2000年6月の欲望


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6/1

飲々菜々(中華料理/港区赤坂3-18-10/03-3585-8633)で飲む。関西風の小さくパリパリした餃子がひじょうにおいしい。ビールもいい感じで進んだ。


6/2

鈴(居酒屋/新宿区新宿3-17-13-3F/03-3341-4807)で飲む。金曜日の夜で店は混雑してたのだが、辛うじて入ることができた。今回オーダーしたものの中では、厚揚げ・舞茸の炒めとビーフシチューがおいしかった。


6/3

講演会
早大文学部キャンパスの近くを通った時、宮沢章夫と川上弘美の講演会の告知看板を見つけ、聴きに行くことにする。宮沢章夫は“コンピュータで書くということ”、川上弘美は“小説を書く日常”がテーマ。
宮沢章夫の話で印象に残ったのが“意識は秩序だっていないが、字を書くことは意識を秩序だてていくことである。”とか“書くことはリニアな行為だが、意識はリニアではない。”といった所。意識を文字にするのには時間がかかるが、キーボードを打つことは意識のスピードに近いというような内容である(という風に理解した)。時代によりそれぞれ適した書き方はあるはずだという意見も述べていたが、それにも同感した。現実にパソコンは存在していて、それが道具として一般に流通しているわけですからねえ。
川上弘美の話では“表現することに対する自分の態度を明確にする。”と“オートマチックな表現をしない。”ということばが印象に残った。


6/4

トランスティック・ナーヴのイベント(at:ESP本館地下ホール)に立ち会う。ライブとトークの2部構成のイベントである。関西出身のバンドらしく、トークがひじょうにおもしろい。仕事だというのに何度も爆笑してしまった。


6/5

欲望充たされず。


6/6

神宮球場へ、中日v.sヤクルト戦を観に行く。今シーズン、初の野球観戦。天気もよく、いい野球日和である。試合はわりとのんびりとした展開で、ビール片手に観戦するにはちょうどよい内容。ゲームは先制・中押し・だめ押しと効果的に点を重ね、5対1で中日が快勝。いい気分で家路につくことができた。


6/7

欲望充たされず。


6/8

欲望充たされず。


6/9

おかず(小料理/港区虎ノ門3-8-26/0120-047347・ 03-3433-8655)で飲む。内装の上品な小料理屋なのだが、料理もひじょうによくて、かなりおすすめの店である。がんがんに飲み倒し、もう一軒ハシゴし、自宅に帰るや気を失う。ちなみに傘も失っちゃいましたよ(笑)・・・って笑ってる場合か?


6/10

肩が凝りまくっていたので、マッサージへ。30分ほどやってもらい、いい感じに復活する。
その後、同期の自宅で開かれるホームパーティーに行く。先輩がいい日本酒を手に入れたため、それを飲み倒すことが今回のテーマである。日本酒に合わせて、出される料理は魚がメインだったのだが、どれも激うま。とくに焼魚は、塩加減・焼き加減が抜群でほんとにおいしい。しかも日本酒がいい酒で、もう幸せ満喫である。
ごちそうさまでした。


6/11


『ヒカルの碁・7』(ほったゆみ・小畑健/集英社/390円)
『美味しんぼ・75』(雁屋哲・花咲アキラ/小学館/505円)
『じゃじゃ馬グルーミンUP!・23』(ゆうきまさみ/小学館/390円)

お約束のシリーズ。
それはともかく『ヒカルの碁』はおもしろいっすねえ。かなり囲碁をやりたくなってんですけど。


6/12

欲望充たされず。


6/13

膳丸新橋店(居酒屋/港区新橋2-14-3-2F/03-3597-0789)で送別会。主賓に突発的な仕事が入ったため、主役抜きでしばらく飲む。けっこう料理のおいしい店で、前菜からがんがん食べてしまった。
平日なのでそれほど深く飲もうとは思わなかったのだが、後輩があまりにも熱心に誘うのでもう1軒行く。がんがんに飲んでいたら、あっという間に終電はな〜い(泣)。しょうがないのでラーメンを食べて、タクシーで帰る。へとへと。


6/14

めちゃめちゃきつい。欲望充たす気起きず。


6/15

土風炉銀座店(居酒屋/中央区銀座8-10コリドー街/03-3289-9888)で送別会。ここもわりと料理のおいしい店である。銀座にしてはリーズナブルだし、雰囲気もまずまず。キャパも大きいので、送別会といった催しには向いているような気がする。
周囲に年輩の方が多かったので、料理はわりと食べ放題。酒は、まあ飲み放題(笑)。
ご機嫌なまま2次会のスタンドバーへ流れ、ここでもがんがん飲んで、いい気もちで帰る。
今日はちゃんと電車のある時間に帰るぜ、というわけで23時くらいに帰ったのだが、気付くと乗った電車は大崎止まり。「ちぇっ、ついてねえなあ」と思ったら、なんとびっくり、最終電車。時計を見ると24時をとっくに回っている!! もしかして(いや、もしかしなくても)、山手線一周しちゃった?
途方にくれたぼくは、近くに住む同期に電話をかけ、泊めてもらうことにしたのでした。とほほほほほほ。


6/16

水の賦(みずのうた)(居酒屋/新宿区新宿3-28-10-B1/03-5379-3438)で飲む。ひじょうに上品な内装の和食系居酒屋である。以前は海鮮系の居酒屋だったのだが、より洗練された雰囲気に変わっていた。
しかし客単価はそれほど上がってはおらず、ほどほどの値段でまともな料理を食べさせてもらえた。


6/17


『モンキーターン・13』(河合克敏/小学館/390円)
『天使な小生意気・4』(西森博之/小学館/390円)

お約束なラインナップではありますが。
しっかし、『モンキーターン』はめちゃめちゃおもしろいねえ。次の巻が楽しみだ。


6/18

わりと堅実に過ごす。


6/19

欲望充たされず。


6/20

欲望充たされず。


6/21

新潟出張。夜、やるき庄や駅前店(居酒屋/新潟市東大通1-7-30/025-241-8686)へ飲みに行く。全国チェーンっぽい名前の店だが(実際は地場のチェーンか?)、さすが新潟なだけに日本酒の品ぞろえは充実している。
ちょっと疲れぎみだったせいか、日本酒にたどりつく前にけっこう酔っぱらってしまった。


6/22

魚栄(和食/長岡市東坂之上町1/0258-32-0831)でランチ。驚いたことに、ランチの釜飯が500円!! 鶏肉と牛肉のそぼろ入りで、この値段なら文句はない。
夜はとんどん亭(焼肉/渋谷区道玄坂2-6-6/03-3496-3109)で焼肉。ここの肉はリーズナブルでひじょうにおいしいのである。ハラミうめぇ。チヂミうめぇ。
食って飲んで、腹がはちきれそうになったよ。


6/23

コンサート
クリスティーナ&ローラ(at:紀尾井ホール)のコンサートへ行く。クリスティーナ&ローラは女性の2人組で、バイオリンとチェロのユニット。ハウスのスープスパのCMに出てくる2人の女性が彼女たちである。ちなみに片方は高浜虚子の曽孫だったりする。
今日のコンサートは、バイオリンとチェロに、ピアノが組みあわさったシンプルな構成。実はこの手の音楽ってそれほど興味のあるジャンルではなかったのだが、実際に生で聴くとけっこういいものである。メロディーと音色の美しさがダイレクトに伝わってきて、ひじょうにここちよかった。
コンサ一トの後、ホテルニューオータニで開かれたアフターパーティーに出席する。立食形式ではあったが、さすがニューオータニ、いいものを食べさせてもらえた。また間近で見るクリスティーナ&ローラもすごく魅力的でよかった。
で、にわかクリスティーナ&ローラファンとなったぼくは(単純すぎ?)、帰宅して早速べスト盤を聴いてみた。これまたいい感じで、ゆったりとした気分になれた。


6/24


『封印再度』(森博嗣/講談社文庫/781円)

犀川と萌絵のシリーズの5作め。文庫版『すべてがFになる』の瀬名秀明の解説によると、当初このシリ一ズは全5作の予定だったらしく、これはひとつの節目ともいうべき作品である。どういった展開になるのか、読むのがひじょうに楽しみ。


6/25

お昼過ぎから仕事。欲望充たされず。


6/26

欲望充たされず。


6/27

仕事がひと段落ついたので、会社の餃子部のメンバーで宇明家(餃子/港区赤坂3-14-8-2F/03-3582-5100)に行く。この店は大阪風の一口餃子の店で、パリパリとした皮が特徴の店である。変わり餃子も多く、いろいろなテイストを楽しめる。どの餃子もひじょうにおいしく、“うめいや”という店名は伊達ではないなと思った。


6/28

欲望充たされず。


6/29


『まどろみ消去』(森博嗣/講談社ノベルス/760円)

森博嗣の短編集である。ちなみにおなじみのキャラクター犀川・萌絵は登場しない。
ミステリの短編はけっこう好きなので、森博嗣がどういった作品を見せてくれるのか、ひじょうに楽しみである。


6/30

牛網喰空(もうもうくうくう)(焼肉/渋谷区道玄坂2-8-1/03-5428-0800)で飲む。七輪で肉を焼く焼肉屋である。ここの肉はけっこううまいので、みんな鬼のようにガンガン食べる。どうも以前来た時より値段が上がっていたようで、お勘定の時に幹事がちょっと動揺していたみたいだが、なんとかなったようだった(やや無責任)。



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