽しさも味わえた。それにしても舞踏会シーンでのハーマイオニーのきれいなこと!! いやあ、眼福眼福(笑)。
その後、ごまや新宿東口店(ビストロ/東京都新宿区新宿3-18-4セノビル3F/03-5367-5561/http://www.jack-pot.co.jp/)で飲む。健康に気を使って(笑)、野菜メニュー中心に頼んだのだが、どれもおいしかった。
1/10
欲望充たされず。
1/11
欲望充たされず。
1/12
欲望充たされず。
1/13
映画
『ゴール! STEP1 イングランド・プレミアリーグの誓い』の試写に行く。イングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドが舞台のサッカー映画である。不法にアメリカに入国したメキシコの少年が、長じてロス・アンジェルスでイギリスの元サッカー選手に見出され、イングランドに渡ってプロのサッカー選手を目指して奮闘する様が描かれている。さまざまな逆境にも負けず、努力を重ねて主人公が着々とステップアップしていくという、オーソドックスなストーリーの作品だが、オーソドックスだからこそ、試合のシーンの迫力がきちんと伝わってくるように思える。中でも、大観衆の中で行なわれるゲームのシーンは迫力満点。スポーツ映画ならではのカタルシスを存分に味わえる、ひじょうにおもしろい作品だった。
おすすめ。
1/14
映画
『ALWAYS 三丁目の夕日』を観る。昭和33年の東京を舞台にした人情ものの映画である。自動車修理工場の一家の生活を軸に、架空の町「夕日町三丁目」に暮らす人たちの心温まる交流を、笑いと涙で描いている。
現代の日本と同じ国ではあるものの、東京タワーが建築中で、テレビや冷蔵庫が最新のテクノロジーとして登場する作中世界は、まるで異世界のよう。そのギャップなどに笑わされる一方、親子の情愛などの普遍の気持ちに涙してしまった。
素直に笑え、素直に泣ける、ひじょうにいい映画だった。おすすめ。
1/15
映画
『Mr.&Mrs.スミス』を観る。それぞれ異なる組織に所属する暗殺者の夫婦が、お互いの正体を知ったことにより、殺しあうハメになるというストーリーの映画である。夫婦を演じるのは、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー。
豪華なキャスト、派手なアクションシーンと、まさにハリウッド映画。ハラハラドキドキを楽しむことができる。個人的には、アンジェリーナ・ジョリー扮するMrs.スミスの所属しているのが、美女ばかりの組織という設定には笑えた。大予算で作られた戦隊モノ・特撮ヒーローモノ的な印象を受ける作品だった。
1/16
欲望充たされず。
1/17
地元でカレー&飲み。
1/18
四季丹波(ダイニングバー/東京都港区赤坂3-8-8フローラルプラザビルB1F/03-3587-1003/http://www.oomiya.com/)で飲む。兵庫県篠山市の株式会社おゝみやの関連企業で、丹波篠山名物の猪肉や黒豆料理などを出す和風ダイニングバーである。ひさびさに行ったが、味噌ベースのぼたん鍋はあいかわらず美味。満足満足。
1/19
欲望充たされず。
1/20
T's salon(パーティースペース/東京都渋谷区渋谷1-6-8 渋谷井上ビル2F/03−3797−1806http://www.salon.tsstyle.jp/)で飲む。宮益坂奥にある隠れ家的なパーティースペースである。リラックスできる雰囲気の中、がっつりと飲み過ぎてしまうのでした……。
1/21
『荒ぶる』吹雪とまではいかないものの、しんしんと雪の降る中、上井草で行なわれた早稲田大学ラグビー蹴球部の優勝祝賀会に行く。本当は杉並区役所で行なわれた優勝報告会にも行こうと思っていたのだが、前日の飲み過ぎがたたってしまい、上井草からの参加である。去年のパレードは雨天のため中止、その後に体育館で開催された祝賀会には気づかずに帰ってしまうという惨敗っぷり。しかし今回は公式サイトで「実施」の案内がアップされており、安心して上井草に向かうことができた。
上井草での地元凱旋パレードは、地元のちびっ子たちのマーチングバンドが先導。くす玉が用意されていたのだが、選手たちが通ったときには割れず、微妙なムードが漂っていました(笑)。
行進の後にくっついて、ラグビー部合宿所の体育館に入る。でかっ!! かなり大きな体育館なのだが、次第に部員、ファン、地元の人々でいっぱいになった。
いろいろあいさつがあり、清宮監督のあいさつがあり、鏡割り。フタ割れねー(笑)。昨年は祝勝会でシャンパンのフタが折れちゃったので、これも来年に向けた吉兆だということにしておきたいと思います(笑)。
祝賀会では、地元の方々が作ってくれた料理を食べながら、サントリー様ご提供のお酒を飲みながら(笑)歓談タイム。迎え酒のおかげで二日酔いからも復活したため(笑)、選手たちに記念撮影をお願いすることにした。清宮監督、佐々木主将にサインを求める行列はめちゃめちゃ長かったー。
祝賀会には子供たちもたくさん参加していたのだが、部員たちにすごく懐いていたのが印象的。地元に愛されている姿を見ることができて、ファンとしてもうれしかった。
残念ながら、部員といっしょに「焼き肉食べ放題祝勝会」に参加できるという抽選には外れてしまい(当る気マンマンだったんだけどなあ(笑))、上井草でがっつりと飲んで帰宅。
おいしいお酒でした。
1/22
欲望充たされず。
1/23
欲望充たされず。
1/24
cucina-Bar然(ダイニングバー/東京都新宿区新宿3-7-9/03-3354-3300/http://r.gnavi.co.jp/a217000/)で飲む。串焼き料理とイタリアンを食べることのできるダイニングバーである。前回行って、気に入ったのでまた使ったわけである。
本日もまた美味だった。
1/25
欲望充たされず。
1/26
『ステップ! ステップ! ステップ!』の試写に行く。社交ダンスのプログラムを導入したニューヨークの公立小学校を舞台に、小学生たちが社交ダンスコンテストに向かって努力する姿を追ったドキュメンタリー映画である。
60以上の学校からピックアップされたのは3校。登場する人種の構成に、アメリカの持つ矛盾点(WASPが少ない)みたいなものを感じてしまったりしたのだが、おませな女の子たちとアホな男の子たちの日常はふつうに微笑ましいし、いっしょうけんめいに練習する彼ら彼女らの姿を観ていると、素直に応援したくなってくる。加えて子供とはいえ、うまい子のダンスシーンは抜群にかっこよく、単なる成長譚としてだけでなく、ダンス映画としての楽しさも味わえた。
いい作品だった。おすすめ。
余談だが、アメリカの子たちの自己主張の強さにはびっくり。国民性の違いを感じた。
1/27
欲望充たされず。
1/28
ひさびさにがつっとカラオケ。のんびりと好き勝手に歌う。
飲みも懐かしトーク炸裂で楽しかったでーす(笑)。
1/29
映画
『キング・コング』を観る。1933年公開の『キング・コング』のリメイク作である。幻と呼ばれていた孤島(スカル・アイランド)にたどり着いた映画の撮影隊が、島に生息する巨大な猿“キング・コング”のために危機的状況に陥ってしまうというストーリー。キング・コングにさらわれたヒロインとキング・コングの間に、次第に交流が生まれ始めるというのが、物語のキーとなっている。
すごいディテールで構築されたスカル・アイランド、1933年のニューヨークを舞台に、キング・コングや様々な生物が暴れ回る映像は迫力満点で、圧倒的な映像の力を満喫することができた。
大画面の劇場で観てよかったー。
それにしてもあんなに危ない目にあいながらも、ヒロイン死なない死なない(笑)。まあ、途中で死んでしまったら困るわけですけどね。
1/30
欲望充たされず。
1/31
『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』 (西尾維新/講談社ノベルス/980円)を読み終える。清涼院流水の“西尾氏、イチ押し。”という惹句にひかれて(笑)、3年以上前についつい入手してしまった小説である。ストーリーは、絶海の孤島に隠れ棲む財閥令嬢に招待された5人の「天才」女性が、密室殺人事件に巻き込まれるというもの。語り手は男子大学生だが、登場人物の多くは若い美少女である。
キャラクターの造形、世界観の設定など、アニメ、コミック、ゲームとの地続き感が強く感じられる小説で、垣間見える若さや青さ、少し背伸びした態度が微笑ましく、最後まで楽しく読むことができた。
次月へ 画面の最上部へ バックナンバーへ トップページ(最新情報)へ
2006年1月の欲望