2000年7月の欲望


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7/1

イベント
神戸(かんべ)みゆきのトークイベント(at:石丸電気ソフトワン)に行く。なかなかの盛況で、会場はアイドルファンの男子でいっぱい。小さな子供をつれたファミリーも何組かいて、一瞬、(え、なんで?)と思ったのだが、よく考えてみたら神戸って舞台でセーラームーンを演じていたのでした。
でもこのシチュエーション、ちびっこたちの教育的には、ちょっとやばいんじゃないかなあ(笑)。
続けて、ポンキッキーズのイベント(at:HMV新宿サウス)へ行く。ポンキッキの名曲のリミックスアルバムがリリースされることを受けてのイベントである。
生ガチャピン、ムックに加え、やさい星人まで見ることができ、ひじょうにうれしかった。実はぼく、着ぐるみマニアなんですよ(笑)。うまくタイミングが合わず、いっしょに写真を撮れなかったことがすごく残念だった(マニアトーク)。


7/2

欲望充たされず。


7/3

欲望充たされず。


7/4


『遁げろ家康』(池宮彰一郎/朝日新聞社/上・下各1500円)を読み終える。徳川家康が主人公の歴史小説である。家康を小心・臆病な人物、忠実な家臣団と言われている三河武士団を欲ばりな集団として描いているのだが、それぞれのキャラクターがそこはかとないユーモアを感じさせ、すごくおもしろい。加えて主人公の弱さが前面に押し出されているために、その存在が身近に感じられるとともに、自分の弱さを受け入れながら戦国の世を生き抜いていく家康が、ひじょうに魅力的にうつってくる。
ストーリーもテンポがよくて、あっという間に読むことができた。また以前に読んだ『島津奔る』に比べて、作者の主観が薄かったのもよかった。


7/5

きっちんぱぼーね(パブレストラン/港区虎ノ門1-14-1/03-3503-0776)で飲む。2時くらいから水気をまったく摂っていなかったので、ビールがうまいことうまいこと(笑)。飲み放題ということもあり、着々と飲酒量は増え、お約束のようにダメモードに突入してしまったのだった。


7/6

新潟出張に行く。夜、大助肴や魚弁天町店(居酒屋/新潟市弁天町1-4-24/025-247-0344)で飲む。新潟市内に10店以上も系列店のある居酒屋チェーンである。料理の出が遅いのにはまいったが、値段も安く味もまずまず。オーダーした栃尾油揚焼(名物らしい)は、肉厚の油揚げでけっこうおいしかった。ちなみに日本酒は津川町の麒麟山。すっきりとした飲みロで、さらさら飲めた。
今回の出張では新潟東映ホテル(新潟市弁天2-1-6/025-244-7101)に泊まる。ほっしーに教えてもらった旅の窓ロ(www.mytrip.net)で予約したホテルである。1泊朝食付きで4725円とひじょうにリーズナブル。内容もまずまずで、かなりおすすめなホテルである。


7/7

台風が近づいていることもあり、おとなしく過ごす。


7/8

『封印再度』(森博嗣/講談社文庫/781円)を読み終える。旧家に伝わる、壷の中に入っていて取り出し方の不明な鍵と、その鍵を使って開ける箱にまつわるミステリである。論理を組みたてては壊し、組みたてては壊していく今回の手法は、コリン=デクスタ一のミステリを思いおこさせる。
今回は犀川と萌絵の関係にも少し進展があり、キャラクタ一の成長を見守るというシリーズものならではの楽しさも感じることができた。


7/9

映画
『ミッションインポッシブル2』を観る。柴尾英令さんのホームページを読んで、音響のいい劇場で観た方がいいかもと感じていたため、情報誌をチェックして最良の設備の所へ行く。
映画はまさにジョン=ウーの作品。そのアクションの迫力にとにかく圧倒される。音が良くて大画面の劇場で観たおかげで、スペクタクル性を満喫することができた。


7/10

銀河高原ビール銀座店(ビアレストラン/中央区銀座8-9-15-B1/03-3575-0850)で飲む。ここのヴァイツェンは味にばらつきがあるのだが、今回はまずまず。おかげでいい感じで飲むことができた。


7/11

欲望充たされず。


7/12

欲望充たされず。


7/13

すみ家(串焼き/港区虎ノ門1-8-3/03-3507-9633)で飲む。鶏に力を入れている店のようで、焼鳥の味はひじょうにいい。今回は早い時間から焼酎に切り替えたからか、それほどだめにならずにすんだ。これからは飲み方を変えた方がいいのかなあ。


7/14

イクスピアリに行く。舞浜の東京ディズニーランドに隣接した新しいショッピングモールである。今回はイクスピアリ横のアンバサダーホテルで仕事だったのだが、イクスピアリもアンバサダーホテルもひじょうにデザイン性が高くて、歩いているだけでも楽しく、仕事で来たことをついつい忘れてしまった。できたばかりということもあり、平日だというのにひじょうな混雑で、土日になったらもっとすごいことになっているのだろうなと感じさせられた。
ちなみに今回のイクスピアリでの最大の収穫は、“姫”を見たこと(笑)。『王様のブランチ』の、あの姫である。ピンクのドレスでてこてこ歩いている姿はひじょうかわいらしく、幸せな気もちになることができた(笑)。

ビデオ
『メリーに首ったけ』
『ベリー・バッド・ウェディング』

キャメロン=ディアスの主演作品を2本いただく。ありがとうございました。


7/15

おとなしく過ごす。


7/16

嵐のビデオコンサート(at:渋谷公会堂)へ行く。マキシシングル『台風ジェネレーション』(PCCJ-2)を購入した人が参加できるイベントである。ぼくらは朝8:00に渋谷公会堂集合だったのだが、そんな早い時間にもかかわらず、渋谷はJR渋谷駅から渋谷公会堂まで嵐ファンの若い女の子ですんごい状態。徹夜組もけっこういたようだ。
イベントは、PV3本とメンバー本人のコメント映像などを20分ほど上映した後、メンバートーク、嵐生ライブに参加できる抽選会といった内容。ちなみにそれを8回まわし!! PVを流しているときから女の子たちはおおいに盛り上がり、メンバーの登場でそれがピークになる。16日の東京会場に来ていたのは相葉くん、松本くん、桜井くんの3人で、トークに関しては桜井くんが進めているような感じだった。
最後の回の間にスタッフとのあいさつがあったが、いやあ、みんな顔ちっちゃいね〜。女性スタッフはみんなノックアウトされてましたよ(笑)。


7/17

欲望充たさず。


7/18

欲望充たされず。


7/19

カラオケパブに行こうということで、ROARING 20' WEST SIDE(パーティー専門店/新宿区新宿3-36-15内野ビル5F/03-5379-1920)へ行く。だが残念なことに、久しぶりに来たこの店も、カラオケパブという形態をやめパーティー専門店になってしまっていたのであった。これも時代の流れなんですかねえ・・・(遠い目)。しょうがないのでがんがん飲み、とりあえず歌う。


7/20

実は今日、神宮球場で野球観戦の予定だったのだが、行くことができず。なぜならぼくが持っていたチケットは19日のものだったからなのです・・・。完全に日にちを勘違い。ショックでかすぎ。
というわけで炉暖(炭火焼/新宿区歌舞伎町1-6-3/)で飲む。酒でも飲んでなきゃやってらんねえよ。ちなみにこの店、シックな内装でけっこういい感じである。炭火焼をオーダーするとテーブルに七輪を持ってきてくれるのだが、排気がうまくいっておらず煙がこもるのが難点。値段はじゃっかんはったが、味はよかった。


7/21

膳丸新橋店(居酒屋/港区新橋2-14-3-2F/03-3597-0789)で飲む。以前にも来たのだが、料理も雰囲気もよかったので再度使用。飲み放題なので、またまたがんがん飲む。おかげで2軒めは眠くてやばかったです。ちなみに帰りの山手線ではがんばって起きていたおかげで、1周することもなく(笑)、無事にたどりつくことができた。ああ、よかった。


7/22

春風萬里(しゅんぷうばんり)新宿本店(居酒屋/新宿区新宿3-15-11後楽園アドホック7F/ 03-3354-2108)で飲む。グルメぴあ(http://g.pia.co.jp)で“個室付きの店”を検索して選んだ店である。一度も行ったことがなかったのでけっこう不安だったのだが、きれいな内装、上品な雰囲気、リーズナブルな価格、それなりの味と、なかなか当たりの店だった。
その後、LIVING:BAR(バー/新宿区新宿3-14-20新宿テアトルビル6F/ 03-3354-6362)へ。店自体はひじょうに混雑していたのだが、入れ替わりのタイミングがはまって、あっさりと入れた。ぼくらの直後に来たグループはけっこうな待ち時間を言われていたので、超ラッキーだった。


7/23

休肝日。さすがに4日連続で飲むときついね。


7/24


『さらば甘き口づけ』(ジェイムズ・クラムリー/ハヤカワミステリ文庫/800円)

古典に親しもうキャンペーンである。主人公の探偵スルー(最近はシュグルーと表記されている)が、“酔いどれ”であるというところに非常にシンパシーを感じる(笑)。ちなみに『八百万の死にざま』(ローレンス・ブロック/ハヤカワミステリ文庫/840円)の主人公マット・スカダーもアルコール系の探偵として有名で、こちらはアルコール依存症関係の団体に行っちゃうくらいである。あ、ぼくはアルコール依存症の主人公(作者がモデル!!)の、中島らもの『今夜すべてのバーで』を読んで以来、きちんと休肝日を設けています。やっぱ酒とは長くおつきあいしたいからね。


7/25

欲望充たされず。


7/26

12.6(じゅうにてんろく)(居酒屋/渋谷区宇田川町33-5/03-3463-0126)で飲む。ブックファーストのビルにある居酒屋で、ブックファースト同様、関西系の店である。 店の照明は暗めに設定され、居酒屋といってもバーに近い雰囲気。ややうるさいのでまじめなトークには不向きだが、わいわいやるにはちょうどいい。
わりといい感じで飲んでいたら、後ろの席に座っていたカップルの、女の子の方が号泣しだしてけっこうびっくりした。しくしくというより、まさに号泣。当事者にとってはえらいことだろうけど、珍しいものを見せてもらったね。


7/27

『血食』(物集高音/講談社ノベルス/1150円)を読み終える。姓氏家系・紋章学の専門家で、家系調査を業務とする系譜探偵が主人公の物語である。舞台は昭和3年の東京で、雰囲気は京極夏彦の京極堂シリーズを彷佛させる。姓氏家系・紋章に関するネタがてんこもりで、ペダンティックなテイストがうれしい。ノルマントン号事件という歴史的事実からうまく謎を創出し、家系調査というツールでそれを解きほぐしていくストーリーはひじょうに刺激的である。納得のできという作品だった。


7/28

ライオン銀座7丁目店(Beerホール/中央区銀座7-9-20/03-3571-2590)で飲む。やっぱ夏はビヤホールでしょう。疲れていたこともあり、がっつんがっつん飲み倒す。ライオンでは7/31からいろいろなキャンペーンを行なうようで、うまくタイミングがあったらまた行きたいものだ。
続けて地炉の間(バー/中央区銀座3-3-9-B1F/03-3567-0348)へ。畳敷きで和風テイストあふれるバーである。シックな内装でひじょうに雰囲気がいい。こまかくパーテーションで区切られた席もあり、少人数で飲むのによさげである。


7/29

立川の花火大会に行く。今シーズンの初花火である。東京には10年以上住んでいるのだが立川に行くのは初めてで、もちろん立川の花火大会も初めて。
花火大会は思っていた以上に大規模なものだった。ユニークだったのは、全国各地の花火師がデザインした花火の打ち上げコーナーである。打ち上げの前に何県のどの会社がデザインしたかのアナウンスがあって、順番に打ち上げられるのだが、ひじょうに凝った内容のものが多く感心させられた。おかげでビールもすすみ、いい気分に拍車がかかった(笑)。


7/30


『名探偵コナン・28』(青山剛昌/小学館/390円)
『じゃじゃ馬グルーミンUP!・24』(ゆうきまさみ/小学館/390円)
『美味しんぼ・76』(雁屋哲・花咲アキラ/小学館/505円)
『ああっ女神さまっ・21』(藤島康介/講談社/438円)

お約束なシリーズ。


7/31

GLAYのイベント(at:HMV渋谷)へ行く。7/19発売の『MERMAID』を、HMV・タワーレコード・TSUTAYAレコードのいずれかで購入すると、それぞれのチェーンごとに応募ハガキがもらえ、そのハガキを使って応募してきた人の中から抽選で当たった人のみが参加できるイベントである。GLAYのメンバー全員が登場し、本人たちを間近で見ることができるため、ファンにとってはひじょうにおいしい。
会場はTSUTAYA渋谷、HMV渋谷、タワー渋谷の3つで、この順にイベントは行なわれた。ぼくが行ったHMV渋谷はJ-WAVEの仕切りで、パーソナリティとメンバーのトークも雰囲気がよく、ひじょうにいい感じだった。またメンバーの登場前に幕張20万人ライブのオフショットの映像も流されたのだが、素の姿が垣間見られる楽しいものだった。



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