2004年5月の欲望


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5/1

さかまさくんおすすめの、心やくふ楽(串焼/千葉県船橋市本町4-41-29/047-426-6770/http://www.kuuraku.co.jp/)で飲む。串焼きがメインのこ洒落系居酒屋である。
料理はおいしく料金もリーズナブルで、かな〜り満足。銀座、新宿、渋谷にも系列店があるので、そちらにも行ってみようと思わされた。
カラオケでは堂島孝平の『ハジメテのハジマリ』に初挑戦。とりあえず歌えたので、もう少し練習してみようと思いました。あとはくるりの『ロックンロール』とか、wyolicaの『Mercy Me 〜いつか光を抱(いだ)けるように〜』などなど。サイバーDAMはキーを思いっきり変えられるので、女性の曲も男性の曲っぽく歌えるのがいいですね。『Mercy Me』の一人称は「ぼく」だから、原曲知らなきゃオリジナルは女性の歌だとは思えないんじゃないかな。


5/2

会社の同僚たちと川辺でバーベキュー。昼間っからこってりと飲む。ローストビーフ、手作りピッツァ、焼魚などどれも美味だった(なんかバーベキューっぽくないメニューですね(笑))。がんがん食べて、い〜い感じで酔っぱらって撤収。


5/3

神宮外苑で飲む。野外ということで天候が心配だったのだが、午前中の小雨もさっくりと上がり、納得のビール日和。屋台で買った点心、焼きそばなどを食べて、こってりと飲む。いやあ、ビール最高!!
……ええと、ちなみに神宮へは、中日v.s.ヤクルト戦を観に行ったのでした。2回裏、ヤクルトに9点(1イニングで!!)取られてからは飲みモードに入ってました。あそこまで派手にやられると、もう怒りとか悔しさとかは感じませんね。結局、最後まで観ちゃいました。9回に4点取ってちょっとうれしかったです(笑)。しっかしなんだよ、7対20って(笑)。


5/4

映画
『グッバイ、レーニン!』を観る。ベルリンの壁崩壊前後の東ドイツを舞台にした物語である。壁崩壊前に心臓発作を起こし、昏睡状態に陥ってしまった母を持つ若者が主人公。ベルリンの壁の崩壊後に母は奇跡的に目を覚ますのだが、医者に「もう一度強いショックを与えたら、命取りになる」と言われ、母に再びショックを与えないため、東ドイツの体制が続いているように思わせるべく奮闘する主人公の姿が描かれている。
急激に西の体制に組み込まれていく社会の中、東のピクルスを探して駆け回ったり、友人と共同で自作のTVニュースまで製作したり、必死に仮の現実を構築する主人公の姿は、笑えるんだけど、切なさが心に響く。これを書いている今、終盤に自作のTVニュースを母に見せて、得意げな笑顔を浮かべる主人公を思い出したんだけど、ちょっとほろっと来てしまいました。
地味な作品ですがしみじみと染みます。おすすめ。
※空を飛ぶレーニン像の映像も、“終わりの象徴”の描き方としてうまいなぁと思いました。


5/5

『The Power Play』を更新する。
間が空いてしまい、5月になってもトップページに『真冬物語』があるという体たらくだったので(笑)、その反省を生かし、今回は曲タイトルに季節感がないものをピックアップしました。
今回の一押しは、川口大輔の『Sun Shower』。4つ打ちが印象的な、ダンサブルなポップチューンです。二押しはwyolicaの『スパークル』。アコースティックで肩の力が抜けた、明るく美しい楽曲です。その次はくずの『全てが僕の力になる!』。メッセージ性の強い歌詞とメロディがジャストフィットしてます。続くMr.Childrenの『PADDLE』はアルバム『シフクノオト』収録曲。わりとスタイルの似た『Any』と同様、サビのメロディの説得力が秀逸。eicoの『君の星』は、ホーンが華やかさを添えるミドルテンポのポップナンバーです。


5/6

欲望充たされず。


5/7

欲望充たされず。


5/8

オリオスペック(http://www.olio.co.jp/)で、Mac(DT266)のメモリ・Transcendの256MB(TS256MAPG100)を購入。

映画
『キル・ビル Vol.2』を観る。『キル・ビル』の後編で、暗殺組織の一員だった女性が、自分を殺そうとした暗殺団のメンバーに復讐していくというストーリーである。監督はクエンティン・タランティーノ。
前編はルーシー・リューの「ヤッチマイナ」というセリフと、料亭での大殺戮シーンに象徴される破天荒なバカ映画で、スコーンと抜けた感じが笑えたが、後編である今作は、映画としてきっちりまとまっていることに意表を突かれた。なんか、ふつうにおもしろかった。
ふと思ったんだけど、前編・後編をひとまとめにして、よりコンパクトにしたらどうだったんだろ。

夜は福みみ新宿店(串焼/東京都新宿区新宿3-9-5-2F/03-3351-9929/http://www.kuuraku.co.jp/)で飲む。さかまさくんおすすめの、心やくふ楽(串焼/千葉県船橋市本町4-41-29/047-426-6770/http://www.kuuraku.co.jp/)の系列店である。くふ楽同様、福みみ新宿店もひじょうにおいしく、満足満足。


5/9

DT266のメモリを増設。接続後、再起動したら、モニターが点かなくて動揺する。しかし単に接続が甘くなっていただけで、接続しなおしたらばっちり動いて一安心。これでDT266の増設関係は終了かな。
※ACARD6280M、HD・Seagate 120G


5/10

欲望充たされず。


5/11

欲望充たされず。


5/12


『名探偵コナン・45』(青山剛昌/小学館/390円)

いつものお約束である。


5/13

欲望充たされず。


5/14

欲望充たされず。


5/15

秩父宮ラグビー場へラグビーを観に行く。早稲田v.s.法政戦。法政大学ラグビー部80周年記念試合である。昨年度の大学選手権では19対12の大接戦を演じた両チームが、年度が変わってどうなったかに注目しつつ観戦。
前半は圧倒的に早稲田ペース。FWを軸に、次々と加点していく。一方、法政はミスが多く、攻撃の形を作れない。早稲田は33分に、SO久木元の深い角度のパスをCTB三角がトップスピードで受け取り、DFを引きずってのトライ。38分には、SH後藤が自陣から抜けだし、相手DFをかわすべくキックしたところ、チェイスしていた後藤自身に向けてバウンドし、そのままキャッチをしての独走トライでなお突き放す。前半は38対0で折り返す。
後半、早稲田は開始早々に2トライを追加したが、それ以降は疲れが出たのか法政ペース。ディフェンスが甘くなり、ラインブレイクを許すようになる。しかしなんとか3トライに抑え、55対19で勝利した。
このゲームのベストトライは、33分のSO久木元→CTB三角のトライ。見事に息のあったコンビプレイだった。個人的に目に付いた選手は、FBの松澤。ランにキレがあり、観ていておもしろかった。
いやあオープン戦とはいえ、やっぱ勝つのはうれしいっすね。


映画
『ビッグ・フィッシュ』を観る。自分の人生を脚色しておもしろおかしく語るのが得意な父と、その息子の物語。息子の結婚式のスピーチで語り倒して以来、父と子は不和が続いていたのだが、父が病気で倒れて、息子が実家に帰ったことからストーリーは始まる。父が歩んできた過去(脚色付き)と、死が迫っている現実が交互に描かれ、脚色のオブラートに包まれた父の真実に、息子が少しずつ近づいていくというのが大まかな内容である。
監督がティム・バートンなだけに、脚色された父の過去はひじょうにファンタジックに映像化され、そりゃ成長した息子は信じなくもなるよ的なおとぎ話が、巧みに展開されていく。そしておとぎ話の底に潜む真実が語られ、息子が父に近づいていく様には胸を締めつけられるような思いがした。ラストシーンにはまじでぐっと来ましたね。いやあ、いい映画でした。


5/16

映画
『スクール・オブ・ロック』を観る。自分で結成したバンドをクビになったギタリストが、ひょんなことから名門私立小学校の教員になり、その生徒たちとロックバンドを結成するという物語である。
行儀よくまじめなちびっ子たちが、いんちき教師にだまくらかされて(笑)、ロックを学んでいく様には爆笑の連続。出演のジャック・ブラックがナイスすぎ(笑)。さんざんっぱら笑わされ、ラストにはほろっとさせられ、わかっちゃいるけど感動させられる映画でした。まじ、おすすめ。ぜひ観て!!


5/17

欲望充たされず。


5/18

楼蘭(ろうらん)(中華・広東/東京都中央区銀座5-8-20ギンザコア10F/03-3575-0787)でディナー。フカヒレスープ、うめえ。エビマヨ、うめえ。10年物の紹興酒、うめえ。大満足させていただきました。


5/19


『ニュー・スタンダード・オブ・J−POP 300』(ぴあMOOK/ぴあ/1200円)
『別冊宝島1009 音楽誌が書かないJポップ批評35 尾崎豊 FOREVER YOU』(別冊宝島編集部/宝島社/1200円)

『ニュー・スタンダード・オブJ−POP 300』は、平山雄一、今井智子、小貫信昭、佐伯明、佐野郷子から成る名曲選定委員会(選曲補:兼田達矢)が選んだ、新時代の日本のスタンダード・ナンバー(J-STANDARD)・300曲のカタログである。自分の音楽の嗜好を計るものさしとして入手。
『別冊宝島1009』は尾崎豊特集ということで入手。このタイミングで、世間の音楽ライターが尾崎豊をどう扱うかに興味を持ったのである。


5/20

欲望充たされず。


5/21

欲望充たされず。


5/22

友達の結婚式で神戸へ。シーサイドホテル舞子ビラ神戸(ホテル/兵庫県神戸市垂水区東舞子町18-11/078-706-3711/http://www.maikovilla.co.jp/top.html)に宿泊。明石海峡大橋がライトアップされ、夜景はひじょうにきれいだった。しかしそんな光景をバックにしながらも、繰り広げられる話はブラックだったんだよねぇ(笑)。

〈キーワード〉
ほっしーは計算しすぎ。/


5/23

南京町を散策する。劉家荘(中華/兵庫県神戸市中央区元町1丁目4-8/078-391-7728/http://www.ryukasou.com/)でランチ。焼鶏で有名な店である。米粉ではなく、玉子で皮を作った春巻きが気に入った。
続けて屋台でラーメン。300円というのは安い。味はそれなりだけど、雰囲気が調味料だね。


5/24

欲望充たされず。


5/25

欲望充たされず。


5/26

『蹴りたい背中』(綿矢りさ/河出書房新社/1000円)を読み終える。第130回芥川賞受賞作。クラスになじめないでいる女子高校生が主人公の小説である。彼女と同様、クラスになじめない男子高校生(オリチャンという女性モデルのマニア)との、微妙なコミュニケーションが描かれている。ひじょうに端正で巧みな作品だが、“ちょっと死相出てた。ちょっと死相出てた。”とか。“むしろ、出せない。”とか、時折ひょっこり顔を出すキュートな表現がヤバイ。やられた。


5/27

名古屋出張。味仙矢場店(台湾料理/愛知県名古屋市中区大須3-6-3/052-238-7357/http://www.misen.ne.jp/)で飲む。名古屋の中華料理のチェーン店である。にんにくと唐辛子がふんだんに使われた料理は、ビールにばっちり。がっつんがっつん飲みました。締めの台湾ラーメンもうまかった〜。


5/28

寿がきやのハイグレードショップ・寿がきや名古屋エスカ店(ラーメン/愛知県名古屋市中村区椿町6-9新幹線地下街エスカ/052-453-2123/http://www.sugakico.co.jp/)でランチ。定番寿がきやラーメンのアッパーバージョンである白ラーメンを食べる。満足満足。同行した関東人の舌にも合ったようでした。


5/29

秩父宮ラグビー場へラグビーを観に行く。第1回・日韓親善大学ラグビー、早稲田v.s.高麗大学戦。高麗大学には韓国代表の選手も多く、競った試合になるのかなと思いながらの観戦である。
と思いきや、前半は圧倒的に早稲田ペース。試合開始2分であっさりとトライを取った後、6分・9分と加点。14分、パスをインターセプトされて高麗大学にトライを許すが、その後も早稲田のトライラッシュ。前半を38対10で折り返す。
後半の立ち上がりはやや高麗大学ペース。しかし後半12分にCTB三角のラインブレイクからCTB谷口へつないでのトライで、後半も先制。また19分には早稲田陣ゴールライン近くから、FB五郎丸が大きく切り返し(早大ラグビー部HPによると60メートルだとか!!)、そこからうまく継続してトライ、と着実に引き離していく。32分にマイボールスクラムを奪われ、FWに走られてトライされるが、即座にトライを奪い返し、結果、71対17で勝利した。
モール、スクラム、ラインアウトとFWが強く、危なげのない試合運びで、今後、BKが整備されたら、すごく強くなるのではと期待が高まった。
ちなみにこの試合のベストトライは、後半12分の三角→谷口のトライ。今期の三角はやってくれそう。ケガなくシーズンをおくってほしいなあ。


5/30

映画
『ドーン・オブ・ザ・デッド』を観る。ジョージ・A・ロメロのホラー『Dawn of the Dead』のリメイクである。なんらかの理由で死体が活動を始め、生者に襲いかかっていくというのが大まかなストーリーで、生き残った人間たちのサバイバルが描かれている。
動く死者の襲いかかるスピードがやたらと速く、恐怖感はすごい。動く死者に噛まれることで“感染”していくのだが、動く死者ががんがん増え、主人公たちの逃げ込んだショッピングモールが陸の孤島と化していく様に、終末感を感じる。とはいえ全編通して怖がらせっぱなしというわけではなく、ギャグシーンもインサートされるのだが、それがまたブラックでけっこう強烈だったりした(笑)。
ホラー映画といっても、スタイリッシュな映像で、ひじょうにテンポのいい作品だった。最後の最後まで気が抜けなくって、観終わった後、ほんと、ぐったりしましたよ(笑)。


5/31

欲望充たされず。



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