2004年2月の欲望


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2/1

映画
『ニューオーリンズ・トライアル』を観る。ジョン・グリシャム原作の、銃訴訟をモチーフにした法廷ものの映画である。このジャンルの映画の多くは原告側と被告側の対立をメインに据えたモノが多いが、この作品でストーリーの軸となるのは陪審員たち。“陪審員売ります”というメモが原告側、被告側弁護団に届いたのをきっかけとして、謎の陪審員を中心にストーリーは展開していく。ひじょうにスリリングな内容の作品で、かなり楽しむことができた。
余談だが、この作品では陪審コンサルタントが重要な役割を担っている。陪審コンサルタントとは、裁判を有利に進めるために、無作為に抽出された陪審員候補の名簿の中から誰を選ぶのが得策かを、裁判当事者である顧客にアドバイスするのがその仕事。候補者たちのバックグラウンドを調べ、陪審員を選び出していく過程もなかなかおもしろかった。


2/2

おとなしく過ごす。


2/3

欣葉(シンイエ)銀座(台湾料理/東京都中央区銀座4-101朝日旅行センターB1F/03-3562-0973/http://wonderland.to/pc/shinyeh/)で飲む。台湾に本店のある台湾料理の老舗である。小籠湯包、大根餅など点心をメインに頼んだが、どれもおいしくて満足できた。


2/4

大阪出張のため新幹線に乗るべく東京駅に行ったら、“『逆転裁判3』+ゲームボーイアドバンスSP無料レンタルキャンペーン”をやっていた。2/5までの期間限定の、東京〜新大阪間の新幹線利用者に対するプロモーション活動である。東京でゲームを借りて、新大阪で返すというのが基本スタンス(逆も可)。もともとやりたいなと思っていたタイトルなので、いい機会だとちゃっかり参加してみた。
新幹線に乗り込み、30分ほど昼寝した後(笑)、プレイ開始。ゲームをやるのはひさしぶりなので、ちょっとプレイもよたりがちだったが、シンプルなシステムのおかげでさくさくと進む。微妙なキャラクターが大人としてはややつらいが、シナリオはよく練られており、“裁判”における対立軸をうまく使っていてけっこうおもしろい。昼寝のおかげで1話をクリアしたのは新幹線を降りた5分後だったが(笑)、ゲームを体験させるということでは、うまいこと考えたなと感じさせられる施策だった。

夜は、明石屋(明石焼/大阪府大阪市北区堂島1-3-23大阪屋北新地B1F/06-6341-3910)で飲む。明石焼がメインの居酒屋だが、いかやきなど大阪テイストあふれるメニューも充実している。リーズナブルで味もよく、ざっくりした雰囲気もおもしろい店だった。ちなみにメンバーの中に女子がいると、注文した明石焼は客の女子に焼かせるようだ(笑)。


2/5

とんどん亭(韓国料理/東京都渋谷区道玄坂2-6-6/03-3496-3109)で飲む。インスタントラーメンやハムの入ったチゲ(部隊チゲ?)を初めて食べる。ジャンクなテイストで、けっこう好きかも(笑)。


2/6

地味に過ごす。


2/7

欲望充たされず。


2/8


『RUSH・3』(西村しのぶ/祥伝社/933円)

西村しのぶ、ひさびさの新刊である。発売されているのにしばらく気づいていなくて、ようやく購入。


2/9

CD
『MISIA SINGLE COLLECTION 5th Anniversary』(MISIA/BVCS-21035)

7枚目までのシングルが収録されたアルバム。『One!』、『愛しい人』など、個人的に気に入っているカップリング曲が収録されているのが、うれしいところ。


2/10

夢楽洞・凛火(ムラクドウリンカ)(ダイニングバー/東京都渋谷区道玄坂1-2-13ミツダビルB1F/03-3477-2225/http://r.gnavi.co.jp/g011021/)で飲む。雰囲気もよくリーズナブルな隠れ家風ダイニングバーである。今回もいい感じで飲み食いできた。
続けてパセラ渋谷店(カラオケボックス/東京都渋谷区神南1-22-9/0120-428-875)で歌って撤収。


2/11

欲望充たされず。


2/12

映画
『ロスト・イン・トランスレーション』を観る。ソフィア・コッポラ(ご存じコッポラの娘)の監督作品である。CM撮影で日本に来た中年ハリウッド俳優と、カメラマンの夫に付いて日本に来た若いアメリカ女性が主人公。異文化の中に放り込まれた人間が出くわす、さまざまなカルチャーギャップを描いた作品である。見慣れた街も、外国人の目というフィルターを通すと、また違って見えるものだなと改めて感じさせられるが、それよりなによりスカーレット・ヨハンソンのかわいさがすばらしくよかった。


2/13

欲望充たされず。


2/14

ビッグエコー赤坂見附店(カラオケボックス/東京都港区赤坂3-9-5マーブル赤坂ビル5F/03-3505-3507)で水庭カラオケ部。今回の企画は「中学・高校の時に流行した曲を歌う」というもの。年齢層が幅広いため、『岬めぐり』から『Body Feels EXIT』までというバラエティに富んだ選曲でかなり笑えた。加えて、デンモク(年代ごとのヒット曲が検索できる)を見るのも楽しかった。
カラオケの後は、食神(ちゃんこ居酒屋/東京都港区赤坂5-1-38赤坂東商ビルB1F/03-3560-5033)へ。塩ちゃんこ鍋が評判の店である。評判に違わず、塩ちゃんこはばかうま。スープがいいし、よく味の染みこんだ野菜がたいへんにおいしい。締めはラーメンにしたが、これまたナイス!! おすすめの店である。
続けて、パセラ新宿店(カラオケボックス/新宿区歌舞伎町1-3-16/03-5291-8351)へ。くるりの『ハイウェイ』、wyolicaの『Mercy Me 〜いつか光を抱(いだ)けるように〜』などを歌う。『Mercy Me』、いい曲だなあ。


2/15


『ふたりジャネット』(テリー・ビッスン/河出書房新社/1900円)

テリー・ビッスンの短編集。帯の“ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞、デイヴィス読者賞、スタージョン記念賞受賞!”という文字に踊らされて購入。ちなみにこの短編集自体が受賞したのではなく、収録作『熊が火を発見する』がそれぞれ受賞している。


2/16

静かに過ごす。


2/17

静かに過ごす。


2/18

静かに過ごす。


2/19

午前中は人間ドック。
午後から確定申告へ。源泉徴収はされているのだが、証券税制の変更で、確定申告の必要が出てきたのである。まったくの初体験なので、休日を使っていろいろ準備をし、ある程度書類を作成した状態で申告に臨む。今ひとつわからなかった点を税務署で確認して提出。特に問題はなさそうで安心した。
作成はかなりめんどくさかったけど、税金について改めて考えるにはいい機会になった。ちなみに確定申告を特集したマネー誌がいろいろ出ていたけど、個人的には『日経マネー』が、わかりやすかったかな。

来年用自分のための備忘録
“確定申告の流れ”


2/20

堂島孝平×GO-GO KING RECORDERSのライブ(at:中野サンプラザ)へ行く。以前から好きなアーティストではあったが、ライブに行くのは初めて。今回は佐野元春がゲストということで、より期待感も高まる。
ちなみにGO-GO KING RECORDERSのメンバーは、加納直喜:Guitars, Engineering、tatsu:Bass (from レピッシュ)、沖 祐市:Keyboards (from 東京スカパラダイスオーケストラ)、大森はじめ OMORI HAJIME:Percussions (from 東京スカパラダイスオーケストラ)、曾田茂一:Guitars (from FOE/エルマロ)、茂木欣一:Drums (from フィッシュマンズ/東京スカパラダイスオーケストラ)という実力派ぞろい。その上、今回のライブでは、ゲストでNARGO:Trumpet、北原雅彦:Trombone、GAMO:Tenor Saxのスカパラホーンズまで加わっているという超豪華なメンバーである。
ライブは『スカイドライバー』でスタート。中盤の『スターダストキッズ』の後で、ゲストの佐野元春が登場した。開口一番、「こんなステキなパーティーに呼んでくれてありがとう」。おお、まさに佐野元春(笑)。ただ、ボーカルは不安定でどきどきしました(笑)。楽曲的には堂島孝平、茂木欣一がメインをとったときの方が聴けたけど、さすがベテラン、存在感はありあり。ステージアクションとかすっごくきまっていた。
演奏されたのは、スカパラホーンズの魅力が前面に出てくるようなナンバーばかりで、めちゃめちゃかっこよかったし、ほんと楽しかった〜。ちなみにセットリストはこんな感じです(引用元:http://www.moto.co.jp/WhatsNew/news.html
)。『スターダストキッズ』(堂島ボーカル)、『So Young』(元春ボーカル)、『ワイルドハーツ』(元春ボーカル)、『99ブルース』(元春ボーカル)、『ガラスのジェネレーション』(堂島ボーカル)、『ヤングブラッズ』(茂木欣一ボーカル)、【アンコール】『サムデイ』、『アンジェリーナ』(元春ボーカル)。
とにかく全編を通して、ポップスのきらきら感にあふれた、とても楽しいライブだった。『ロンサムパレード』、『ルーザー』も演ってくれたし、満足、満足。

ライブ後はMOHEJI(居酒屋/東京都中野区中野5-60-4/03-3319-0333)で飲む。玉子焼ばかうま。飲んで食べて、大満足の夜は過ぎていくのでした。


2/21

映画
『フルタイム・キラー』を観る。アンディ・ラウ、反町隆史扮するふたりの殺し屋が、ナンバー1の座を巡って死闘を繰り広げるハードボイルド・アクションである。香港映画なのだが、舞台となるのは東アジア全域。日本語、英語、中国語が飛び交い、ふしぎな無国籍感が次第におもしろくなってくる。ガンアクションにも工夫が見られ、なかなか楽しめた。


2/22

『The Power Play』を更新する。
2004年の『The Power Play』は、堂島孝平の『ハジメテのハジマリ』でハジメテみました。一押しはその『ハジメテのハジマリ』。キラキラとしてダンサブルなポップチューンです。二押しは上戸彩の『愛のために』。アップテンポのキュートなガールポップです。その次はくるりの『ロックンロール』。うねるギターがかっこいい。続くBONNIE PINKの『Private Laughter』はスタイリッシュなメロディが魅力的。スピッツの『スターゲイザー』は、王道のマサムネメロディです。


2/23

アメリカ出張に行く。American Film Market(AFM)という映画の見本市に参加するためである。行き先はロサンゼルス近郊のサンタモニカ。ひっさしぶりのアメリカで、仕事とはいえ、かな〜りウキウキ(笑)。シンガポール航空のビジネスクラスで行ったのだが、寝やすいシートで快適だった。
機内では、飲んで食べて、一寝入り。起きてから『帝国を壊すために ―― 戦争と正義をめぐるエッセイ ―― 』(アルンダティ・ロイ/岩波新書/740円)を読む。ブッカー賞受賞のインド人女性作家が書いた、帝国主義(特にアメリカのもの)に関するエッセイ集である。現在のイラク、アフガニスタンの抱える問題が、過去、アメリカ、イギリスがやってきたことに、どれだけ起因しているのかがよくわかる。声高に語られる“正義”の普遍性のなさを、痛みとともに感じさせられた。
ぜひ一度読んでもらいたい本ですね。
まあ、まさにアメリカに行くとき(しかもアメリカ的な産業のため)に、こんな本を読むっていうのも微妙ですが(笑)。

ロサンゼルスに着いて、打ち合わせをした後、ENTERPRISE FISH CO.(シーフード/174 Kinney Street, Santa Monica, CA/310-392-8366)でディナー。エビでかっ、カニでかっ。エビもカニもやたらに大きいが、味はまずまず。生カキはけっこううまかった。


2/24

試写2本。
『Final Cut』
ロビン・ウィリアムス主演のSFスリラーである。脳に記憶チップを埋め込んで、人生において起こったすべてのできごとを記録できるようになった世界が舞台となっている。死んだ時にその記録は編集され、遺族のために供されるのだが、その編集を行なう“カッター”という職業の男が主人公。ある人間の記憶を見たことで、事件に巻き込まれる主人公の姿が描かれている。他人の人生を追体験するという設定のおもしろさに、最後まできっちりと引っぱられた。

『Godsend』
サスペンスホラー映画。事故で亡くなった子供のクローンを作ったのだが、成長するにつれその子供に異変が起こるという物語。


試写の後、買い出しの手伝いでサンタモニカからビバリーヒルズまで行ったんだけど、さまざまなデザインの邸宅を見ているだけで楽しめた。また高層建築が少ないため、空が広いのもすごく印象的だった。

夜は、Musha(夢舎)(日本食/424 Wilshire Blvd., Santa Monica, CA/310-576-6330)でディナー。上品な日本食屋で、満足満足。


2/25

試写4本。
『Raising My Dad』
韓国映画。高校生の時、ナンパしてつきあいだした女の子に子供ができたのだが、女の子は子供を押しつけてアメリカに行ってしまい、結果、男手ひとつで子供を育てることになったシングルファーザーが主人公。男の子が9つになった時、アメリカへ行った母親が帰国し、偶然、父子に出会ったことから、騒動が巻き起こるというハートウォーミング系コメディ。

『Bad Santa』
サンタクロースに扮してクリスマスイベントの名目でデパートにもぐりこみ、状況を調べた上で盗みをはたらく窃盗団がモチーフのコメディ映画。サンタが主人公で、“7人の小人”チックなキャラクターが相棒。主人公はある街で、ひょんなことからいじめられっ子の家に居候することになり、その子供と関わることで、荒んでいた心に変化が生まれていったというストーリーである。サンタの格好で、がんがん酒を飲んだりがんがんセックスしたり、激しくインモラルなのが笑えた。

『Football Days』
スペイン映画。刑務所を出所したばかりの超キレやすい男が主人公。心理学者を目指している彼は、自分の妹にふられた親友に、何か勝利を味わわせることが必要だと分析し、仲間とともにサッカーチームを結成する。しかしサッカーチームは激弱で、なかなか勝利を得られず、主人公たちはダメな生活を続けていくというストーリー。スペイン映画なのにサッカーチームの名前が“BRASIL”、ユニフォームがカナリアカラーなのがばかっぽい。スポーツ映画かと思ったが、サッカーシーンは少なかった。

『Musica Cubana - The Sons of Havana』
ブエナビスタソシアルクラブのボーカルと、キューバの若いミュージシャンたちのコラボレーションを描いた音楽ドキュメンタリー。東京ツアーのライブシーンもふんだんに収録されている。音楽的な魅力は高い。


Ocean Front Restaurant(Hotel Casa Del Mar)(レストラン/1910 Ocean Way, Santa Monica CA/310-581-5533/http://www.hotelcasadelmar.com/)でディナー。ゴージャスな雰囲気のホテル内レストランである。新鮮な海産物が上品に料理され、ひじょうにおいしかった。


2/26

試写5本。
『EMR』
ネット依存のさえない若者が主人公。チャット仲間の女の子に教えてもらったアンダーグラウンドのサイトを訪問したことをきっかけに、現実と非現実が混乱していくというダークな雰囲気の作品。

『Toolbox Murders』
『テキサス・チェーンソー』の監督作品。オーソドックスなスプラッター映画で、ひじょうに手堅いできあがり。主人公である人妻を演じる女性が、かなりのミニモニだったのが印象的だった。

『Harold and Kumar Go to White Castle』
マリファナ好きのインド系アメリカ人と、堅物の中国系アメリカ人(役者は韓国系みたい)のコンビが巻き起こす騒動を描いたドタバタコメディ。ハンバーガーのCMを観て、その銘柄のハンバーガー(White Castleハンバーガー)を無性に食べたくなったふたりが、さまざまなトラブルに巻き込まれつつ、ハンバーガーショップを探し回るというお話。ギャグがわかりやすくて、けっこう笑えた。

『Textiles』
フランス映画。知らずにヌーディストの街に引っ越してきてしまった非ヌーディスト家族の話。街を歩く人すべてが全裸で、服を着て歩いている主人公一家が奇異の目で見られるという価値観の転換が笑える。

『Miss Cast Away』
『サバイバー』や数々の映画をパロディにしたコメディ映画。美人コンテストに出場する美女たちが乗った飛行機が、無人島に不時着することでまき起こるドタバタが描かれている。映像はお笑い番組のコントのような作りで、安っぽさに味があった。


Asakuma(日本食/11701 Wilshire Blvd., Los Angeles, CA/310-826-0013)でディナー。寿司うまー。


2/27

試写5本
『Singing Behind the Screens』
イタリア映画。中国の海賊をモチーフとしている。

『One Perfect Day』
オーストラリア映画。イギリスでクラシック音楽を学んでいた学生が、DJをしていた妹の死をきっかけにオーストラリアに戻り、妹の好きだったクラブミュージックやDJにはまっていくという映画。オーソドックスな成長と再生の物語で、なかなかおもしろい。ラストのWIRED的大規模イベントでDJをする主人公の姿は、ひじょうに感動的だった。

『One Eyed King』
ウィリアム・ボールドウィン主演。ニューヨークのヘルズキッチンを舞台に、善と悪の境目で生きる男の姿が描かれている。

『Artworks』
結婚生活に不満を持つホームセキュリティの仕事をする人妻と、独身の画廊の経営者が主人公。彼女の顧客から絵を盗み、彼が売り払うという犯罪を計画し、それを実行していくというストーリー。

『Around the World in 80 Days』
ジャッキー・チェン主演のアクション映画。『80日間世界一周』をモチーフにしている。ジャッキーは従者のパスパルトゥに扮し、主人であるフォッグ氏を守って、80日間で世界一周をすべく旅をしていく……という映画。原作との大きな違いは、パスパルトゥが中国人で、彼にもまた旅をする理由があるということ。ジャッキーは相変わらずの大暴れっぷりで、まさにジャッキー映画という作品だった。
ちなみに試写はソニーピクチャーズのスタジオで行なわれたのだが、その広大な敷地には素で驚いた。


夜はMANPUKU(まんぷく)(トーキョーBBQ(焼肉)/2125 Sawtelle Blvd., Los Angeles, CA/310‐473‐0580/http://www.mimiyori.com/04-losangeles/la-restaurant/manpuku/manpuku.html)でディナー。いい肉を使っているみたいで、すっごくおいしい。がんがん飲んでがんがん食いましたよ。ちなみに日本の系列店はこちら(http://r.gnavi.co.jp/g285000/)。


2/28

試写5本
『Crushball』
日本製のVシネ的SFアクション。舞台となっているのはアメリカで、使用言語も英語だが、主人公はモンゴロイド系。

『Au Revoir,UFO』
韓国映画。盲目の女の子とバス運転手が主人公。自分が運転するバスにひんぱんに乗車する女の子に、自分のプロフィールを偽って付き合おうとするというストーリー。

『The Legend of the Sky Kingdom』
テイストの変わった『トイストーリー』的CG映画。『トイストーリー』ではおもちゃを動かしているが、この作品では身近な小物を人型に構築し、キャラクター化している。ストーリーは単純だが、色合いや画面デザインが独特で、なかなかいい作品だった。

『Dirty Dancing 2:Havana Nights』
キューバが舞台のダンス映画。ストーリーは、アメリカの金持ちの女の子がキューバの若者と知り合い、それをきっかけにラテンダンスにはまり、ついでに恋に落ちるというもの。

『This Girl's Life』
新人女優・Juliette Marquis主演。ドキュメンタリー風のスタイルで、ポルノビデオのトップ女優のライフスタイルを描いていくというストーリー。


Sushi Masu(すし増)(寿司/1911 Westwood Blvd., Los Angeles, CA/ 310-446-4368/http://www.japaneserestaurantinfo.com/sushimasu/)でディナー。ウニ、トロ、イクラなど、ネタはどれもおいしく、大・満・足。一品料理も上々で、中でも揚げた豆腐でうなぎを挟んだ料理(豆腐の衣にはアラレがまぶしてある)は、抜群によかった。


2/29

試写2本
『Once Upon a Time in High School:Spirit of Jeet Kune Do』
韓国映画。70年代後半の韓国の高校生活を描いた青春映画。優等生の男(主人公)、不良の男、他校の優等生の女の子(すごくかわいい)の3人を軸に、めちゃくちゃ厳しい規律のもとでの生活、友情、恋愛が描かれている。立ち上がりは地味だが、中盤からはけっこう盛り上がり、ラストの乱闘シーンは迫力満点。なんとなく『金八先生』のセカンドシリーズ(「加藤〜!! 松浦〜!!」ってやつ)を思い出してしまった。

『One Last Dance』
パトリック・スウェイジ主演。モダンダンスのダンサーの話で、オリジナルは舞台で上演されてきたものである。主宰者が亡くなり、状況が芳しくなくなったダンスカンパニーを救うため、かつてスターだった3人のダンサーが呼び戻される。けがなどで現役から遠ざかっていた人たちが、復活をかけて舞台を作り上げていくというストーリー。


WILD OATSで会社へのおみやげを購入。オーガニックな食材を取りそろえているスーパーで、日本でいうと紀伊国屋みたいなポジションの店らしい。カロリー控えめのスナックを何種類かと、日本で売ってなさげなチリビーンズ(大好きなんです)を購入した。


Border Grill(メキシカン/1445 4th Street, Santa Monica, CA/310-451-1655)でディナー。おしゃれな内装、洗練された料理の店である。ボリュームが適度だったのもよかった(笑)。



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2004年2月の欲望