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確定申告の流れ(あくまでもウカイヤスの2004年2月の状況での流れです。この通りに確定申告を行なうことでなんらかの損害が発生しても、当方は責任を負いません/2004.02.22記入)

※1枚ずつ順番に記入していくのではなく、複数の書類を行き来しながら記入していく。

【1】申告書B第一表(“分離”に○をつける/株式の損失を繰り越す際も“分離”)
源泉徴収表から以下項目を転記。

収入金額・給与(カ)
所得金額・給与(6)→合計(9)

所得から差し引かれる金額
社会保険料控除(12)
生命保険料控除(14)
損害保険料控除(15)
基礎控除(24)/本人分:一律 380,000円

合計(25)

(26)=(9)-(25)

【2】株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書
証券会社の取引明細書から、2面の【参考】を記入。譲渡年月日、取得年月日は受渡日を記入。小数点以下の数字は切り捨て。

計算結果を、1面・譲渡による収入金額(1)に転記。

小計(3)

取得費(4)、譲渡のための委託手数料(5)を取引明細書から転記。

小計(8)

(9)=(3)-(8)

(11)……ぼくの場合は、そのまま(9)を転記することが多いと思われる。

(9)がマイナスであれば、確定申告書付表に(9)を記入。株式の損失のみであれば、第四表は不要。

※売却損益20万円以内の人は申告不要。(例)売却で40万円の利益、売却で30万円の損失が発生した場合、損益10万円なので申告不要。

【3】申告書(分離課税用)第三表
計算明細書から転記。
収入金額・分離課税・株式等の譲渡・上場分(ツ)
所得金額・分離課税・株式等の譲渡・上場分(60)……前項の計算明細書(11)を転記する。

申告書B第一表(9)、申告書B第一表(25)を転記。

(9)-(25)を(65)に記入。千円台は切り捨てとなる。

(60)から1,000円未満を切り捨てて(68)へ。

(72)に(65)対応分として、(65)x所得税率を記入。
330万円以下……10%
330万円超〜900万円以下……20%
900万円超〜1,800万円以下……30%
1,800万円超……37%

(75)に(68)対応分として、(68)x所得税率を記入。

(79)合計する。

その他 損失額(81)を、確定申告書付表より転記。

【4】申告書B第一表に戻る
税金の計算・又は第三表の(79)・(27)……第三表の(79)転記。

(32)

(35)

定率減税額(36)……再差引所得税額(35)の20%か、25万円の少ない方を記入。

源泉徴収税額(37)……源泉徴収表転記。

(38)……黒字の金額が100円未満の場合は0と記入。

【5】申告書B第二表
所得の内訳を記入。
給与所得(源泉徴収表より)
譲渡所得(証券会社の取引明細書より)
社会保険控除、生命保険控除、損害保険控除には「源泉徴収表のとおり」との記入でOK。

以上。






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