2001年4月の欲望


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4/1

パセラでカラオケ。カラオケ屋に来てるのに、歌っているより、毒を吐いている時間の方が長かったで〜す(笑)。


4/2

欲望充たされず。


4/3

『母なる夜』(カート・ヴォネガットJr/ハヤカワ文庫/505円)を読み終える。第二次大戦中、ナチスドイツの宣伝部員として対米ラジオ放送のキャンペーンを行なったアメリカ人が主人公の小説である。体裁としては、彼の書いた自伝というスタイルをとっている。
奇妙なできごとにまきこまれ、人生を弄ばれた人間の姿が、作者特有の冷たいユーモアで描かれた作品である。作中の、
“いやはや―人間が営もうとしている生活ときたら。
いやはや―彼らが生活しようと試みているこの世界ときたら!”
という文章に代表される、人間のちっぽけさ、世界の無常さなどが心に残った。ポジティブなストーリーではないが、心にしみ入る作品だった。冷たく絶望に充ちた世界にいるからこそ、温かみが存在することを感じられるのだろうかなどと考えたりしてしまった。


4/4

イベント
w-inds.のライブ&握手会(at:サンシャインシティ噴水広場)に行く。w-indsは男性3人組のダンス&ボーカルユニットである。イベントの開始は18:00なのだが、16:00に会場に着いたら既にファンの女の子がてんこもり。あらためて彼らの人気を感じさせられた。
ライブはダンスと歌で30分ほど。その後に握手会といった流れである。ライブが始まるとどんどん人が増えていったが、大きなトラブルもなく、無事に終了することができた。
イべントの後は、AGIOで軽く飲んで終了。


4/5

欲望充たされず。


4/6

欲望充たされず。


4/7

原宿のステージY2で行なわれた後輩の結婚パーティーへ行く。ビデオ、スピーチなどがけっこう笑えた。
その後、鈴(前菜屋/新宿区新宿3-17-13-3F/03-3341-4807)へ行き、すごい勢いで飲み終了。


4/8


『西村しのぶの神戸・元町 下山手ドレス』(西村しのぶ/角川書店/820円)
『ハムスタ−の研究レポ−ト・6』(大雪師走/白泉社/660円)

『下山手ドレス』はニュータイプに長期連載されているエッセイコミックが単行本化されたもの。西村しのぶファンとしては、必携の本である。
『ハム研』はお約束。出版ペースは遅いが、あいかわらずの独特っぷりはナイス。


4/9

海彦(居酒屋/新潟市弁天3-2-27/025-246-3377)で飲む。のど黒(赤むつ)とさよりの刺身とのど黒の塩焼きなどを肴に、日本酒。越乃景虎(栃尾市)と越乃寒梅(新潟市)を飲む。のど黒の塩焼きを食べるのは初めてだったが、これまた激うま。たんぱくかつ深い味わいで、日本酒にジャストフィットだった。


4/10

欲望充たされず。


4/11

欲望充たされず。


4/12

仙台出張。仙台といえば牛タンでしょうということで、味太助(牛タン/仙台市青葉区一番町4-4-13/022-225-4641)でランチ。この店、牛タン焼き発祥の店とのことである。出てきた牛タンは肉厚で、食べごたえは満点、なかなかうまかった。


4/13

欲望充たされず。


4/14


『文藝別冊 尾崎豊』(河出書房新社/857円)
『カヲルとゆいのいっかいやらして』(私屋カヲル/小学館/524円)

『文藝別冊 尾崎豊』は尾崎関係のムックである。尾崎の本を平積みで見るのはすごく久しぶりで、思わず購入してしまった。
『カヲルとゆいのいっかいやらして』はタイトル買い。女性の漫画家がいろいろなことを体験していくまんがである。少年誌に掲載されていたもののためエロではないが、下ネタは満載でけっこう笑える。ちなみにゆいは油井という姓の男性である。


4/15

友人の結婚式で長野へ。ここ1週間で、新潟1泊2日・仙台日帰り・長野日帰りというのはちょっときつかった。


4/16

瑛舎夢(インド料理/港区新橋1-23-9-B1F/03-3507-9647)で飲む。オーセンティックな雰囲気のインド料理屋で、料理はなかなかうまい。飲んでいるうち無性にカレーライスが食べたくなり、ついついオーダーしてしまったのだが、これまたいい感じ。納得の店であった。


4/17

杉の子(串やき/品川区西五反田2-10-8/03-5496-8866)で飲む。明るくこ奇麗な串焼き屋である。焼鳥を何種類か頼んだのだが、中でも鳥皮はぱりっとしていてひっじょうにナイスだった。鳥皮がうまい店って、そんなにないんだよね〜。


4/18

欲望充たされず。


4/19

『闘将伝 小説立見鑑三郎』(中村彰彦/双葉社/1748円)を読み終える。幕末時、桑名藩雷人隊の隊長として戌辰戦争を戦った立見鑑三郎を描いた物語である。作者は『鬼官兵衛烈風録』『その名は町野主水』など、戌辰戦争を東軍として戦った人間を多く小説の題材としている。
立見は戌辰の敗戦で一度は賊軍として扱われたものの、その後、陸軍に属し、西南戦争、日清戦争、日露戦争を戦い抜き、陸軍大将にまで昇りつめている。たとえ負けたとしても、卑屈になることなく、矜持を保ちつつ生きていくことの大切さを感じさせられる作品だった。


4/20

欲望充たされず。


4/21

欲望充たされず。


4/22

『The Power Play』を更新する。
今回は春っぽく、ポップなナンバーが多くなっています。
一押しは、堂島孝平の『ルーザー』。スピード感が心地いいポップナンバーです。堂島孝平ってヒットには恵まれていないけど、いい曲が多いんですよね。二押しはBUMP OF CHICKENの『天体観測』。詞が魅力的なマイナー調ロックナンバーです。その次はTOKIOの『どいつもこいつも』。ひじょうに出来のいいアイドルポップです。続く京田未歩の『春風にのって』はややヘビーでスローなロックナンバー。ボーカルの声質が魅力的。で、COILの『Soft Machine』といった感じです。


4/23

欲望充たされず。


4/24

DVD
『爆笑オンエアバトル ますだおかだ』(PCBE-50084)
『爆笑オンエアバトル ラーメンズ』(PCBE-50088)

お笑い好きとしては押さえとかないとまずいでしょう的アイテムを入手。ますだおかだは以前、関西テレビでオンエアされていた『コントS錠』で知って以来、ひそかに気にとめていたコンビである。


4/25

欲望充たされず。


4/26

会社の飲み会。がつっと飲んでカラオケへ。バカっぽい感じがいい感じでした(笑)。


4/27

浪漫亭(居酒屋/港区新橋4-14-7/03-3432-5666)で飲む。高知に本店がある店で、かつおのたたきが抜群にうまい。他の料理もクオリティが高く、満足できた。
その後、沖縄料理屋へ流れ、ソーキソバを食べて終了。


4/28

TOT(居酒屋/渋谷区恵比寿南2-2-6-B1F/03-3793-5552)で飲む。ジェントルはやはりジェントルだった(笑)。全体にトークがいい感じで、酒がさっくりと進んだ。続けてODIN(バー/渋谷区恵比寿南1-8-18K-1ビルB1/03-3445-0996)でブラッディマリー。今シーズンのブラッディマリーはそろそろ終了とのことである。つまみでトマトを頼んだのだが、糖度が高くさすがにうまかった。満足。


4/29

欲望充たされず。


4/30


『金持ち父さん 貧乏父さん』(ロバート・キヨサキ+シャロン・レクター/筑摩書房/1600円)

『金持ち父さん 貧乏父さん』は、鈴木みそさんのホームページでほめられているのに興味をひかれ購入。ふだんこの手のビジネス系の本は読まないのだけど、ビジネス本とみそさんというつながりの意外さが、どうも欲望を動かしたらしい。

昼過ぎから同期の家で飲む。がんがん食って飲んで大満足でした。



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