2005年11月の欲望


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11/1

欲望充たされず。


11/2

とんどん亭(韓国料理/東京都渋谷区道玄坂2-6-6/03-3496-3109)で飲む。ここのチヂミはうまいねえ。こーってりと飲みました。


11/3

欲望充たされず。


11/4

スウィングガールズオンエア前夜祭イベント(at:スタジオドリームメーカー)に行く。映画『スウィングガールズ』が地上波初オンエアということで実施されたイベントで、スウィングガールズ&ア・ボーイとスウィングレディース&ジェントルメンのミニライブがメイン。
ガールズたちは着々とレディになっていて、その成長ぶりがまぶしかったり(笑)。ライブの楽しい雰囲気は相変わらずで、観ていてハッピーな気分になれた。


11/5

暑いくらいの晴天の中、秩父宮ラグビー場へラグビーを観に行く。2011RWC日本招致カウントダウンマッチ:日本vs.スペイン戦。赤いものを着用していくとレッドバンドがもらえるということで、赤い服を着て行った。
先制したのは日本。自陣からのキックが超ナイスタッチとなり、地域を大きくゲイン。敵陣でのプレーが続いた後、ラックから出たボールがFB立川に渡り、彼の個人技で4分にトライ。しかし7分にはスペインの裏へのキックがいいところに転がり、その後の連続攻撃からトライを奪われる。日本は12分に、FL菊谷がゴール前のラックからDFをこじあけてトライ。しかしスペインに19分のドロップゴール、22分のキック処理のミスを突かれてのトライ、26分のドロップゴールで逆転を許してしまう。しかし日本は33分に、ゴール前モールを10人くらいで押し込んでのトライで再逆転。前半を21対18で折り返す。
後半は開始2分で、スペインがペナルティゴールで先制し同点。しかし日本は6分のペナルティゴール、10分のドロップゴール、19分のペナルティゴールで引き離しにかかる。スペインは27分、日本陣内にキックパス、これがきれいにつながりそのままトライと追いすがるが、その後、日本が32分にモールでトライ。スペインは37分にペナルティゴールを決めたものの、40分にはWTB小野澤の見事な走りでのトライで、ノーサイド。結果、後半を23対 11、計44対29で勝利した。

勝因はSO廣瀬のキックだろう。すばらしく安定していて、ゲームを締めていた。

このゲームの個人的ベストトライは、後半27分のスペインのキックパスからのトライ。アメフトのタッチダウンパスを思わせる見事なプレイだった。

夜は、世界の山ちゃん新大久保2号店(手羽先居酒屋/東京都新宿区百人町2-1-4/03-3205-3913/http://www.yamachan.co.jp/index.html)で飲む。銀河高原生ビールをがっつり。続けてPicasso2(レストランバー/東京都新宿区百人町1-15-1/03-5330-0391/http://cococolony.com/pica1/top.cgi)に流れ、ガージェリースタウトを飲み終了。


11/6

前日とは打って変わった曇り空の下、秩父宮ラグビー場へラグビーを観に行く。関東学院大学vs.大東文化大学戦と早稲田vs.帝京大戦。リーグ戦と対抗戦のそれぞれ強豪校同士の対戦である。雲行きが怪しかったので、屋根のある席を探しなんとか確保。試合開始前には屋根のある席はほぼ埋まっていた。

第1試合は関東学院大学vs.大東文化大学戦。先制したのは大東。開始3分でゴロパンをナイスキャッチ、FWが突進しトライ。しかし24分には関東がトライを奪い返し、前半を5対5で折り返す。
後半は大東が9分に先制トライを上げるが、23分には関東がオープンに回してのトライで同点に追いつく。その後、両チームとも攻め手に欠ける感じがあったが、33分、大東CTB升屋が、ライン裏へのショートキックを自らキャッチし、そのまま走りきってトライ。しかししかし36分、関東FB有賀が独走トライで再同点。40分には関東の連続攻撃、バックスが走りきって逆転のトライを上げてノーサイド。結果、後半を19対12、計24対17で関東学院が勝利した。

全体に淡々と進行したゲームだったが、だからこそ(?)ラスト10分の盛り上がりはすごかった。個人的なベストトライは、後半33分の大東CTB升屋のトライ。 鮮やかだった。

第2試合は早稲田vs.帝京大戦。第1試合の途中から次第に雨も混じり出し、早めに来てよかったなーと感じつつ、引き続き観戦する。
先制したのは早稲田。開始10分、ラインアウト→モール→トライ。しかしそれ以後はラインアウトできちんとマイボールを確保できず、ゲームの主導権を握ることができない。28分には帝京にペナルティゴールを奪われてしまう。前半の最後、早稲田のキックしたボールが、帝京WTB木村にナイスキックパス、カウンターをくらうが、なんとか早稲田のWTB首藤、WTB菅野が止めて事なきを得る。前半は5対3で折り返し。
後半も先制したのは早稲田。開始5分、ラインアウト→モール→トライ。9分にはモールを押し込んだ後、右に展開。WTB菅野が走りきってトライ。その後、少し停滞するが、30分にSH矢富が内に返したところに、WTB首藤が走り込みトライ。38分にはラインアウト→モール→トライと着々と引き離していく。しかし41分には帝京FL堀江が独走、WTBに渡り、そのまま振り切られてトライを奪われてしまい、ノーサイド。結果、後半を24対5、計29対8で勝利した。

個人的なベストプレーは、前半の最後、早稲田のWTB首藤、WTB菅野が、帝京WTB木村の独走を止めたプレー。嫌な流れを後半に持ち込ませないナイスプレーだった。

個人的なベストトライは後半30分のWTB首藤のトライ。切れ味の鋭い、壮快感のあるトライだった。

この後、軽飲み。


11/7

欲望充たされず。


11/8

欲望充たされず。


11/9

Picasso1(レストランバー/東京都新宿区百人町1-23-17/03-5330-0481/http://cococolony.com/pica1/top.cgi)で軽飲み。ガージェリーエステラはおいしいねー。


11/10

欲望充たされず。


11/11

表参道飲み。店は忘れた……。


11/12

東京都美術館で開催された「プーシキン美術館展 シチューキン・モロゾフ・コレクション」を観に行く。マティスの「金魚」をリードアイテムに、ピカソの「アルルカンと女友達(サルタンバンク)」、「女王イザボー」などが展示されたコレクション展である。
会場に入るのに15分待ち、絵の前には常に人だかりという状況だったが、それなりにじっくりと鑑賞することができた。
名画と呼ばれる作品はもちろん存在感ありありだったが、個人的に惹かれたのは多色版画の数々。清楚で透明感ある色合いが心に残った。ふと省みると音楽にしろ文学にしろ映画にしろ絵画にしろ、自分が魅力を感じるポイントは透明感とか清楚さとか静けさなのだなとあらためて思った。


11/13

真っ青に晴れわたった秋空の下、上井草の早稲田大学グラウンドへラグビーを観に行く。Jr.選手権ファーストフェイズ早稲田Bvs.関東学院大学B戦。Jr.選手権をはさんで、前にD戦、後にC戦というスケジュールとなっているため、D戦から観戦すべく早めにグラウンドに向かう。着いたのは 11:40頃、その頃にはまだ空席もあったが、キックオフの12:00にはほぼ満席となっていた。

第1試合D戦。先制したのは関東学院。開始1分に早稲田ボールが奪われ、そのまま走りきられてトライ。10分にも関東のトライ。関東の圧力の前に、早稲田が押される展開となる。しかし中盤をすぎて早稲田は関東の圧力に適応しだし、23分には関東のペナルティからハリーでリスタート、ラインブレイクしたプレイヤーがそのまま走りきってトライ。33分には関東にトライを上げられるが、36分には早稲田もラインアウト→モール→トライで追い上げる。前半は14対19で折り返し。
後半も先制したのは関東。9分にモールから展開されトライ。随所で関東SHにうまい走りを見せられる。早稲田は15分、展開しての連続攻撃でトライを奪うが、21分、41分と関東にトライを奪われノーサイド。結果、後半を7対19、計21対38で敗北した。
早稲田はチャンスを決めきれなかったのがつらかった。

第2試合Jr.選手権であるB戦。このゲームでも先制したのは関東学院。開始2分、スクラムからのボールをSHにそのまま持ち込まれてトライ。12分にもモールから展開され、関東SO・田井中の個人技でトライ。早稲田は展開してもラインにスピードがのらず、消化不良な内容が続く。しかし早稲田は30分、関東のペナルティからハリーでリスタートしトライ、41分には連続攻撃からラインに残った5番が走りきってトライ。10対10の同点に追いついたところで、前半終了。
後半も先制したのは関東。10分、パスインターセプトから、そのまま走りきられてトライ。早稲田は24分、ラインアウトから素早く展開しトライ、ゴールも決めて逆転するが、27分には微妙なキックからカウンターアタックをされ、関東に逆転のトライを奪われる。早稲田は攻めきることができず、そのままノーサイド。結果、後半を7対10、計17対20で敗北した。

早稲田は接点で負けていたことに加え、勝負どころで小さなミスを積み重ねたのが痛かった。残念なゲームになった。

さすがにヘコんで、C戦は観戦せずに帰宅orz。帰り際、佐々木隆道に肩を抱かれて引き上げる、久木元を見かけた。号泣していた。
この日の敗北の悔しさを、対抗戦、大学選手権に勝つための糧にしてほしいと思った。


11/14

欲望充たされず。


11/15

地元のもつ焼き屋で飲む。ここのオリジナルのもつ焼きはほんとにうまいのである。こってりと飲んだー。


11/16

欲望充たされず。


11/17

欲望充たされず。


11/18

DVD
『夢の翼! 〜2005千葉ロッテマリーンズ激闘の真実〜』を観る。千葉ロッテマリーンズの2005年日本シリーズ優勝を記念してリリースされたドキュメンタリーである。「レギュラーシーズン名場面」、「プレーオフ激闘録」、「日本シリーズダイジェスト」の3つから構成されている。
中でも見どころはソフトバンクホークスとのプレーオフ。4対0のリードを9回裏に同点にされ、結果、敗戦となった3戦目にひとつの山を持ってくることで、プレーオフ第2ステージ全体をよりドラマチックな“ストーリー”にすることに成功している。また投手ミーティングの模様、野手ミーティングの模様、ベンチ裏選手サロンなど、通常のスポーツ中継では観られないシーンも、“ストーリー”に彩りを添えている。フィクションもびっくりなドラマチックな内容で、千葉ロッテファンでなくとも楽しめる作品だった。


11/19

『都市の模型展 ー東京を視るー』(at:森都市未来研究所/六本木ヒルズ森タワー50F)に行く。1/1000で作られたニューヨーク、東京、上海の模型を中心にした展覧会である。11/23で終了ということで、駆け込みでの観覧である。
もともと博物館などで都市の模型を見るのは好きだったのだが、展示された模型のその精密な作りにまずびっくり。また1/1000というスケールは思っていた以上に巨大で、“立体”で迫ってくる都市の姿は圧倒的だった。東京という街の拡がりを一望する行為は、特別な力を与えられたかのようで、浮きたつ気持ちとともに、しばしぐるんぐるんと模型の間を歩き回らせるのだった。

続けて、森美術館(六本木ヒルズ森タワー53F)で開催されている「杉本 博司:時間の終わり」展へ。アート系の写真家:杉本博司の代表的なシリーズが一堂に会する回顧展である。
世界中の海の水平線を撮影した「海景」シリーズ、映画館の内部を映画が上映されているあいだ、ずっとシャッターを開けっ放しにして撮影した「劇場」シリーズ、博物館の自然史模型を撮影した「ジオラマ」シリーズ、蝋人形を肖像画のように撮影した「ポートレート」シリーズなどが展示されている。
どの行為も単体で取り上げるとアホっぽいのだが(笑/蝋人形を撮影して、実際の人物の肖像写真のように見せるなんて、なんか笑えません?)、連作として様々なバリエーションを提示されると、全体から作者の強い意志が立ち上ってくるのを感じる。表現だけでなく、背景も含めて観客に提示するというスタイルは、ひじょうに刺激的でおもしろかった。


11/20

欲望充たされず。


11/21

欲望充たされず。


11/22

仏蘭西屋一兆(洋風居酒屋/東京都品川区西五反田1-4-8/03-3493-4468/http://www9.plala.or.jp/ichi-tyo/i)で飲む。料理のおいしい居酒屋で、がっつり食べこってりと飲んだ。


11/23

秋晴れの空の下、秩父宮ラグビー場へラグビーを観に行く。早稲田vs.慶應戦。早稲田はこの試合に勝つと対抗戦の優勝が決まる。さすがに早慶戦、観客の立ち上がりはよく、キックオフ一時間前でも、メイン自由でまとまった席を確保できるのは前の方だけだった。
先制したのは早稲田。18分にCTB今村が走りきってのトライ。しかし慶應のディフェンスの健闘で、なかなか追加点を奪えない。ようやく38分、PR畠山がピック&ゴーから独走、HO青木につないでトライ。前半を14対0で折り返す。
後半、慶應ゴール前に迫ったWTB首藤に対し、慶應FB山田がハイタックル。開始4分、早稲田が認定トライで先制。その後は早稲田のトライラッシュ。10 分にCTB今村、14分にはラックからの独走でSH矢富!!、27分にはモールから右に展開しFB五郎丸、34分にはFB五郎丸の個人技、43分にはWTB菅野の独走と6連続トライ。守っては慶應を完封し、ノーサイド。結果、後半を40対0、計54対0で勝利した。

前半はちょっとハラハラしたが、終わってみれば完勝と、ひじょうに気持ちのいい試合内容だった。最終ラインにFB五郎丸がいることの心強さを、この試合であらためて感じた。

個人的なベストトライは後半38分のHO青木のトライ。一連のプレーの起点になったPR前田の走りも含め、フロントロー3人の働きは見事。ゲームの流れを決定づけるすばらしいプレーだった。

その後、新宿へ出てこってりと飲む。快勝の後のお酒はおいしいなあ。


11/24

欲望充たされず。


11/25

やぶ屋溜池山王店(居酒屋/東京都港区赤坂1-6-14赤坂共和ビル/03-3583-3397/http://www.yabuya.com/yabuya/tameike.htm)で飲む。名古屋系の居酒屋である。赤いウインナー炒めなど、ジャンクなメニューがなかなかいい感じ(笑)だったが、中でもマルシンハンバーグ唐揚げには笑った。


11/26


『社長DEジャンケン隊 ・1』(現代洋子/小学館/762円)
『もう、しませんから。・2』(西本英雄/講談社/390円)
『ユリイカ 2005年11月号 特集 文化系女子カタログ』(青土社/1238円)

『社長DEジャンケン隊』は、週刊ビッグコミックスピリッツに連載されていた『おごってジャンケン隊』が好きだったこともあり入手。
『もう、しませんから。』はあいかわらずの脱力感がナイス。
『ユリイカ』は、文化系女子好きなので、ついつい(笑)。


11/27

『The Power Play』を更新する。
一押しは、レミオロメンの『蒼の世界』。広がりのあるメロディーが高揚感を生み出します。二押しはaikoの『キラキラ』。感傷とポップを両立させた“世界”が魅力的な楽曲です。その次は藤井隆の『STAR BRIGHT LOVE』。『OH MY JULIET!』のカップリングで、80年代のアッパーなユーロビートテイストがおもしろい。続くサンボマスターの『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』は歌詞の直球さにやられました。Tommy Heavenly6の『LCDD』は、キラキラしたサウンドがキュート。


11/28

欲望充たされず。


11/29

仕事パーティーに出席。ひじょうに華やかなパーティーだった。


11/30

Legato(レストラン/東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー15F/03-5784-2121/http://www.legato-tokyo.jp/jp/shibuya/home/welcome)で仕事パーティー。豪華なレストランでの、これまたひじょうに華やかなパーティーだった。



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