2003年4月の欲望


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4/1

CHACO(ステーキハウス/東京都港区六本木5-18-22/03-3583-8101)でステーキ。肉うめえ。


4/2

欲望充たされず。


4/3

欲望充たされず。


4/4

鳥良3号店(居酒屋/東京都新宿区新宿3-18-4-4F/03-3355-2733)へ行ったら、鬼のように激込み。金曜日の鳥良をなめていた……。他の客の予約の関係で、制限時間・1時間という状況だったが、どうしても手羽先とどてが食べたかったので入店。怒濤の勢いで食べて飲む。いやあ、やっぱうまいわ鳥良。手羽先の唐揚とどて、これ最強。
続けてビア・デ・バンチェット(Beerレストラン/東京都新宿区新宿3-18-4/03-3350-9399)へ。ここにはさっくりと入れ、ビールをがっつりと飲むのでした。玉ねぎを丸ごと焼き上げた料理がひじょうに美味だった。


4/5

DVD
『2001年宇宙の旅』

今まで観てなかったので、低価格で発売されているのを見つけて購入。



『ヒカルの碁・21』(ほったゆみ・小畑健/集英社/390円)

お約束。なかなか渋い展開ですな。


4/6

映画
『マイ・ビューティフル・ジョー』を観る。借金と男に悩むシングルマザー(美人だがやや性悪)が、人はいいがサエナイ男との出会いをきっかけに、変わっていく様を描いたラブ・コメディである。ストーリー展開はお約束だが、きっちりとツボを押さえたなかなかぐっと来る映画だった。


4/7

欲望充たされず。


4/8

欲望充たされず。


4/9

映画
『チャンピオン』の試写に行く。韓国の実在のプロボクサー・キム・ドゥックを主人公にした青春映画である。監督は『友へ チング』のクァク・キョンテク、主役のキム・ドゥックを演じるのは『友へ チング』でも主役を演じたユ・オソン。貧しい主人公が、拳ひとつで成功をつかんでいく過程を描いたいかにもなストーリーではあるものの、どことなく漂うユーモラスなテイストがなかなかにいい。ストーリーに派手さはないが、観終わった後、心にぐっとくるタイプの映画であった。

夜、ビストロ三十五段屋(ビストロ/東京都渋谷区円山町1-20-B1F/03-3770-9835)で飲む。ここに来るのはひさびさだが、料理はあいかわらずうまかった。


4/10

品川プリンスボウル(ボウリング場/東京都港区高輪4-10-30エグゼクティブタワー2F/03-3440-1116)で、会社の所属部署のボウリング大会。今回は社長、専務も参加し、かなり大がかりなものだったが、加えてスペシャルゲストとして貴乃花が来てびっくり!! いや、さすがにデカイっすねえ。ボウリングの後は、ホテルの宴会場で立食パーティー。フォワグラうめえ。トロうめえ。


4/11

映画
『デブラ・ウィンガーを探して』の試写に行く。女優・ロザンナ・アークェットが監督したドキュメンタリー作品で、ハリウッド女優34人へのインタビューが、映画の軸である。生き方、悩み、仕事などなどストレートに語られることばはどれも重く、説得力にあふれている。淡々とした作品ではあるが、ことばのボディブロウが次第に効いてくるすごくいい作品だった。

夜はaria blu(個室レストラン/新宿区歌舞伎町1-6-2T-WING7.8.9F/03-5155-5633/http://www.ariablu.com/)で飲む。個室の雰囲気がひじょうにいいレストランである。味はそれなりだが、他の客にわずらわされることなく気楽に飲むことができ、使い勝手のいい店だった。おすすめ。……ちなみに飲み放題プランは3時間にした方がよかったかもしれない。


4/12

欲望充たされず。


4/13

『バーナム博物館』(スティーヴン・ミルハウザー/白水社/1100円)を読み終える。“自動人形、書物の世界、ゲーム、魔術、博物館などを好んで描き、芸術家と少年を主人公に据えることが多い作家”(訳者あとがきより引用)の第2短編集である。この短編集では書物の世界を扱った短編が多く、『不思議の国のアリス』『シンドバッド』のパロディなど、虚構世界をより幻想的にした作品が収録されている。現実世界とのネジレが産み出す違和感による、不思議な読後感がおもしろい作品集だった。


4/14

欲望充たされず。


4/15

AIRA(ダイニングバー/東京都渋谷区道玄坂1-6-8楠本第2ビル2F/03-5728-1819)で飲む。マ−クシティモール近くの品のいい内装のダイニングバーである。価格はリーズナブル、味もそれなりとなかなかいい感じの店だった。続けてもう一軒に流れ終了。


4/16

やまと(豚肉創作料理/東京都中央区銀座2-6-1-B1F/03-5159-9751/http://www.frieden.co.jp/)で飲む。養豚業者直営の豚肉レストランである。どの料理もひじょうにおいしく、価格もリーズナブル(銀座にしては)。水曜日だというのにけっこう混雑していたが、それも納得の店だった。


4/17

『海洋堂クロニクル―「世界最狂造形集団」の過剰で過激な戦闘哲学』(あさのまさひこ/太田出版/2800円)を読み終える。“造型オタクカルチャー史の発掘と整頓”をコンセプトに、チョコエッグなどの食玩の原形製作で有名な海洋堂を描いた年代記(chronicle)である。ガレージキットという初期の造型物から、アクションフィギュア、食玩まで、海洋堂はもちろんのことその周辺まで、造型オタクカルチャーの大筋がとらえられるような構成になっている。関係者のインタビューなど、ガレージキットというアンダーグラウンドだったものが周囲に認知されていく過程を読んでいると、ムーブメントの持つ熱気が伝わってきてどきどきするような高揚感を感じさせられた。中でも海洋堂という企業の持つ特殊性(過剰な熱さ)というのはひじょうにおもしろく、読み始めたら一気に最後まで行ってしまった。大おすすめの一冊である。
※これを書いていたら、ユニクロとか小室哲哉がオーバーラップしてきました。ブームの後、海洋堂がどう折り合いをつけていくのかが興味深いです。


4/18

欲望充たされず。


4/19

超ロング飲み会。なのに締めは天下一品(笑)。まったく酔っぱらいってやつは(笑) < 自分のことです。


4/20

『EE Night Vol.1』と題されたJ-POP系クラブイベント(at:高円寺 Salon by marbletron)に行く。“80年代後半バブルまっさかりな、Jポップ以前の日本のロックポップスで歌い踊る一夜”というのをコンセプトにしたイベントである。この手のイベントは初めてだったが、懐かしい曲のオンパレードでかな〜り楽しい時間を過ごすことができた。ちょっと他のJ-POPイベントにも行ってみたいかも。つうかDJやりた〜い(笑)。


4/21


『ファイブスター物語XI』(永野護/角川書店/1100円)
『名探偵コナン・41』(青山剛昌/小学館/390円)

『ファイブスター物語』は2年半ぶりの新刊とのこと。そんなにたったのか〜、時の過ぎるのは早いものよの〜。つうか、もう今までの話、忘れちゃったよ……。
コナンはお約束。


4/22

欲望充たされず。


4/23

欲望充たされず。


4/24

名古屋出張。寿がきや名古屋エスカ店(ラーメン/愛知県名古屋市中村区椿町6-9新幹線地下街エスカ/052-453-2123/http://www.sugakico.co.jp/)でランチ。寿がきやといえば東海地方の中高生ご用達の、独特の白湯スープでおなじみのラーメン屋だが(驚きの低価格!!)、ここはそのハイグレードショップである。赤ラーメン、白ラーメンの2タイプがメインメニューで、白ラーメンが定番寿がきやラーメンのアッパーバージョン。個人的には定番のチープさが好きなのだが、白ラーメンは寿がきやが初めての人にもおすすめできる味だった。
夜は、味仙矢場店(台湾料理/愛知県名古屋市中区大須3-6-3/052-238-7357/http://www.misen.ne.jp/)で飲む。名古屋の中華料理のチェーン店である。多くの料理に唐辛子が使われていたが、単に辛いというだけではなく、うまさもばっちり。ビールが進む〜(笑)。おおいに飲んで食べて、満足できた。
締めはこの店の名物の台湾ラーメン。この料理、30年ほど前、同店の主人・郭明優さん(60)が台湾で小皿に盛って食べる「台仔(たんつー)麺」を、辛口にアレンジして出したのが最初だとか。ちなみに台湾にはこれと同じ料理は存在しないそうです。豆知識。


4/25

2日連続で寿がきやラーメン(笑)。本日は定番を食べに、寿がきや名駅西店(ラーメン/愛知県名古屋市中村区中村区則武1-1-7-1F/052-452-3376/http://www.sugakico.co.jp/)へ。玉子入りのラーメンを頼む。
いやあ、これだよ、これ(笑)。フォークの付いたスプーンがたまらん。大満足して(笑)、名古屋を後にする。

夜、小雨がぱらつくちょっと嫌な空模様の中、神宮球場へ中日v.s.ヤクルト戦を観に行く。1回の裏に到着したところ、中日が4対1でリード。いい気分で席に着くと、いきなりラミレスに2ランを打たれ、ブルーになる。
2回以降は空模様と同様のピリっとしない展開。特に両チームの投手陣がよかったというわけではないのだが、得点は奪えない。8回の裏に、ヤクルト・佐藤真の右翼ポール際への打球を巡ってかなりもめたが、結局ファールと判定され、このまま逃げ切れるかなと思ったところ、9回裏、2死からラミレスのホームランで同点(泣)。10回の攻防を見届け、かなり冷え込んできたのと、なんとなく長引きそうな感じがしたので撤収した。

その後、忍庭(和食ダイニングバー/港区北青山2-9-8/03-5775-5535/http://www.bloom-dining.jp)で軽く飲んで帰宅。帰ったら11回(!!)に福留のホームランで中日が勝っていて、ちょっと微妙な気もちになりましたよ(笑)。


4/26


『音楽誌が書かないJポップ批評25 フリッパーズ・ギターと「渋谷系の時代」』(宝島社/1400円)

フリッパーズに関してというより(ALはほとんど持ってるのだが)、小沢健二へのアプローチをどのようにしているかに興味を持ち購入。
『犬』→『LIFE』→『球体』→『Eclectic』と移り変わった、ひとりの同年代男性の、嗜好と思索の流れ・変化に関心があるのです。


4/27

秩父宮ラグビー場へラグビーを観に行く。早稲田v.sニュージーランド学生代表戦。大田尾組の始動となる試合である。前の試合で日本A代表が大敗したことで少々悩んだが、天気がよかったので行くことにした。
試合開始に先立ち、NZUはオールブラックスばりのハカ(ウォークライです)を披露。生で観るのは初めてなので、ちょっとうれしくなる。それに対し早稲田フィフティーンは肩を組んで横一線になり、対峙する姿勢を明示。なんとなく誇らしさを感じた。
試合の前半は、早稲田が3分に先制すると、追いつかれ、突き放し、また追いつかれという流れで、前半は14対14の五分。組織的なプレイでトライを取っていく早稲田と、ラインブレイクすると個人の力であっさりとトライを取るNZUという図式である。早稲田のタックルが刺さりまくって、強く大きいNZUを容易に突破させないのが好ゲームとなった要因。
後半の早稲田は、ペナルティからなかなかゲインを切れないため、PGを狙って突き放しにかかる。30分にはSH後藤の突破から山岡のトライ。後藤のキックが相手選手に当たって少々コースが変わり、それがラッキーバウンドになったのをWTB山岡がきっちり確保して相手選手をかわしてという、しっかりとしたチェイスが幸運をたぐりよせたというトライだった。直後、1トライ・1ゴールを追加するが、NZUも個人の強さを見せて、2トライを奪い返す。ロスタイムは3分あり、そこでPGチャンスは3本。しかしすべて外してしまい、かなり心臓に悪かったものの、その後をしのぎ切り、勝利。
いやあ、うれしかった〜。
なんとNZUに対し、日本の単独チームとしては初勝利とのこと(しかも早稲田は現役学生のみ!!)。ほんとにすごいゲームでした。観に行ってよかった〜。


4/28

菜な(和食系ダイニングバー/東京都渋谷区渋谷1-14-16-B1F/03-5468-9696/http://www.byo.co.jp/)で飲む。OZ magazineでチェックした店である。ネットで調べたら、えんの系列店だった。
渋谷駅から近く、雰囲気もよく、価格もそれなり。なかなか使い勝手のいい店だった。


4/29

月の兎(和食系ダイニングバー/東京都中央区銀座8-5-13-B1F/03-5537-2650)で飲む。内装のきれいな雰囲気のいいダイニングバーである。銀河高原ビールを置いているのが、個人的にはナイス。料理もなかなかよく、満足できた。


4/30

欲望充たされず。



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