2003年5月の欲望


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5/1

自宅で宿題。
ある程度、方が付いたところで上井草へ。早稲田大学ラグビー部の、東日本大学セブンズセレクションマッチを観る。バックス陣のスピード感あふれる走りは、観ていてひじょうにきもちよかった。
帰宅後、また宿題。


5/2

欲望充たされず。


5/3

iPod(10GB)を買いました!! 『The Power Play』を整理したくて、ずっと購入を考えていたのである。このタイミングで購入したのは、ニューモデルの発売決定で、在庫限りで安くなっていたというのがひとつ。一番大きいのはニューモデルの対応OSが、OS X以降になってしまったことである。あんまりOSは変えたくないんですよね。
現状、『The Power Play』は1100曲強。容量的にはしばらく大丈夫かな。

〈メモ〉
ビックカメラの1年保証を付けたので、故障した時は保証書を探すこと。

映画
『ドリームキャッチャー』を観る。雪深い山奥を舞台に、超能力を持つ主人公グループと、地球侵略を目論むエイリアンとの戦いを描いた映画である。
内容的にはよくできたB級作品。観終わったあとのツッコミどころは多いが、観ている最中はけっこうハラハラさせられ、それなりに楽しめた。


5/4

映画
『シカゴ』を観る。1975年にブロードウェイに初登場したヒットミュージカルを映画化した作品である。舞台となるのは1920年代のシカゴ(Roaring Twentiesですな)。スキャンダルを逆手にとりスターダムを駆け上ろうとする二人の歌姫と、彼女たちを利用する弁護士の、マスコミ、法廷を巻き込んでの名声を賭けた争いが描かれている。
見どころは、ストーリーにインサートされるミュージカルシーン。すごく華やかで、フィクションを観る楽しさを十二分に味わわせてくれる。見せ場となる法廷シーンからラストへの流れはほんとにかっこよく、がつっとスクリーンに引き込まれてしまった。大おすすめ。
第75回アカデミー賞最優秀作品賞はダテではないですね。

欅(ダイニングバー/東京都中央区銀座3-3-11-B1F/03-5537-2650/http://r.gnavi.co.jp/g709000/)で飲む。内装のきれいな雰囲気のいいダイニングバーである。この店のジンジャエールはウィルキンソンで、モスコミュールやシャンディー・ガフがうまい。料理もひじょうにおいしく、海老とアボガドのタルタル(わさび風味)は激うま(料理名は不正確かも)。銀座なのでやや料金は高めだが(ぐるなびのクーポンを使うと安くなる)、大おすすめの店である。

〈キーワード〉
リチャード・ギアが堺正章に見えた/


5/5

秩父宮ラグビー場へラグビーを観に行く。東日本大学セブンズという7人制ラグビーの大会である。7人制ラグビーは、15人制ラグビーと同じ広さのグラウンドを7人でカバーするため、パスやラン中心のスピードのあるゲームとなる。
準々決勝の早稲田大学v.s.慶応大学戦から観戦スタート。思っていた以上に慶応が健闘し、31対7で早稲田が勝利。準決勝は、強豪・帝京、優勝候補・法政を倒した流通経済大学戦。おもしろいように早稲田のアタックが決まり、50対0で完封勝利。決勝はトンガパワーの大東文化大学戦。トンガ留学生の突破力はひじょうに大迫力だったが、組織的ディフェンスが有効に機能し、26対12で勝利。
早稲田大学、優勝!!
SH・後藤のプレイが抜群によく、15人制にもひじょうに期待が持てた。またWTB・正木、WTB・山田のキレキレのステップが観ていて楽しかった。


5/6

欲望充たされず。


5/7

天七(串かつ/東京都足立区千住2-62/03-3882-2879)で飲む。ソース二度付け禁止の大阪風串かつ屋である。ちなみにキャベツも大阪風に食べ放題。立地が北千住、立ち飲み形式、やや古びた店構えということで、客層は渋い。
とにかく、東京でジャンジャン横丁風の串かつを食べられるというだけで大満足。けっこうな量を食べ、そして飲み、いい気分で帰路につきつつ、地元で軽飲み。
ちなみに天七分店(串かつ/東京都足立区千住2-61/03-3870-0901/http://www16.tok2.com/home/kushiage107/)はテーブルカウンター席で、わりとこぎれいな感じ。こちらのほうがのんびり飲めそうな雰囲気である。ちなみに分店にはホームページがあります。


5/8

麻布やま(焼肉/東京都港区六本木5-18-21/03-3588-8176)で焼肉。六本木にしてはリーズナブルな焼肉屋らしい(ゴチになったので、値段は知らないのです)。けっこう味はよくビールもがんがん進み、満足満足。


5/9

欲望充たされず。


5/10

映画
『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』を観る。1月の試写に続き、2度めの鑑賞である。あまり映画を複数回観る方ではないが、攻城戦シーンを映画館の大きなスクリーンで観たいと思ったのである。
ストーリーはまだばりばりおぼえているので、さすがに初見の時の驚きはない。しかし作り込まれた映像は吸引力が強く、いつのまにかスクリーンに引き込まれていった。そしてメインの目的の、大画面で観る攻城戦シーンの迫力には、ほんと〜に大満足。
いやあ、まじでよかった。しびれた〜。


5/11

おとなしく過ごす。


5/12

欲望充たされず。


5/13

がんこ銀座4丁目店(和食/東京都中央区銀座4-4-1服部セイコー八光ビル/03-3564-5678/http://www.gankofood.co.jp/)で飲む。かに・すしの食べ放題コースをチョイス。かにはずわいがにをテーブルで蒸し上げる方式で、蒸したてを食べることができる。寿司はサーモン、たこ、鰻、まぐろ、鯛各1カンずつが1セットとなっており、1セットごとオーダーするシステム。
第1弾のかにを蒸し上げるまではやや時間がかかるが、さすがに蒸したてはうまい。かに酢もわりと好みの味で高ポイント。第2弾以降は食べている間に蒸し上がるため、わりとテンポよく食べることができた。リーズナブルではあるが、なかなか満足できる内容だった。
その後、もう一軒に流れ終了。


5/14

欲望充たされず。


5/15

欲望充たされず。


5/16

マンゴスチン・カフェ(カフェ/東京都目黒区青葉台3-14-2/03-5489-7211)で飲む。住宅街にある一軒家を改造した風のカフェである。こじゃれた雰囲気で料理もなかなか。楽しく飲んで撤収。


5/17

パセラ新宿店(カラオケボックス/東京都新宿区歌舞伎町1-3-16/03-5291-8351)で飲み、もう一軒に流れ終了。


5/18


『School rumble・1』(小林尽/講談社/390円)
『シチサンメガネ・1』(兼山臣/講談社/390円)
『美味しんぼ・84』(雁屋哲・花咲アキラ/小学館/505円)

『School rumble』は、学園ギャグマンガ。絵柄とすっとぼけたテイストが気に入って購入。
『シチサンメガネ』は、お笑い芸人としてデビューをめざす若者のお話。題材に興味をひかれ購入。
『美味しんぼ』はお約束。


5/19

CD
『djkh calendar(ドウジマ カレンダー)』(堂島孝平/COCP-50724)

『djkh calendar(ドウジマ カレンダー)』は、『スプリング◇スプリンガー』、『冬が飛び散った』などのシングルを含む、堂島孝平の最新アンソロジー。ポップで華やかなサウンドがここちいいアルバムである。


DVD
『小林幸子・美川憲一 二人だけの紅白歌合戦!!』(COBA-4204)

NHK紅白歌合戦を、派手な衣装でおなじみ小林幸子と美川憲一にしぼって収録したDVD。なんか渋い企画だなあ。


5/20

欲望充たされず。


5/21

映画
『無間道(INFERNAL AFFAIRS)』の試写に行く。トニー・レオン、アンディ・ラウ主演の香港映画である。スパイとして警察に潜入した香港マフィアの構成員・ミンと、スパイとして香港マフィアに潜入した警察官・ヤンのふたりを主人公にした物語である。ヤンが潜入しているマフィア組織(それはミンの母体の組織でもある)の捜査の過程で、マフィアにも警察にもスパイがいることが双方に判明したことから、それぞれの組織に潜むスパイのあぶりだしが始まっていく。
主人公のふたりが敵と味方で、それぞれがスパイであるというシチュエーションはひじょうに魅力的。ストーリーには常に緊張感が漂い、終始そのテンションをキープしている。また展開も二転三転し、こちらの予想をいい意味で裏切り続けてくれる。そしてラストもまたすごい。
とにかくおもしろい作品で、観終わった後、ほんっと〜〜に満足できた。
大おすすめ
ブラッド・ピットがリメイク版製作に乗り出したそうだが、それも納得のおもしろさであった。


天厨菜館(てんつうさいかん)(中華料理/東京都中央区銀座5-7-19-7F/03-3574-8471)でランチ。ほうれん草の炒飯が抜群においしかった。


5/22

映画
『アメリカン・アウトロー』の試写に行く。コリン・ファレルが主演の西部劇である。アメリカ西部史上の超有名人・ジェシー・ジェームスが主人公。ジェシーがリーダーのジェームス・ギャングという強盗団の話なのだが、悪の組織ではなく、ロビン・フッドや鼠小僧的な義賊として描かれている。例えるなら、西部劇版の『ルパン三世』(主役がサル顔ではなく、ブラッド・ピッド似の男前だが)といったテイストで、ライトなタッチのアクションものとして楽しく観ることができた。


5/23

メランジュ(ダイニングバー/東京都港区虎ノ門3-8-3/03-3431-3992/http://www.kt.rim.or.jp/~melange/)で飲む。雑誌で何度か見かけたことがあって、以前から気になっていた店である。店の雰囲気も、酒の品揃えもいい。地酒飲み放題(2時間・1,500円)というキャンペーンをやっており、とりあえずチャレンジ。たくさん飲むというより、高い酒が多かったので、勘定を気にせずに飲みたかったからである。頼んだ地酒はどれもおいしい上、料理もよくて、酒がばんばん進む。いい感じで酔っぱらって終了。大満足でした。


5/24

飲々瑠(鰻串焼/東京都新宿区西新宿7-9-15/03-3369-2735)で飲む。鰻串焼、焼鳥の店である。鰻串焼は蒲焼きとはまた違った味わいで、酒のつまみにはばっちり。個人的には骨を揚げたカルシウムが気に入った。


5/25

上井草の早稲田大学グラウンドへラグビーを観に行く。早稲田Bv.s.慶應B戦・早稲田Cv.s.慶應C戦である。早稲田Bのバックス陣には、CTBにエリートアカデミーの今村、WTBにNZU戦で活躍した首藤がおり、彼らのプレイを観てみたかったのである。
試合自体はB戦、C戦ともに早稲田の圧勝。速いパス回しからのランニングラグビーは、Aと同様、観ていてひじょうに爽快である。バックス陣の切れ味には感心したが、中でもBの首藤の走りはすごく、走り出すと切れのいいステップ、巧みなボディコントロールで、がんがんとゲインしていく。ボールが渡ると、何か見せてくれるんじゃないかとわくわくさせられた。
これからシーズンに向けて、バックスの赤黒(早稲田のファーストジャージのこと、Aのみが着られる)の争いが楽しみになってきた。


5/26

『The Power Play』を更新する。
一押しは、aikoの『蝶々結び』。華やかでポップな楽曲です。aikoの、肩の力が抜けつつも伸びやかなボーカルが、耳に心にすっと入ってきます。二押しはつじあやのの『ありふれたロマンス』。軽やかでハッピーな楽曲です。音の薄さが、ここちいい。その次はGOING UNDER GROUNDの『ダイアリー』。彼らならではのせつない系ロックナンバーです。続く星村麻衣の『GET HAPPY』は、ピアノが前面に出されたアップテンポなガールポップ。BUMP OF CHICKENの『sailing day』は、高速なメロディが高揚感をもたらします。


5/27


『いいのかこれで―考えるヒット(6)』(近田春夫/文藝春秋/1200円)

いつものお約束である。


5/28

欲望充たされず。


5/29

福岡出張。稚加榮(料亭/福岡県福岡市中央区大名2-2-1/092-721-4624/http://www.chikae.co.jp/)でランチ。カウンターで生け簀を眺めながら食事ができる料亭である。明太子の販売でも有名な店だけに、チューブ入りの辛子明太子を食べ放題というのがナイスだった。

夜は、活魚工房八千代丸(居酒屋/福岡県福岡市博多区神屋町2-1/092-283-8900)へ。オーナーが水産会社の社長でもあるとのことで、魚類はひじょうにうまく、そして安い。かな〜り食べて飲んで、大満足。
その後、屋台に流れ、またまたガンガン食べて飲んで飲んで撤収。


5/30

河太郎中洲店(料亭/福岡県福岡市博多区中洲1-6-6/092-271-2133/http://www.nakasu.org/kawatarou/)でランチ。イカの活造りで有名な店だが、前日の飲み過ぎ食べ過ぎで食欲がなく、クリスタル寿司を食べる。これ、イカの握り寿司なのだが、クリスタルという名前は伊達ではなく、ふつうの寿司屋のイカとはぜんぜん違う。透明度が高くてばつぐんにうまかった。
ちなみにランチでもそれなりのお値段です。


5/31

氣志團のライブ(at:渋谷公会堂)へ行く。いやあ、とにかく笑えるライブでした。いつもここからをぱくったり、鉄拳をぱくったり、まさにお笑いを観ているかのようでしたよ。大満足。



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