2002年6月の欲望


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欲望充たされず。


6/2

神宮球場へ六大学野球の早慶戦を観に行く。早稲田は前日の勝利でリーグ優勝を決めており、本日勝てば優勝パレードの提灯行列である。絶好の天気で、試合開始前からビールが進む進む。やっぱ神宮球場は空が見えるからいいねえ。
試合は慶応に先制を許す嫌な展開。打線も慶応の先発・清見に手も足も出ず、3回までは0行進。ところが清見は4回に突如崩れ、早稲田は大量5得点を挙げる。7回に慶応に2点を返されたものの、リリーフに早稲田のエース・和田毅が出てきて後続を断ち、そのまま9回まで押さえて試合終了。
試合後、提灯行列に参加する。神宮球場から外苑西通り、明治通りを経て早稲田大学へと向かうパレードである。在学中、野球部は優勝しなかったので、今回が初体験。周囲にバカな学生がいなかったせいかわりと淡々と歩いてしまったが、早稲田通りに入ると沿道にはお出迎えの姿がちらほらし、気分も昂揚してくる。暗くなって提灯に火が点されると、雰囲気はすごくいい。正門近くまで来るとかなりの盛り上がりっぷりで、クラッカーはあちこちで鳴るは、紙吹雪は舞うは、『紺碧』の大合唱はあるはでフーリガン状態。選手が登場しての優勝報告会も大盛り上がりで(「学生注目!!」とか「名門!!」とかめっちゃ懐かしかった)、最後の乾杯ではビールかけになってしまっていた。いやあ、ほんとに笑えた〜。在学中にこんなイベントを経験できるなんて、現役の学生たちがうらやましかったですよ。
報告会終了後、高田馬場で軽く飲んで終了。ご機嫌で帰宅。


6/3

CD
『essential』(櫛引彩香/TOCT-24770)

高原を渡る涼風のような清冽なアルバム。心洗うさわやかな楽曲がいっぱいです。
大おすすめ


6/4

自宅でサッカー観戦。おもしろい試合だったね〜。


6/5

仙台出張。伊達の牛たん本舗レストランエスパル店(牛タン/宮城県仙台市青葉区中央1-1-1/022-722-8356)でランチ。極上芯たん定食を食べる。ほんとにうまいわ、これ。大満足。


6/6

TRY-TONEのライブ(at:BLUES ALLEY)へ行く。TRY-TONEは男性3名・女性2名という構成のアカペラグループ。ゴスペラーズの出身サークルでもある早稲田大学のアカペラサークル・Street Corner Symphonyの、シックス・トゥ・ワンを母体にしているグループである。
キャリアは長く、そのコーラスワークは絶妙。アカペラの魅力を十二分に感じることができる。中でも驚いたのはボイスパーカッションの激うまなこと。ちょっと人間技とは思えなかったです。すごすぎ。
とにかくいいパフォーマンスで、すごく楽しめるライブだった。


6/7

近所で軽飲み。チリビーンズうめえ。


6/8


『大きくふたつに分けるとすれば 考えるヒット5』(近田春夫/文藝春秋/1476円)
『ヒカルの碁・17』(ほったゆみ・小畑健/集英社/390円)
『おごってジャンケン隊・5』(現代洋子/小学館/743円)

お約束シリーズ。
『考えるヒット』は出たらすぐに買うようにしているんだけど、今回は売ってるのに気づかなくって発売1ヶ月後に購入。
『ヒカルの碁』は激動の16巻のラストを経て、ヒカルの静かで力強い前進を描いています。ぐっと来ました。
『おごってジャンケン隊』は最終巻。おもしろいマンガをありがとうございました。


本日はおとなしく家でカレーを作って食べてました。またまたキーマカレー。つくづく自分カレーはうまいですなあ。


6/9

欲望充たされず。


6/10

銀座飲み。


6/11

びすとろ屋新橋レンガ通店(居酒屋/港区新橋2-15-18/03-3539-3227)で会社飲み。悪くない店でした。この店がテナントで入ってるビル、なかなかよさげなバーとかあるね〜。


6/12

欲望充たさず。


6/13

新橋の焼きトン屋で飲む。いかにも新橋チックな親父系の飲み屋である。味はよかったのだが、いい気分になり過ぎて店名を忘れてしまった……。


6/14

欲望充たさず。次の日、仕事で早起きしなくちゃなんないんですよ……。


6/15

伊太利亜炉端ひいき屋川口芝店(イタリア系居酒屋/埼玉県川口市芝5-12-20-2F/048-269-8781)で飲む。イタ飯系の料理を出す居酒屋である。座敷席もあり、気楽な雰囲気の店である。料理もなかなかよく、楽しく飲むことができた。

カラオケではKinKi Kidsの『カナシミブルー』に初挑戦。まずまずだったと思うのですが、いかがでしょうか(弱気)。氣志團の『One Night Carnival』は、JOYSOUNDだとメジャー盤の歌詞が出るため、ちょっと勝手が違いました。


6/16

『エドウィン・マルハウス』(スティーヴン・ミルハウザー/福武書店/1748円)を読み終える。“子供によって書かれた子供の伝記”という形式の小説である。主人公(伝記の対象)エドウィン・マルハウスは10歳でアメリカ文学史上に残る傑作 『まんが』を書いて11歳で死んだ作家、伝記作家はエドウィンの隣家に住む幼なじみの11歳の少年ジェフリー・カーライトという設定。 構造としては作者スティーブン・ミルハウザー→伝記作家ジェフリー→エドウィンといった仕組みになっている。子供が書いた子供の伝記という形式とはいえ、書き手を優秀な少年としているため、内容はまさに伝記そのもの。エドウィンの、ある意味少年らしい生活も、ジェフリ−の手にかかると大芸術家の芸術家らしい人生として読者に提示される。逆にあまりに上段に振りかざしたような伝記的文章により、数多ある伝記のパロディーのようにも読めてしまったりするのも技巧のひとつなのだろう。この作品を読んでいて、芸術家はその存在自体が芸術家なのか、または評価するものがないと芸術家たりえないのかということをつらつらと考えてしまった。加えて子供の世界へのノスタルジーの描写も美しく、ひじょうにおもしろく読めた小説だった。


6/17

欲望充たされず。


6/18

映画
『インソムニア』の試写会に行く。“インソムニア”とは不眠症のこと。ストーリーは、アラスカで起きた猟奇殺人の捜査に招かれたL.A.の刑事が、現地でのアクシデントにより、深刻なトラブルに落ちていくというものである。刑事という“正義”であるはずの存在が、“悪”に侵食されていくそのせめぎあいが見どころのひとつ。白夜のアラスカという舞台で、眠れないということ(これがタイトルにもある“インソムニア”だろう)が、主人公を心理的により追い詰めていくという効果を上げている。全編を通して緊張感が張りつめていて、ぐんぐんとストーリーに引き込まれていってしまった。ひじょうに内容の濃いおもしろい映画であり、まじでおすすめである。


6/19

クリスティーナ&ローラのコンサート(at:スイートベイジル/http://stb139.co.jp/)へ行く。クリスティーナ&ローラとはバイオリンとチェロのユニットで、コンサートはピアノを入れた3人編成で行なわれる。今回はライブハウスでのコンサートで、お酒あり、食事ありとひじょうにフランクな雰囲気の中、ざっくりと楽しめた。


6/20

欲望充たされず。


6/21

欲望充たされず。


6/22

炭火焼鳥 鞠子屋(焼鳥屋/千葉県浦安市猫実5-4-1/047-351-2565)で飲む。味はよく、ボリュームがあり、リーズナブルとひじょうにナイスな店である。ここのつくねはうまいねえ。続けて300ビストロ(バー/千葉県浦安市北栄1-2-26-2F/047-304-3006)へ。この店はなかなか雰囲気のいいバーなのだが、めちゃめちゃリーズナブル。カクテル3杯飲んで1000円くらいっていうのはすごいね。


6/23

おとなしく過ごす。


6/24

欲望充たされず。


6/25

ぴあデビューレビューライブ(at:ON AIR WEST)へ行く。3バンドの対バンだったのだが、仕事が押してしまい最後のママスタジヲのみ観る。ママスタジヲとは、くるりなどと同じ立命館大学のロックコミューン出身のバンドで、後期ユニコーンを彷佛させるへなちょこなポップ感が持ち味である。ライブ内容もMCも含めすっとぼけた感じで、けっこう笑えた。


6/26

会社飲み。


6/27

ドンジュアン ムーン(多国籍料理/中央区銀座7-2コリドー街2F/03-3572-5029)で飲む。コリドー街にある多国籍料理屋である。フリーペーパーの『ホットペッパー』の割引券を使ったら、かなり激安で飲むことができた。大ラッキー。


6/28

天野月子のライブ(at:クワトロ)へ行く。今回、何曲かアコースティックバージョンで披露したが、ボーカルとメロディがきっちりと立ち、なかなかよかった。


6/29

取引先の社内バーベキューの会へ。昼の12:00過ぎからがっつりと飲ませていただく。16:00過ぎに終了し、さて帰ろうと16:30くらいに潮見から東京行きの京葉線に乗ったところで気を失う。気がついたのは南船橋(笑)。羽柴筑前もびっくりの大返しである。ぼんやりとした頭でとりあえず降りて、もう一度東京へ向かったのだが、またまた折り返し。そんなこんなで潮見から東京まで、すっごい時間がかかったよ……。


6/30

キリン樽生の専用サーバーを購入。これで我が家も気分はビヤホールだ(笑)!!



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