2005年1月の欲望


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昼間からのんびりと酒を飲んで過ごす。


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ラグビー大学選手権準決勝をTV観戦。昨年の準決勝と同一カード・早稲田v.s.同志社大戦である。昨年は辛くも勝ったもののギリギリまで追い詰められ、ほんっとにヒヤヒヤした試合内容。今年はスカッと勝ってほしいなと思いながら観戦した。
早稲田は開始4分、同志社ゴール前でのラインアウト→モール→トライで先制。18分にはLO内橋のクイックリスタートからFB五郎丸がトライ。28分にはラックから出たボールを、SH後藤が長い飛ばしパスでWTB首藤に素早くつなぎトライ。38分にはラックのボールを持ち出したSH後藤が、自ら抜けていってのトライと一気に点差を付けていく。ロスタイムには同志社にゴール前に迫られたが、サイドラインから押し出して同志社に得点を許さず、前半を26対0で折り返す。
後半は首藤が大きく抜けてできた左サイドの起点から右へと大きくオープンにつなぎ、6分に先制トライ。12分には同志社CTB平の個人技でDFを裂かれトライを奪われたが、15分には相手ボールスクラムのこぼれ球をSH後藤が奪取、ナイスランからCTB菊池につないでのトライ。26分にはラックサイドを突いて桑江が突進、松本へつないでのトライと着実に点差を付けていく。34分、41分と同志社にトライを奪われたが、反撃もここまで。後半を 19対17、計45対17で勝利した。

個人的なベストトライは後半15分のトライ。相手ボールスクラムをコントロールしてボールを奪取し、後藤、菊池のナイスランで仕留めるというFW、BKの共同作業がよかったし、相手トライの直後に即、点を取り返したというのもよかった。
ベストプレイヤーはSH後藤。3つのトライに直接からむ活躍で、ひじょうにいいできだった。
いやあ、お酒がおいしいねえ(笑)。


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欲望充たされず。


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ごまや新宿東口店(ビストロ/東京都新宿区新宿3-18-4セノビル3F/03-5367-5561/http://www.jack-pot.co.jp/)で飲む。チェーン店ではあるが、料理の味、内装などなどひじょうにいい店である。がっつり飲んで、がっつり食べた。


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仕事始め。きっちり働き、山口屋(ジンギスカン/東京都港区新橋3-14-6/03-3459-1194)で飲む。ジンギスカンは良質の羊肉を使っていて、ひじょうにおいしい。満腹満足。


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欲望充たされず。


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欲望充たされず。


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青空は広がっているものの風が冷たく強く、こめかみがキーンと痛くなるくらいの寒い気候の元、早稲田Bv.s.早稲田C戦と、明日の大学選手権前の試合前練習を観に上井草の早稲田大学グラウンドへ行く。そこここに残った除雪された雪の固まりを抜けている途中で、Bv.s.C戦はキックオフ。あわてて客席に向かう(というわけで、トライの時間には若干誤差があるかもしれないことをご了承ください)。
試合は開始6分で、Bがターンオーバーからのトライで先制すると、13分にはオープンに展開しての連続攻撃でのトライ、21分にはSHのパスを奪取してのトライと、Bが着々と加点していく。Cは23分に、キックオフボールをBのSO久木元が蹴りかえそうとしたところをチャージして1トライを返すが、Bはすぐに逆襲。31分にはBのSO久木元のライン裏へのショートキックをWTB(だと思う)がキャッチしそのままトライ、38分にはCのミスをついてターンオーバーしてのトライと、Bが引き離していき、前半をB 29対C 5で折り返す。Bはディフェンスがひじょうによく、そつなく加点していったが、Cはノックオン、パスミスなどミスがひじょうに多く、プレイの精度が点差になったような感じがした。
しかし後半は一転、Cも奮闘し、Bに追加点を許さない。Bも前半同様きっちりとディフェンスし、Cを封じ込める。ゲームは終盤まで拮抗するが(後半はストップウォッチを押し忘れたので(泣)、前半同様、時間には若干誤差があるかもしれないことをご了承ください)、Cは自陣よりFB中崎が大きくゲインし、そこからの連続攻撃で29分にトライを奪ってゲームを動かす。続けて30分にも、自陣でのラインブレイクからCが独走し、パスを受けたランナーがまたまた独走してのトライ、32分にもCバックスが走りきってのトライと、B 29対C 26の3点差まで詰め寄る。Cはなおも攻め続け、Bはペナルティの連発。もしかしてCが逆転するかも……と思ったが、長いロスタイムにもCは攻めきることができず、ノーサイド。後半をB 0対C 21、計B 29対C 26でBが辛くも逃げ切った。まるで昨年度の大学選手権の同志社戦のようなゲームだった。
後半のCの奮闘ぶりは感動もの。この熱さが明日のAの試合につながるといいなと思った。

14:00からはAのアタック練習。小一時間ほど(だと思う)さまざまなパターンでのアタック練習をした後、タックルダミーに関東学院のジャージを着せてのタックル練習。熱いタックルの連発で、明日の決勝に向ける選手たちの意気込みが伝わってきた。その後は2グループに分かれて、バックスの選手たちはキック練習。五郎丸のキックは、回転がいいねえ。
その後、グラウンド中央で円陣を組み、選手たちの決意表明があり、最後に部歌『北風』の斉唱。距離があるので微かにしか聴こえなかったのだが、かえって歌が風景の中に溶け込んで、心にしみいる情景だった。終了は15:30過ぎ。

めちゃめちゃ寒かったんだけど、行ってよかった〜。いやあ、明日の試合に向けてのテンションが高くなってきたよ。優勝してほしいなあ。


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前日の寒さがやや和らいだ好天の国立競技場へ、ラグビー大学選手権決勝・早稲田v.s.関東学院大学戦を観に行く。4年連続の同じカ−ドで、昨年は関東学院、一昨年は早稲田、その前年は関東学院と、交互に優勝をしている。今年度の早稲田の戦いぶりはひじょうに力強く、今年は大学日本一になることを信じて国立競技場へ向かった。
早稲田サイド自由席はスコアボードと逆側のひじょうに寒い席だったが、客の入りは良好。スタンド全体を見回しても早稲田の応援が多く、試合開始前の校歌斉唱では『都の西北』が国立に響き渡る。席について旗を取り出そうとした時に先端の丸いのが落っこちてしまい、なんか嫌ーな気持ちになってたのだが、『都の西北』のおかげで気分はかなり復活した。
早稲田は開始3分、SH後藤の突破から右オープンに展開して、WTB内藤へとつないであっさりと先制トライ。これでかなり点差がつくかと思ったのだが、それ以降は関東ディフェンスが健闘。流れを呼び込めなかったのは、9分、関東ゴール前での、早稲田ボールラインアウトを取れなかったのが大きかった気がする。モールが押せなかったり、ラインアウトがうまくいかなかったり、やや消化不良な展開が続いたが、ようやく前半の終盤、スクラムから出たボールが FB五郎丸に渡り、そのまま独走してのトライで32分に追加点。しかし36分、SO安藤のキックがチャージされ、関東学院がトライ。前半を12 対7で折り返す。
後半、9分にインターセプトからの独走トライで関東に逆転を許してしまい、いきなり暗澹たる気分に陥ったが、直後13分、ラックから出たボールをSO 安藤が切り込んでのトライで再逆転。17分には相手ボールラインアウトのこぼれ球をLO内橋が奪取し、そのまま独走してのトライと着々と加点していく。再逆転して以降の早稲田のディフェンスは固く、関東には得点を許さない。39分には、CTB今村がトライして勝利を決定づける。ロスタイム・44 分に関東にトライを奪われたが、そこでノーサイド。結果、後半を19対12、計31対19で勝利し、大学日本一!! ロスタイムにトライを取られたのは残念だが、関東学院CTB有賀の最後の突破を止めたのはひじょうに大きい。来年に向けていいイメージが残った。
表彰式終了後、グラウンドに部員が集合し、大きな円陣を組んで、日本一になった時のみ歌える部歌『荒ぶる』の大合唱。観ていてじーんと来たー。
その後、祝勝会会場の早稲田大学大隈講堂前に向かう。大隈講堂前では2004年度シーズンを振り返る映像を観ながら、選手の登場を待つ。映像は2002年度の優勝の祝勝会で流れたものと同一のスタイルのもの。テンポのいい編集で楽しめた。
祝勝会は総長、アディダスの社長(ロバート大人気(笑))、ビデオメッセージなどの後、清宮監督のあいさつ(笑えた)。そして諸岡主将のあいさつ。その後、アディダスの社長からのプレゼントのシャンパンを開けようとしたのだが、なかなか栓が抜けず、結局、伊藤が栓を折っちゃった(笑)。
清宮監督から佐々木に主将の指名があったり、ビッグジャージが大隈講堂前に掲揚されたり、『荒ぶる』歌ったり、『都の西北』歌ったり、ほんと超ハッピーな祝勝会だった(笑)。その勢いで高田馬場に出て、超ロング飲み。いやあ、酒おいしかったーーーーー!!


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映画
『カンフーハッスル』を観る。『少林サッカー』でスマッシュ・ヒットをとばしたチャウ・シンチーが、監督・主演をしたカンフー・コメディーである。VFXをふんだんに使ったカンフーアクションも含め、かな〜りのアホ映画。あまりのアホさ加減に、とにかく笑わされる作品である。クライマックスにさえも小ネタを入れてしまうそのスタイルには、つくづく感服した(笑)。おすすめ。

木亭(木偏に亭で1文字)屋(きてや)西武新宿駅前店(串焼/東京都新宿区歌舞伎町2-45-4若月ビル1F/03-3204-6320/http://r.gnavi.co.jp/a218700/)で飲む。西武新宿駅前のこじんまりとした串焼屋である。立て看の「とん平焼き」ということばに引かれて入ったのだが、メインの串焼はもちろん、とん平焼き、地鶏お造り、あつあつじゃがサラダなどなど料理はばかうま。我ながら引きの強さに驚きました(笑)。


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自然洞Cha-Yon-Don(ジネンドウチャヨンドン)(韓国料理・沖縄料理/東京都新宿区西新宿1-4-1-6F/03-3343-1511/http://r.gnavi.co.jp/g011001/)で飲む。内装のきれいな韓国料理と沖縄料理を出すダイニングバーで、先月、初めて行ったのだが、なかなかよかったので再訪した。


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欲望充たされず。


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欲望充たされず。


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欲望充たされず。


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今にも雪に変わりそうな冷たい雨の降る中、阿佐ヶ谷へ早稲田大学ラグビー蹴球部の大学選手権優勝パレードを観に行く。当初の予定では、阿佐ヶ谷パールセンター(商店街)をパレードし、JR阿佐ヶ谷駅南口で優勝報告といった流れになっていたのだが、雨のため予定を変更して、阿佐ヶ谷駅から杉並区役所に向けてパレード。報告会は杉並区役所ロビーで行なわれた。
冒頭の杉並区長のあいさつに続いて、清宮監督のあいさつ。「婚姻届は杉並区役所に提出した」など杉並がらみの小ネタを盛り込みつつのスピーチだった。来賓のスピーチの中では、石原伸晃(慶應卒)のものが秀逸。石原伸晃は伊藤といっしょに万歳三唱をやったのだが、ビジュアル的にかなり笑えた。伊藤という男はほんとに絵になるねー(笑)。
あと何気に笑いを取っていたのが、商店街の方のスピーチの「4年生はたぶん卒業するのでしょうが」という一言だった。
で、諸岡主将のあいさつ、英善部長のあいさつがあり、ちびっこからの花束贈呈、『荒ぶる』斉唱。締めは応援部のリードによる『都の西北』とラグビー部へのエール、といった流れだった。

で、続けて上井草に行ったら、雨天のため上井草でのパレードは中止。
優勝記念の「荒ぶるTシャツ」を買って、すごすごと撤収してきた。

夜は炭火焼鳥 鞠子屋(焼鳥屋/千葉県浦安市猫実5-4-1/047-351-2565/ http://www.paw.hi-ho.ne.jp/marikoya/)で鍋。具材のシンプルな鍋で、どことなく素朴なのがいい感じである。特に出汁の染み込んだ白菜がナイス。さんざん飲んで食べて、雑炊も満喫して満足満足。
その後、もう一軒に流れて撤収。


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欲望充たされず。


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欲望充たされず。


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映画
『レイクサイドマーダーケース』を観る。東野圭吾のミステリ『レイクサイド』が原作の映画である。名門中学の受験のために、子供の勉強合宿で集まった湖畔の別荘が舞台。そこで起きた殺人事件と、その隠蔽工作を図る家族の姿が描れている。
印象的だったのは、登場人物のひとりが淡々と隠蔽工作をしている姿。その心の在り様が理解できず、ホラー映画ばりにじわじわと恐怖が沸き起こってきてしまった。恐怖の種は、人間の心の中にこそ潜んでいるのかもしれないなと、あらためて考えさせられた。
余談だけど、鶴見辰吾と杉田かおるが夫婦役というのが、ちょっと感慨深かったりして(金八の第1シリーズの中三夫婦ですね)。


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鳥良新宿3号店(居酒屋/東京都新宿区新宿3-18-4-4F/03-3355-2733/ http://www.samukawa.co.jp/toriyoshi/)で飲む。手羽先唐揚がメインの居酒屋である。コースメニューを頼んだのだが、ボリューム満点。食いきれないくらいの量が出てきた。味も良好、価格もそれなりにリーズナブルで満足満足。


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欲望充たされず。


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ニユートーキヨーミュンヘン(Beerホール/東京都豊島区東池袋1-13-6交通公社池袋ビルB1F/03-3983-4081/http://www.newtokyo.co.jp/)で飲む。がっっっつりとビールを飲み、いい気分で2次会へ流れ終了。記憶なし(笑)。


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欲望充たされず。


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映画
『ハウルの動く城』を観る。ファンタジー小説を原作にした宮崎駿監督のアニメで、魔法と科学(技術レベル的には第1次大戦くらい?)が混在する世界を舞台に、魔女の魔法により老婆に変えられてしまった少女と、魔法使いのハウルとの交流を描いている。
他の宮崎アニメと同様、この作品のヒロイン・ソフィーもひじょうに健気。ちょっとストーリー的にわからない所があったが、絵の美しさはよかった。
ちなみにラストシーンでは思わず笑ってしまいました。


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欲望充たされず。


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欲望充たされず。


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『ふたりジャネット』(テリー・ビッスン/河出書房新社/1900円)を読み終える。ヒューゴー賞・ネビュラ賞受賞作『熊が火を発見する』他全9編を収録した短編集である。ジャンルとしてはSFの短編集としてくくられるのかもしれないが、収録されている作品の多くからは、ユーモラスなSFというよりも、SFの道具立てを使って書かれたトール・テール(ほら話)的な印象を受ける。すっとぼけた味わいで、読んでて自然に笑みがこぼれてくるようなチャーミングな作品が多く、特に連作『万能中国人ウィルスン・ウー』シリーズの、あまりにバカげたストーリーにはほんとにやられた(笑)。
こういう作品、かなり好きかも〜。
余談だが、『熊が火を発見する』を読んで、川上弘美の『神様』を思い出した。『神様』はくまに誘われて散歩に出る話で、そこはかとなくユーモラスなところがけっこう好きなのである。


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名古屋出張。夜は楽食空間まつり錦店(居酒屋/愛知県名古屋市中区錦2丁目7-21/052-218-0081/http://www.ganet.jp/maturi-group/)で飲む。創作和食の店である。どの料理もひじょうにおいしく、満足することができた。続けて2軒目に流れ、睡魔にやられた(笑)。


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引き続き名古屋出張。チャオ堀内ビル店(スパゲティ/愛知県名古屋市中村区名駅4-5-19第5堀内ビル1F/052-541-1846)でランチ。あんかけスパゲティを食べる。初めて食べたのだが、軽くとろみのついたトマトソースは、パスタというよりもナポリタンに代表される“スパゲティ”ですな。B級テイストな味わいで、なかなかおもしろかった。


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欲望充たされず。


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世界の山ちゃん新大久保2号店(手羽先居酒屋/東京都新宿区百人町2-1-4-B1F/03-3205-3913/ /http://www.yamachan.co.jp/index.html)で飲む。あえて名古屋メニューでなく居酒屋チックなメニューをオーダーしたのだが、リーズナブルなわりになかなかおいしかった。満足満足。


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欲望充たされず。



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