2004年4月の欲望


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4/1

PRIVATE DINING 点(ともる)(ダイニングバー/渋谷区渋谷1-15-21-B1F/03-3498-1230/http://r.gnavi.co.jp/tomoru/)で飲む。あいかわらず料理はいいし、雰囲気もよい。満足満足。
続けてパセラ渋谷店(カラオケボックス/東京都渋谷区神南1-22-9/0120-428-875)でカラオケ。尾崎豊のトリビュート盤(SECL-67/SECL-68)を聴いてめちゃめちゃ尾崎を歌いたくなっており、ここぞとばかりに歌う。『太陽の破片』と『僕が僕であるために』を熱唱しましたよ(笑)。楽しかった〜。


4/2


『競売ナンバー49の叫び』(トマス・ピンチョン/筑摩書房/2700円)を読み終える。以前からトマス・ピンチョンの作品を、何か読んでみたいなと思っていたのである。長編の内、一番短い作品ということで、この作品をチョイスした。
内容は、主人公の女性がかつての愛人の遺産の代理執行人に選ばたことにより、不可思議な謎にまきこまれていくというもの。ピンチョンによって作られた虚構世界の奥へ、主人公とともに分け入っていくことは、ひじょうにおもしろい体験だった。


4/3

関西旅行。夕方に旅亭紅葉(温泉旅館/滋賀県大津市茶ヶ崎4-3/077-524-8111/http://www.biwa.ne.jp/~koyo/top.html)に入る。琵琶湖湖畔に建つ高級感漂う温泉旅館である。着いてとりあえず温泉に行く。露天風呂にのんびりつかって、くつろぎまくりまくりすてぃ。体がほぐれた後は食事。出てくる料理はどれも上品で、ひっじょうにおいしい。のんびり飲んで、いい感じで熟睡。


4/4

朝ご飯を食べて、朝風呂に入って、マッサ−ジチェアでマッサージをして、朝から極楽気分を満喫して、旅館を後にする。
比叡山を抜けて、上賀茂へ。御すぐき處 なり田(漬物/京都府京都市北区上賀茂山本町35/075-721-1567/http://www.jalan.net/kanko/SPT_150182.html)で買い物をする。ここの漬物はかなりおいしく、おすすめ。
次に嵐山へ。雨が降っていたため人出もそれほど多くはなく、のんびりと風景を楽しむことができた。ランチは渡月亭碧川閣(旅館/京都府京都市西京区嵐山中尾下町54-4/075-871-1310/http://www.togetsutei.co.jp/)で竹弁当・3,000円なり。目に美しい弁当で、京料理の雰囲気をコンパクトに楽しむことができた。
続けて二条城に行き、庭園の桜を駆け足で眺めて帰途に着く。
あっという間に時間は過ぎちゃったけど、いい旅行でしたよ。


4/5

『煙か土か食い物』(舞城王太郎/講談社/1000円)を読み終える。舞城王太郎のデビュー作で、第19回メフィスト賞を受賞した作品である。連続主婦殴打生き埋め事件で母親を意識不明の重体にされた主人公が、事件の犯人を探していくというのが大筋のストーリー。この作品の魅力は暴走する文体で、粗削りな感じが主人公の焦燥や葛藤にひじょうにフィットし、一気に読まされる。ひじょうにおもしろい作品だった。


4/6

映画
『インファナル・アフェア3』の試写に行く。『インファナル・アフェア』3部作の3作目である。何を書いても1のネタバレにつながりそうなので内容に関しては触れないが、登場人物の深層心理まで踏み込んだ、ひじょうに深く、いろいろと考えさせられる作品だった。すっごくよかった。また1を観なくちゃ。
『インファナル・アフェア』シリーズはほんとにおもしろいので、香港映画に興味がない人にもぜひ観てもらいたいです。

夜は三幸園(焼肉/東京都港区麻布十番1-8-7/03-3585-6306)で飲む。肉のクォリティの高さにはちょっと驚き。骨付きカルビうめぇ〜。センマイうめぇ〜。ミノやわらけぇ〜。すっごい勢いで飲んで食って大満足。


4/7

映画
『メダリオン』を観る。ジャッキー・チェン主演の刑事ものアクション映画である。不思議な力を持つメダルと、そのメダルの力を引き出すことのできる少年をめぐり、悪の組織とジャッキー扮する刑事が戦うというストーリーである。ジャッキー映画としては珍しくワイヤーアクション、CGが多用され、いつものジャッキー映画とは一味違った感じを楽しめた。


4/8

蛍の庭(ダイニングバー/東京都渋谷区道玄坂2-3-1渋谷駅前ビル7F/03-3477-2255/http://www.sanwa-kosan.co.jp/)で飲む。渋谷駅前スクランブル交差点そばのダイニングバーである。駅に激近、内装よし、味まずまず、価格リーズナブルということで、ひじょうにパフォーマンスのナイスな店だった。
続けてカラオケに流れ、またまた尾崎を歌って撤収。


4/9

CD
『シフクノオト』(Mr.Children/TFCC-86161)

Mr.Childrenのアルバムである。『Any』、『HERO』、『掌』といったシングル曲が収録されている。一番好きなのは『Any』なんだけど、NTTドコモタイアップの『PADDLE』もけっこういいかも。


4/10

海洋堂大博覧会(at:新宿タカシマヤ)へ行く。食玩でおなじみ、海洋堂の40年の歴史を、アートフィギュアの展示で振り返るという企画である。選りすぐりの約1,500点のフィギュアが、原型師の代表作と共に紹介されている。
展示されたフィギュアのクオリティの高さはもちろんだが、ずらりと並べられたチョコQをはじめとする食玩、ガチャガチャの量にはとにかく圧倒された。質と量の共存。まさに海洋堂の力をがつっと感じさせられるイベントだった。
記念に、アメリカザリガニ青色変異個体付きの会場限定図録を購入しました。

夜は青山ダイヤモンドホールで友人の結婚披露宴。新婦が食道楽なだけに、料理はひじょうにおいしかった。


4/11

映画
『バーバー吉野』を観る。小学生男子はみんな、吉野刈りというキテレツな髪型にしなければいけない町が舞台の映画である。メインのキャラクターは、バーバー吉野の息子(小学生)とその仲間の男子。ある日、ひとりの男の子が東京から転校してきたことで、あたり前のように思ってきた自分たちの髪型のおかしさを感じはじめるようになるというのが大まかなストーリー。
冒頭、変な髪型の子供たちが大量に出てくる絵を観た瞬間にやられました(笑)。小学生男子たちのバカさ加減も、自分自身の小学生の頃の思い出を甦らせ、くすくす笑える。田舎町ののんびりとした風景もあわせ、ほのぼのとしたいい映画だった。

rest(鉄板焼/東京都渋谷区桜丘町24-3-B1F/03-5784-2786)で飲む。カフェっぽい雰囲気の鉄板焼料理屋である。お好み焼きがメニューの中心だが、サイドメニューも豊富。ふっくらとしたお好み焼きはかなりうまく、加えてチリビーンズとかスパムステーキとか、アメリカンなメニューもナイス。かなり気に入りました。


4/12

蓮實重彦絶賛の韓国映画『子猫をお願い』のイベントに行く。監督のチョン・ジェウン、主演女優のペ・ドゥナの来日にあわせたイベントである。いやあ、ペ・ドゥナかわいすぎ。背が高くほっそりとしてひじょうにスタイルのいい人なんだけど、しぐさとかがすっごくキュートで、“きれい”というより“かわいい”という感じを受けました。来客者の中に行定勲(『GO』などの監督)がいたのが、印象に残りましたね。


4/13

やぐら茶屋新橋店飲み。


4/14

欲望充たされず。


4/15

JYU(ジュウ)渋谷店(居酒屋/東京都渋谷区渋谷2-22-3-2F /03-5468-0710/http://r.gnavi.co.jp/g572806/)で飲む。魚介類の充実した居酒屋である。刺身、焼魚などいろいろ頼んだが、どれもおいしくて満足できた。


4/16

エルルカン(フレンチ/渋谷区東2-24-3-1F/03-3406-7691/http://www.herlequin.com/)でディナー。『ルカ キャルトン サンドラス』、『青柳』などで修行をしてきたオーナーシェフが、日本料理の技法を取り入れたフランス料理を出すレストランである。
料理はひじょうに美しく、そしてめちゃめちゃおいしい!! 繊細な味付けが、素材のよさをより引き出している。パンもおいしくて、ついつい何度もおかわりをしてしまった(笑)。
値段もけっしてばか高ではなく、ひじょうに満足度の高いレストランだった。


4/17

欲望充たされず。


4/18

欲望充たされず。


4/19

欲望充たされず。


4/20

月見小路(東京都中央区銀座6-7-6ラペビル5F/03-3289-5353/http://r.gnavi.co.jp/g002223/)で飲む。こじゃれた雰囲気の個室系ダイニングバーである。京風の料理は上品な味わいで、なかなかおいしかった。


4/21

欲望充たされず。


4/22

欲望充たされず。


4/23

ご近所飲み。とにかく笑える飲み会だった。


4/24

映画
『ドラムライン』を観る。大学のマ−チングバンドを舞台に、主人公の天才ドラマーの挫折と成長を描いた映画で、音楽映画好きとしては押さえておきたいと思わされる作品である。
監督がミュージック・ビデオの演出も多数行なっているせいか、映像の切り口がおもしろく、マーチングバンドのプレイの魅力がより一層引き出されている。圧巻なのはドラムバトルシーンで、叩き出されるビートに体の芯を揺り動かされてしまい、知らず知らず足がリズムを刻まされていた。
ストーリーも手堅くて、きっちりと感動させられるひっじょうにいい映画だった。大おすすめです。


4/25

fiesta(カラオケパブ/東京都港区六本木3-11-6/03-5410-3008/http://www.nightfever.com/fiesta/jpfiesta8.nf)で友人の結婚披露パーティー。酒好きな新婦と酒を飲むと寝る新郎のために、酒好きな友人たちとTOKIOの『カンパイ!』を歌いました。
昼間っから飲んで飲んで、二次会でも飲んで、途中で寝オチ。新郎のことを笑えん(笑)。


4/26

欲望充たされず。


4/27

『熊の場所』(舞城王太郎/講談社/1600円)を読み終える。第15回三島由紀夫賞候補作にもなった『熊の場所』を含む短編集である。純文学の作品集だが、彼のエンタテインメントの作品同様ドライブ感が存分に発揮され、どの作品も読み進むのが楽しかった。ちなみに表題作は同級生が猫殺しをしていることに気づいた小学生の話。恐怖に対峙する人間の姿勢がテーマである。


4/28

仕事飲み。豆腐うめえ。


4/29

欲望充たされず。


4/30

欲望充たされず。



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