2005年8月27日(土)
〜9月3日(土)

2日目(8/28・日):BRESCIA

イタリア旅行記

朝起きて、窓の外を見るとかなりの雨脚が。
やはり雨か・・・
テレビで天気予報を見ても雨か曇りマーク。このままずっと天気が悪いのかもと思うと、ちょっと憂鬱な気分でしたが、イタリアの天気予報ほどあてにならないものはないので、あまり気にしないことにしました。

とりあえずレストランで、お腹いっぱい朝食を食べました。なにしろメニューが豊富。ついつい食べ過ぎてしまいます。
そして、しばらく部屋で休憩後、ミラノ中央駅へ。この時点では雨もほぼやんでいてほっと一息。駅で、いつもの使い慣れた自動販売機で、このあとの3日間分も含めた電車のチケットを購入してから、ICで1時間ほどのブレーシャへと向かいました。

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新ドゥオモの内部

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奥から、ポポロの塔、新ドゥオモ、ロトンダ

最初にロトンダの中へ入ってみると、ちょうど礼拝中。そのため残念ながら内部の撮影はできませんでしたが、、珍しい円形のドゥオモの中は、回廊が礼拝堂を取り囲むという、これまで見たことのない独特の様式になっています。
そして隣の新ドゥオモの中へ。ロトンダと対照的に、内部はゴージャス。

次に、サンタ・ジュリア博物館へ向かうことにしました。
その途中には、紀元後73年に建てられたカピトリーノ神殿が。2,000年も前の建物が街の中に何気に残っているのが、なんともイタリアらしい光景。

カピトリーノ神殿

サンタ・ジュリア博物館の見所は、なんといっても隣に併設しているサン・サルヴァトーレ教会。(教会に博物館が併設していると言うのが正しいのだとは思うけれど)
ここの教会の天井画は、真っ青な星空に、動物などの絵が描かれていて、あまり見たことのないちょっとメルヘンチックな感じさえする珍しい絵で、とても印象的。

美術館を出た後、街のシンボルとも言えるロッジア(現在の市庁舎)に向かったものの、残念ながら修復中で、その独特なファザード全面に覆いがかけられてしまっていました。
う〜〜残念!
だいたいどこの街へ行っても、1箇所や2箇所は修復中の所があるので、かなり慣れっこになってはいるものの、やっぱり悔しい。
仕方なく、その近くのバールでお昼ご飯を食べることにしました。

いつもイタリアでは美味しい食事には恵まれない私。
やっぱりここのリゾットもパスタも、美味しくありませんでした。たぶん冷凍食品・・・。

まだ早い時間ではありましたが、初日はいつも時差ボケのせいか思うように身体が動いてくれないので、そのままミラノへ戻ることにしました。

ホテルに着いて休憩した後も、それ以上動くことができず、そのまま夕飯も食べずに本日の予定は終了。

バッジョが活躍した街

ブレーシャは、日本人には殆ど馴染みの無い街。でも、この街の名前にピンと来た人は、たぶんサッカー好きの人でしょう。なぜなら、イタリアサッカー史上最高のファンタジスタとも言われる、バッジョが所属していたのが、この街のチーム・BRESCIAだったからです。

この日は日曜日ということもあり、人も少なくて街はとても静かでした。観光客は殆ど居ないし、もちろん日本人なんてゼロ。

まずは駅から街の中心地に向って歩いていきました。
S.M.dei Miracoli教会の前を通って、S.Francesco教会を少し見学した後は、Rotonda(旧ドゥオモ)と新ドゥオモを目指しました。

ロッジア広場に建つヴェネチア支配下の時代の館

静かな街並みは美しいが地味な街なのでイタリア入門者向けではないかも