2003年6月の欲望


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6/1

DVD
『2002/2003 早稲田大学ラグビー部優勝への軌跡』(5800円)を先行で購入。ラグビー大学選手権決勝・早稲田大学vs関東学院大学戦と、対抗戦・早稲田大学vs明治大学戦が収録されたDVDである。実況解説だけでなく、出場選手のオーディオコメンタリーが付いており(早稲田大学vs関東学院大学戦/山下大悟・羽生憲久、早稲田大学vs明治大学戦/山下大悟・大江菊臣)、選手の側から見た試合の状況も知ることができる。
また映像特典として、大学選手権祝勝会会場で流された“2002/2003早稲田ラグビー部ダイジェスト”が入っていたり、部歌『北風』『荒ぶる』が完全収録(ライブバージョン)されているのは、ひじょうにナイスだった。


6/2

欲望充たされず。


6/3

CD
『SMILE』(スガシカオ/AUCK-11001)
『FINE』(V.A./BVC2-31018)

スガシカオの『SMILE』には『青空』『アシンメトリー』『サヨナラ』が収録されたアルバム。
『FINE』は、CMで使われた洋楽曲が多数収録されたコンピレーションアルバム。


6/4

『せん−さく』(永嶋恵美/幻冬舎/1700円)を読み終える。ゲームサイトのオフで出会った29歳の人妻と、15歳の中学生男子の逃避行を描いた作品である。当初は単なる中学生の家出に、人妻が保護者的に同行していくという流れなのだが、旅の途中で中学生男子の友人の両親が殺されたことが提示されると、それをきっかけにストーリーは劇的に変質していく。中盤からラストにかけての展開はひじょうにドラマチックで、一気に読まされてしまう。人間の、外部に現れるもの、内部に潜むものの対称を描くのに、インターネットにおける個人の在り様をうまく使っていたのが印象的だった。
ひじょうにおもしろい小説だった。おすすめ。


6/5

欲望充たされず。


6/6

欲望充たされず。


6/7

夢の島バーベキュー場で行なわれた、取引先のバーベキューパーティーに参加。まっ昼間からがっっっつりと飲む。昼間のビールはほんとにうまいねえ。

続けて夕方からは新宿で飲み会。ということで新木場から京葉線に乗ったわけですが、幹事の電話で目を覚ましたのは、なぜか大塚駅だったのでした。ていうかなんで中央線じゃなくて、山手線に乗ってんの? もしかして山手線1周半(眩暈)? ぶっちゃけ、部長、すまんかった。

というわけで少々動揺しつつ、みの家(さくら肉料理/東京都新宿区新宿2-1-14/03-3354-4518/http://www.the-shinjuku.ne.jp/minoya/index.html)へ。さくら肉(馬肉)料理の老舗・深川のみの家の支店である。馬刺、八丁味噌仕立ての桜鍋などを食べたが、まじうまかった。おすすめ。
その後、もう一軒に流れ、撤収。いやあ〜、ほんとによく飲んだ〜。


6/8

映画
『8Mile』を観る。人気ラッパー・エミネム主演の、彼の半自伝といえるサクセス・ストーリーをベースにした映画である。1995年のデトロイトを舞台に、“white trash(くず白人)”の若者が、ラップ・バトルの勝利により成功の端緒に付く様を描いている。ラップにはそれほど関心はないが、音楽をモチーフにした映画が好きなので観に行ったわけである。
内容はオーソドックスな成長譚。社会の底辺に住む若者が、生きることの困難にへこまされながらも、ラップを支えに成長していく姿はなかなかに感動的である。またふつうの音楽映画では、音楽の良し悪しを観客の主観にゆだねざるをえないが、この作品ではラップ・バトルで勝負をつけるという手段を取っているため、勝利の図式が明解なのもわかりやすくてよかった。かなりおもしろい作品だった。
個人的にはブリタニー・マーフィのかわいさにめまいがしました(笑)。


6/9

欲望充たされず。


6/10

映画
『ミニミニ大作戦』の試写会に行く。監督・F・ゲイリー・グレイ、主演・マーク・ウォールバーグ、シャーリーズ・セロンのクライムアクション映画である。盗む対象は大量の金塊。普通では考えられない場所を走るために、犯行にミニ・クーパーが用いられるのがこの作品のポイントである。そのきびきびとしたカーアクションはかなりの爽快感があった。ストーリーも定石どおりのツボを押さえた展開で、きっちりと楽しませてもらえた。ひじょうにおもしろかった。おすすめ。

帰りに、有楽町のガード下で軽飲み。モツ焼き屋をチョイスする。思っていたほど安くはなかったが、料理は悪くないし、やさぐれた雰囲気はおもしろかった。


6/11

欲望充たされず。


6/12

欲望充たされず。


6/13

天気もなんとかもち、ニュートーキョー数寄屋橋本店屋上ビヤガーデン(Beerガーデン/東京都千代田区有楽町2-2-3/03-3572-3848/http://www.newtokyo.co.jp/)で飲む。今シーズン、初のビヤガーデンである。ちなみにこの店、開業が昭和12年で、屋上ビヤガーデンの発祥の地だとか(豆知識)。
天候は絶好というわけではないものの、やはり屋外で飲むビールは格別で、がんがん進むわけですよ。満足したけど、でももうちょっとほどほどにした方がいいと思うよ、オレ。< なんかあったの(笑)?


6/14

カラオケ。90年代シバリをしてみる。自分にとっての“90年代の音楽”を鑑みるに、やはり小沢健二かなということで、小沢健二シバリ。自分の中での新鮮味はないものの、最近、そんなに歌ってなかったので、まあこれはこれでありかなと。90年代というざっくりとしたくくりでも、BeingだったりTKだったり切り口は違うもんだなとあらためて感じた。

その後、一利(ダイニングバー/埼玉県さいたま市宮町1-75-3F/048-658-2227/http://www.ichiri.info/)で飲む。内装もいいし料理もいいし、かなりの高ポイント。満足満足。その後、鳥良へ流れ、手羽先を満喫し撤収。


6/15

映画
『北京ヴァイオリン』を観る。中国の田舎町に住むヴァイオリンを弾くのが得意な少年と、貧しいながらも息子を一流のヴァイオリニストにすることを夢見る父の物語である。コンクールに出場するために行った北京での、ふたりの生活、出会いと、クラシック音楽という競争世界で成功を求めるための奮闘が描かれている。直近の作品では『リトルダンサー』が類似作だろう。
全体に素朴で淡々とした作品だが、独特の味わいがおもしろい。ラストにはきっちりと心を動かされるところもあり、かなり満足できた。おすすめ。

映画の後、中華料理を食べて帰宅。映画の中の食事シーンに、かなり影響を受けてしまったらしい(笑)。


6/16

欲望充たされず。


6/17

欲望充たされず。


6/18

DVD
『ザ・コミットメンツ』(GXBA-19906)
『ムーラン・ルージュ』(FXBH-19945)

『ザ・コミットメンツ』はアイルランドを舞台にした音楽映画。ソウルバンドを結成した若者たちの物語である。もともと好きな作品だったのだが、キャンペーン期間中ということで『ムーラン・ルージュ』とあわせて入手。『ムーラン・ルージュ』は、『シカゴ』っぽい雰囲気がなんかよさげだったのでチョイスした。


6/19

会社飲み。


6/20

ビストロ八詩(ビストロ/東京都渋谷区宇田川町38-3/03-3496-8009/http://www.jack-pot.co.jp/each/hachiuta/)で飲む。渋谷駅からはやや遠いが、野菜料理がひじょうにおいしくヘルシーな感じが気に入った。新宿に系列店があるので、そこにも行ってみたくなった。


6/21

新しい自転車を購入。GIANTのCROSS3400というクロスバイクである。クロスバイクとは、MTBとロードレーサーの中間的ポジションの自転車のこと。その立ち位置がわかりやすいのはタイヤの違いで、概ねMTBより細くかつ直径は大きく、ロードレーサーより太いものを使っている。
今まで乗っていたMTB風の自転車とは違い、こぎは軽く、スピードものる。ひっじょうに快適。いい気分で小一時間乗って、風になりましたよ(笑)。


6/22


『ヒカルの碁・22』(ほったゆみ・小畑健/集英社/390円)
『モンキーターン・24』(河合克敏/小学館/390円)

お約束の2冊。
そういえば『ヒカルの碁』って、ジャンプの連載終わっちゃったんですよね……。
『モンキーターン』はあいかわらず熱くっていい感じ。


6/23

『QED―百人一首の呪』(高田崇史/講談社文庫/762円)を読み終える。高木彬光の『成吉思汗の秘密』的な歴史ミステリである。百人一首のコレクターが殺された事件を解き明かす過程で、百人一首そのものに込められた謎も解明されていくというのがストーリーの骨子。百人一首から、ひとつの説得力ある仮説を導き出す手腕はお見事で、楽しく読むことができた。


6/24

欲望充たされず。


6/25

大阪出張。会社飲み。


6/26

きくや(串カツ/大阪府大阪市浪速区恵美須東3-4-6/06-6644-3523)で串カツ。軽めの衣がサクサクとおいしく、またネタが小ぶりなのでついついいろいろと頼んでしまった。店の主人おすすめのエビは中でも高ポイントで、触感ばつぐん。値段もリーズナブルで、大満足の店だった。
引き続き、ねぎ焼やまもと西店(ねぎ焼/大阪府大阪市淀川区十三本町1-7-20/06-6303-8482)へ。スジねぎ焼きを食べ、満足満足。


6/27

ぶた家(豚肉料理/東京都渋谷区恵比寿西1-13-2サンキビル2F/03-3463-2554/http://www.butaya.co.jp/)で飲む。串焼き、炭火焼き、蒸し豚などなど、豊富な豚肉メニューはどれもまじうま。がっっつりと飲み食いする。やばかったのがラードごはんで、こんなに脂肪分を摂ってもいいのかと思いつつも、あまりのうまさにきっちりとたいらげてしまった。
大おすすめの店である。


6/28

パセラでカラオケ。中村一義の『Yes』、堂島孝平の『センチメンタル・シティ・ロマンス』など、気になっていながらも歌ってなかった旧譜にチャレンジ。だめだったけど、次回も歌ってみたいと思わされた。
天狗で飲んで、もう一軒流れて撤収。ちょっと飲み過ぎじゃったよ……。


6/29

半日動けず。欲望充たさず。


6/30

土間土間虎ノ門店(居酒屋/東京都港区虎ノ門1-8-7虎ノ門とみたやビル3F・4F/03-3519-6886/http://www.doma-doma.com/home.html)で飲む。牛角などを運営するレインズインターナショナルの居酒屋である。価格はリーズナブルで、料理はかなりうまい。満足満足。



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