2004年1月の欲望


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自宅で昼間からのんびりと飲む。


1/2

自宅でのんびり。ラグビー大学選手権のシステムが変わり、NHKの中継がなくてつまらない。箱根駅伝も早稲田はぜんぜんだめだったしなあ。


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自宅でのんびり。


1/4

映画
『ラスト サムライ』を観る。お雇外国人として日本政府の軍事教官に雇われた、トム・クルーズ扮する米国士官が主人公の映画である。主人公は不平士族との交戦で彼らの捕虜となるのだが、その生きざまに共感し、ともに新政府軍と戦うというのがストーリー。気になる点が皆無だったわけではないが、時代背景は概ね押さえられている。
海外制作の映画にもかかわらず、画面に漂う静けさはまさに日本映画。特筆すべきは映像の美しさで、特に騎馬武者の疾走シーンには息が止まるほどだった。
ひじょうにいい映画。かなりおすすめ。

ライブ
氣志團のライブ(at:日本武道館)に行く。「氣志團が武道館かあ」と思うとなんとなく笑えてしまうのだが、とにもかくにも武道館である(笑)。ライブの内容自体は、映像あり、ショートコントありのスタンダードなザッツ氣志團ショー。あいかわらずのナイスなトークで、死ぬほど笑わせてもらった。


1/5

CD
『お話しさせていただきます。』(長井秀和/MHCL-319)

「間違いない!!」でおなじみのお笑い芸人のネタCD。18本のネタが収録されている。


1/6

欲望充たされず。


1/7

欲望充たされず。


1/8

激しくダメに酔っぱらう。こんなにダメなのはひさしぶりかも。


1/9

CD
『刹那』(小沢健二/TOCT-25151)

現在、廃盤、入手困難となった小沢健二のシングルCDを集めたシングルコレクション。やはり押さえとかなきゃということで入手。キラキラとした楽曲がたくさん収録されており、それが逆に、過ぎ去りし時間を感傷的に思い出させるのでした。


1/10

国立競技場へラグビー大学選手権準決勝・早稲田v.s同志社大学戦を観に行く。ケガ人が続出している早稲田は、1/2の法政戦でWTBの首藤まで負傷してしまい、ちょっと不安を感じながらの観戦である。
前半は早稲田ペース。アタックではあっさりとゲインを切ることも多く、4分の先制トライの後は、26分、27分、31分と順調にトライを重ね、前半を31対14で折り返す。
しかし後半は一気に同志社ペース。同志社のアタックがバシバシ決まりまくり、6分、11分、26分と3連続でトライを奪われ、31対33と逆転を許してしまう。反面、早稲田のアタックは同志社のディフェンスに封じ込まれ、31分には早稲田が再逆転するが、その後も防戦一方。おととしの早明戦、ロスタイムで早稲田が大逆転したことの逆をやられるかと半ば覚悟したのだが、同志社ロスタイムのアタックを、サイドラインに押し出して終了。なんとか38対33で逃げ切った。
ほんと〜にやばいゲームで、めちゃめちゃ心臓に悪かった。しびれた〜。勝ててほんとうによかったよ……。

その後、軽飲みして帰宅。


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映画
『ファインディング・ニモ』を観る。『トイ・ストーリー』、『モンスターズ・インク』などでおなじみ、PIXAR社制作のCG映画で、今回のモチーフは魚。人間にさらわれた息子(ニモ)を探すために、長い距離を旅するカクレクマノミの姿が描かれている。
ストーリーはCGで描いたような、PIXAR&ディズニータッチ。手堅い作りで、わかっていながらも十二分に楽しめた。
しかしドリーはうざかった(笑)。


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映画
『踊る大捜査線 BAYSIDE SHAKEDOWN2』を観る。『踊る大捜査線THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』の再編集バージョンである。未公開シーンを追加しつつも、青島刑事を中心にした編集で、オリジナルよりも18分短くなっている。小ネタが減ってはいるが、ストーリーはひじょうにテンポよく、一度観ているものの新たな感覚で楽しむことができた。
個人的には、泣きのポイントが多少変わっていたことに、再編集の影響を感じました(笑)。


1/13

欲望充たされず。


1/14

欲望充たされず。


1/15

DVD
『氣志團万博2003 木更津グローバル・コミュニケーション!! 〜Born in the toki no K-city〜』(氣志團/TOBF-5255〜56)

2003年8月30日に木更津かずさクローバーパークで行なわれた、愛と感動の地域密着型ロックンロール・フェスティバル「氣志團万博2003 木更津グローバル・コミュニケーション」のDVD化。「スウィンギン・ニッポン」のPVやメイキング映像も併せて収録されている。あの“世界で一番熱かった夏”をあらためて追体験すべく入手した。


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取引先の新年会。ひさしぶりに会う人も多く、楽しく飲むことができた。


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雪の舞う中を国立競技場へ。ラグビー大学選手権決勝・早稲田v.s関東学院大学戦を観に行く。3年連続の同じカ−ドで、昨年は早稲田、一昨年は関東学院が勝利している。今年の早稲田はケガ人が多く、反面、関東学院の戦力はひじょうに充実しており、かなり状況はネガティブ。しかし奇跡を信じて、スタジアムに足を運んだわけである。
前半の早稲田はいい意味で予想を裏切り、ディフェンスで健闘。ラインアウトからのモールなど、関東学院の得点パターンを封じて、トライを許さない。逆に敵陣に攻め込むシーンも観られたが、関東学院のディフェンスもすさまじくよく、トライを奪うことができない。一進一退のまま前半を0対0で折り返す。
後半も締まった立ち上がりだったが、8分にディフェンスのギャップを突かれて関東学院が先制トライ。13分には大田尾のキックが相手選手の足に当たり、それがいい位置にはずんで再びトライを奪われると、ゲームの流れは関東学院へ。早稲田のアタックも関東学院の激しいディフェンスの前にことごとくつぶされる。終了間際に早稲田は猛攻をみせ、なんとか1トライを返したが、最終的に7対33で敗北した。
もちろん負けたのは悔しいのだが、大差の負けもあるかもと思っていたので、選手たちの健闘は素直にうれしかった。昨年の試合、関東学院の山村(今年度の主将)が最後に意地のトライをみせ、(来年も関東学院、やばいかも)と思わされたが、早稲田の最後のトライもきっと来年度の試合につながると感じた。

新宿へ流れ、番番新宿本店(串焼き/東京都新宿区西新宿1-16-5/03-3344-1712)へ。早明戦の後もここに来て、けっこう気に入ったのである。なんといっても開店が早い。さんざん飲んで、東京麺通団(讃岐うどん/東京都新宿区西新宿7-9-15ダイカンプラザビジネス清田ビル1F/03-5389-1077/http://www.mentsu-dan.com/index.html/)へ流れ、ここで締めようと思ったけど、うどんを食べた後もまだ20時。そして長い夜を飛び越えたしまったのだった……。


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映画
『1980』を観る。ケラリーノ・サンドロヴィッチ(有頂天のKERA)の監督作品である。高校教師の長女、元B級アイドルの二女、高校生の三女の三姉妹(異母姉妹)を主人公に、“1980年”を描いている。各所に散りばめられたこまか〜いギャグに、けっこう笑わされる作品だった。


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欲望充たされず。


1/20

『A & R・上』(ビル・フラナガン/新潮文庫/629円)、『A & R・下』(ビル・フラナガン/新潮文庫/629円)を読み終える。音楽業界を舞台にした小説である。タイトルの“A & R”とは音楽業界用語でアーティスト&レパートリーのことで、基本的には音楽家と楽曲を管理する仕事を指す。主人公は大手レコード会社にヘッドハンティングされた、30代に突入したばかりのA&Rの男性。高いポストを得たことで、経営責任者、社長などとも関係することになり、単に音楽を制作するのではなく、ビジネス、社内政治にも関係していかざるを得なくなる姿が描かれている。
日米での背景の違いはあるものの、資本主義社会に組み込まれた音楽の姿がシニカルに描かれ、楽しめたんだけど、個人的にはちょっぴりほろ苦い小説だった。


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欲望充たされず。


1/22

名古屋出張。寿がきや新名ビル店(ラーメン/愛知県名古屋市中村区名駅4-8-14新名古屋ビルB1F/052-586-2932)でランチ。変わらぬチープな味わいがナイスだった。


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矢場とん名駅エスカ店(みそかつ/愛知県名古屋市中村区椿町6-9エスカ地下街/052-452-6500)でランチ。みそ串かつ、うめえ。なんと3月には銀座に出店するとか。


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ソフト
『ATOK15 for Mac OS X [キャンペーン版]』

いいかげん、ことえりに耐えかね、『ATOK15 for Mac OS X [キャンペーン版]』を購入する。『ATOK16 for Mac OS X』が出ているのに、なぜ?という感じだが、この商品には『ATOK14 for Mac OS 9/8.6』が付属しているのである。まだまだMac OS 9.2.2なんですねえ。
もともと買おうと思っていた商品だが、ぐずぐずしている内に店頭から消えてしまい、ようやく秋葉原で探し当てて購入した。

ついでに秋葉原を少し歩いてみたのだが、食玩類の充実ぶりはひじょうにいい感じ。思わずフルタの新選組(土方歳三と井上源三郎が出た)と、バンダイのガチャピンチャレンジ(パラグライダーと宇宙遊泳が出た)を購入してしまった(笑)。


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秩父宮ラグビー場へラグビーを観に行く。ジャパンラグビー トップリーグの最終節、サントリーサンゴリアスv.s.東芝府中ブレイブルーパス戦である。最終戦の結果で、サントリーサンゴリアス、東芝府中ブレイブルーパス、同時に花園でゲームのある神戸製鋼コベルコスティーラーズのいずれかが優勝という混戦状況。どんなドラマがあるかを楽しみに、スタジアムに行ったわけである。
試合は開始5分で東芝府中が先制。23分には、シンビンで両チーム14人ずつになるというハプニングがあり、その間、23分に東芝府中、29分にサントリーがトライを奪い、10対12で東芝府中リードで前半を折り返す。
後半は一気に東芝府中ペース。4分、9分、15分、18分、25分、35分と6連続トライ、守ってはサントリーを完封。攻めては大外に回してのトライというパターン、守ってはターンオーバーの連発と、ひじょうに強い勝ち方だった。


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PRIVATE DINING 点(ともる)(ダイニングバー/東京都渋谷区渋谷1-15-21-B1F/03-3498-1230/http://r.gnavi.co.jp/tomoru/)で飲む。渋谷・明治通り沿いの雰囲気のいいダイニングバーである。料理もよく、満足できた。


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DVD
『シティ・オブ・ゴッド』(AEBF-10176)

実在するリオデジャネイロの貧民街“シティ・オブ・ゴッド”が舞台の犯罪ドラマ。暴力と麻薬と犯罪の世界で生きる若者たちの姿が描かれている。出演者がスラムで実際に生活する若者、というのに興味を引かれ入手。


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夢楽洞・凛火(ムラクドウリンカ)(ダイニングバー/東京都渋谷区道玄坂1-2-13ミツダビルB1F/03-3477-2225/http://r.gnavi.co.jp/g011021/)で飲む。渋谷駅近くの隠れ家風ダイニングバーである。雰囲気もよく、料理も上々。飲み放題込みで1人4,000円というコースがあり(ウイークデイのみ?)、ひじょうにお得な店だった。


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『モンキーターン・26』(河合克敏/小学館/390円)
『名探偵コナン・43』(青山剛昌/小学館/390円)
『名探偵コナン・44』(青山剛昌/小学館/390円)

いつものお約束なんだけど、『名探偵コナン』は2作いっしょに購入。『美味しんぼ』の時と同様、最新刊情報を見て、ふと自分の日記を読み直したら、前作を買い忘れていたことが判明したのである。日記書いててよかったPart2。


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欲望充たされず。


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映画
『リクルート』を観る。CIAの新人養成学校を舞台にした作品で、アル・パチーノがリクルーター兼教官を、コリン・ファレルが訓練生(アル・パチーノにスカウトされた)を演じている。
スパイ学校の話なだけに、ストーリーにも虚と実がふんだんに盛り込まれ、キャラクターだけでなく、観る側をも疑心暗鬼にさせるという展開がおもしろい。よくできたプロットでけっこう楽しめたが、個人的には好きな作家・カート・ヴォネガットのネタが出てきたのがうれしかった。重要なモチーフとして使われているコンピュータウィルスの名が“アイス-ナイン”だったり(『猫のゆりかご』より。由来もアル・パチーノのセリフの中で言及)、コリン・ファレルがコーヒーショップで読んでいるのが『スローターハウス5』だったり、コリン・ファレルが朝食を作って“チャンピオンたちの朝食”なんて言ったり、本筋とは別のところで盛り上がってしまった(笑)。

その後、紀伊国屋フォレストでダイノジのインストアイベントを観て、撤収。



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2004年1月の欲望