2000年9月の欲望


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9/1

会社の近所で軽く飲んで終了。


9/2

ラーメンズの公演(at:シアタートラム)を観に行く。ラーメンズは、最近、人気上昇中の2人組のお笑いユニットである。
内容はすべてコント。演劇色がついており、実験的2人芝居といった雰囲気である。ネタに関しては、どれもインテリジェンスを感じさせる内容で、おもしろいし深い。笑いの密度も濃く、1つのネタの間に何度も何度も笑わせられる。
お笑い好きな人には、ほんと、大おすすめ。必見。

今回のネタ
1・テレパシー
  ついつい嘘をつきたくなってしまう編
2・朗読対決
  一寸法師v.s.親指姫
  フランダースの犬v.s.忠犬ハチ公
  地球の歩き方アメリカv.s.地球の歩き方日本
3・面接に落ちる方法
4・ふつうの若者、雪男に出会う
5・テレパシー
  小心者編
6・部屋に現れた王さま
7・読んでいない新聞記事について語られる男
8・外国人の女の子を好きになった男
9・テレパシー
  シンパシーを感じだした2人編



9/3

映画
『未来日記』を観る。TBS系『ウンナンのホントコ!』内の人気コーナー『未来日記』の映画版である。登場人物は男2人・女1人の3人の高校生。
内容はTVの『未来日記』とほぼ同様である。構成も章立てになっており、映画っぽい要素はやや薄め。
けっこう山あり谷ありな展開だが、フィクションだとあざとく感じるであろうところも、『未来日記』だと盛り上げる仕掛けとして好意的に見てしまっている自分がおもしろかった。視点の持ち方の重要さをあらためて感じることができた。


『新宿鮫風化水脈』(大沢在昌/毎日新聞社/1700円)
『ミステリマガジン10月号』

『新宿鮫』シリーズは、1作目からずっとリアルタイムで買い続けている作品である。鮫島というキャラクターの魅力はもちろん、もうひとつの主人公、新宿という街にもやられっちまっているのである。
『ミステリマガジン10月号』はコリアンミステリの特集号。韓国のミステリを読んだことがないので、どんなものなのかといった興味を抱き、購入。


9/4

欲望充たされず。


9/5

会社の近所で軽く飲んで終了。


9/6

仕事で新潟へ。夜、地ビールメーカーのアンテナショップ・エチゴビールブルーメへ行ったら、残念なことに休業日。表に出ていた看板のメニューはひじょうに魅力的だったので、次回はなんとか行ってみたい。で、結局、やるき庄や駅前店(居酒屋/新潟市東大通1-7-30/025-241-8686)で飲む。けっこう飲んだのに、すごく安かった。


9/7

欲望充たされず。


9/8

電撃ネットワークが来社。1Fイベントスペースにて、ディーラー・媒体・社員の前でパフォーマンスを披露してくれる。会場の関係で火を使うパフォーマンスはNGだったのだが、目から牛乳を出したり、さそりを口に入れたり、体を張ったパフォーマンスはさすがにおもしろい。腹が痛くなるほど笑わせてもらった。ちなみに彼らのCD『YELLOW GROOVE』とビデオ『電撃ネットワークMADE IN JAPAN』は10/18発売です。
その後、パセラ(カラオケボックス/新宿区歌舞伎町1-3-16/03-5291-8351)でカラオケ。今回は『とまどい』に初チャレンジした。初めてにしてはまずまずのできで、歌っててけっこう楽しかった。『放浪カモメ』もまずまず。


9/9

TOPS BAR(バー/新宿区新宿3-20-8/03-3354-6960)で飲む。初めて飲んだカクテルがけっこうおいしかったんだけど、名前を忘れてしまった!! また飲みに行かなければ(笑)。その後、PEARL BAR(バー/新宿区新宿3-21-7-4F/03-3354-7577)へ流れる。ライウィスキーの水割りをのんびりと3:00くらいまで飲んだ。こんな遅くまで飲むのはひさしぶりだなあ。


9/10

日清の一風堂ラーメンを食べる。スープがインスタントとは思えない味で、ちょっとびっくり。麺にも気合いが入っていて、納得の味だった。


9/11

欲望充たされず。


9/12

欲望充たされず。


9/13

仕事で行った水戸で、納豆ドリアを食べる。納豆と玉子とマヨネーズを使ったドリアで、値段は750円。肝心の味は、まさに納豆を使ったドリア(そのまんまですが(笑))。まずくはないが、とりたててうまいものでもないっすね。


9/14

『プレイヤー・ピアノ』(カート・ヴォネガット・ジュニア/ハヤカワ文庫/680円)を読み終える。処女作のせいか、後の作品に見られる奔放さには欠けるものの、ひじょうによくできたディストピア小説である。仕事を機械に奪われた世界では人間は尊厳を持って生きていけないのか、所詮はシステムの一環でしかないのではないかなどと、あらためて仕事について考えさせられてしまった。


9/15

上海ヌードル(中華料理/渋谷区宇田川町35-1/03-5428-0236)で行なわれたさくまあきらさん主催の異業種交流会に参加する。ゲーム、出版などさくまさんの交流のある方々を、一堂に集めての交流会である。小粥よう子さん、堀井雄二さん、和田慎二さんといった学生の時から存じ上げている方々もいらっしゃっており、おおっと思ってしまった。
宴会ではとにかくいろいろな方とお話をすべく、何度かテーブルを動く。他の業種の人の話を聞くことは、ふだん自分が使っていないところを刺激されるのですごく楽しい。こういった経験をどう自分自身に生かしていけるか考えつつ、おいしいお酒をいただくのであった。
二次会は九州料理屋へ。以前も行ったことのある店なのだが、名まえを忘れてしまった。


9/16

欲望充たされず。


9/17

欲望充たされず。


9/18

歓送迎会に出席する。まだまだ暑いのに、しゃぶしゃぶである。最初はえっと思ったが、なんとなくがんがん食べてしまう。ビールもうまかったし、満足満足。
二次会はリビングバーへ。それなりにカクテルを飲み終了。
月曜日だっていうのに、ちょっと飲み過ぎてしまったかも・・・。


9/19

欲望充たされず。


9/20

映画
『グリーンマイル』の試写に行く。12月にDVDが発売されるため、営業・ディーラー中心の試写会が催されたのである。おもしろいとは聞いていたものの、188分という長さにやや気圧されていたのだが、実際に観てみると長さがまったく苦にならないことに驚く。死刑囚と刑務所の職員とのエピソードが効果的に配され、観るものの意識をストーリーの中に自然に没入させているのである。
観終わった後は心にじんとしたものが残り、充ち足りた気もちで会場を出ることができた。


9/21

欲望充たされず。


9/22


『ウンボルト・エーコの文体練習』(ウンボルト・エーコ/新潮文庫/476円)
『名探偵コナン・29』(青山剛昌/小学館/390円)
『じゃじゃ馬グルーミンUP!・25』(ゆうきまさみ/小学館/390円)
『モンキーターン・14』(河合克敏/小学館/390円)

『ウンボルト・エーコの文体練習』は、『薔薇の名前』のウンボルト・エーコが古今の名作をパロディー化した作品である。エーコがどのようにパロディーにしているのかに興味を引かれ購入。
まんがはお約束の作品群である。


9/23

松坂智幸のイベントが、会社の1Fホールで開催。集客が心配だったが、そこそこ集まってくれてほっと一息。内容はアコギ一本での生ライブで、ファンの人にリクエストされた曲を演奏するというものである。少人数でのアットホームなイベントで、けっこういい感じだった。


9/24

映画
『U-571』を観る。第二次世界大戦中、故障して海上に停泊するナチスドイツのUボートから、暗号解読機を奪い取る話である。潜水艦という密室が舞台になっているせいかストーリーには緊迫感があり、ぐいぐいと引き込まれていってしまう。また艦内が暗いので、映画館という暗闇とは親和性が高く、観ている方もより感情移入がしやすい。はでさはそれほどあるわけではないが、なかなか楽しめる作品だった。
ちなみにこの作品には、ジョン・ボン・ジョビが出演している。ちょっとびっくり。


9/25

会社近くのやるき茶屋(別名やるきなし茶屋)で飲む。ここの店、従業員の平均年齢が高いせいか、他のやるき茶屋にくらべて元気がないんだよね。
あまり食べずに飲んだため、けっこう酔っぱらってしまった。


9/26

週頭から飲むことを反省し、欲望を充たすことを止める。


9/27

新潟出張へ行く。長岡市の得意先近くの喫茶店でランチ。ピラミッドカレーを頼む。どんなものだろうと思ってチャレンジしたのだが、単にご飯が四角錐にもられたカレーだった。ちょっと拍子抜けしたが、家庭カレーっぽく野菜がごろごろしたカレーで意外とよかった。


9/28

エチゴビール万代ブルーメ(Beerレストラン/新潟市万代コズミックスビル1F/025-242-1123)で飲む。地ビールメーカー・エチゴビールのアンテナショップである。フードメニューはそれほど多くないが、ドリンクメニューはかなり充実している。定番のビールはベルギースタイルホワイト、アンバーエール、ペールエール、ヴァイツェン、スタウト、ピルスの6種類。ちなみにふつうの生ビールは、ピルス。
まず小グラスで3種類のビールを飲める800円のおためし3種セット(種類は店まかせ)で、ベルギースタイルホワイト、アンバーエール、ペールエールを飲んだ後、残り3種類にチャレンジする。おすすめは1・ペールエール、2・アンバーエールといったところである。


9/29

同業他社の人々と阿佐ヶ谷で飲む。他社もいろいろ大変なようだ。


9/30

映画
『TAXI 2』を観る。製作・脚本がリュック・ベッソンのカーアクションものである。内容的には小気味いいカーアクションとギャグのギャップが見物。脱力系のギャグが多くて、すっごくばかっぽい(笑)。肩の凝らない作品で、けっこう楽しめた。
その後、GOCHIYA(居酒屋/新宿区歌舞伎町1-25-3-B2F/03-3205-4428)で飲む。牛たん・豆腐・まぐろがメインの店である。内装がシックでひじょうに雰囲気がいい。味もなかなかのもので、また行きたいと思わされた。
その後、ODIN(バー/渋谷区恵比寿南1-8-18K-1ビルB1/03-3445-0996)ヘ流れる。ウォッカシークァーサーという、ウォッカライムのライムのかわりにシークァーサーという沖縄の果物を使ったものを飲んだのだが、これがバカウマ。超おすすめのカクテルである。
その後、九十九とんこつラーメン(ラーメン/渋谷区広尾1-1-36/03-5466-9566)で締める。



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