2001年8月23日(木)
〜8月30日(木)
5日目(8/27・月):VENEZIA定番市内観光
翌朝、朝食後にホテルの周辺を散歩したのですが、素晴らしい景色と心地よい海風に、これだけでも何十万ものツアー代を払った甲斐があったと、幸せな気分に。ベネチアは2泊の予定なので、ゆっくりできて嬉しいし♪
ホテルの近くの桟橋から、小型ボートに乗り込んで本島へ。
定番コースのドゥカーレ宮殿、サンマルコ寺院を見学後、これまた定番コースのヴェネチアン・グラス工房見学へ。
妙に達者な日本語を話すイタリアーノの冗談は、誰かのネットに親切にも紹介されていたものと全く同じ。
彼らも仕事だからね〜。仕方無いよね〜。
当然、旅行会社としてもたくさんお土産を買ってもらわなければならないので、やけにここでの自由時間も長い。
しかし、私のようにひねくれたツアー客は、そこで売っているやたら高い商品などははなっから買う気が無いので、早々に抜け出して、街中を1人探索。
あっちにもこっちにも、可愛いグラスのお土産物屋さん、仮面屋さん、小型ブランドショップなどが立ち並んでいて、歩いているだけでも本当に楽しい。
そうこうしているうちに時間になったので集合場所へ。
おそろしく不味いイカ墨パスタの昼食後は、ゴンドラ遊覧の時間。
ゴンドラは6人乗りだったので、Sさんご夫婦とFさんご一家と私の仲良しチームで一艘のゴンドラに乗り込みました。
ゴンドラ遊覧など、あまりにも観光客向けのベタなイメージがあり、あまり期待していなかったのですが、予想に反してとても楽しい!
風情のある運河沿いの景色はずっと見ていても飽きることは全く無く、キョロキョロしているだけで、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
特に、細い運河からカナル・グランデ(大運河)に出た所で目の前に広がるパノラマには大感動!
ゴンドラは是非とも1回は乗ってみることをお勧めします。
ゴンドラ遊覧の後は半日の自由行動。
まずは絶対行きたいと狙っていた、サンマルコ広場の鐘楼に上ることにしました。
映画の1シーンのような風景
夕暮れのラグーナ
飽きることの無い鐘楼からの眺め
Canal Grande(大運河)
風情のある運河
ロマネスク・ビザンチン建築の傑作
Ponte di Rialto(リアルト橋)
サン・マルコ寺院
サンマルコ寺院の鐘楼
ゴンドリエーレの朝のひと時
Ponte dei Sospiri(溜息の橋)
街によっては、何百もの階段を上らなければならない鐘楼ですが、ここはエレベータで一気に上がれるため、楽々てっぺんまで行くことができます。
ここからの風景は、またまた言葉にならないほどの絶景!!
ベネチアの全景を見下ろしつつ、潮風に当たっている気分は最高!!
ずっとこのままここに居たいという気になって、なかなか降りれなくなってしまいました。展望スペースをいったい何周したことでしょうか・・・。
鐘楼を降りた後は、ずっとお土産物屋さんとブランドショップ巡り。
今から考えるともったいないことしたな〜。
ムラーノ島に渡るとか、教会巡りをするとか、もっと有効な時間の使い道があったのに。当時はまだショッピングについ目が行きがちで、本当のベネチアの魅力に触れるような時間の使い方ができなかったのでした。
夕刻には集合場所へ戻ってリド島へ。
本当はもっと早めに自力でリドに戻って、島を散策したかったのですが、気付いたら現金の持ち合わせが殆ど無く、仕方無しにみんなと一緒の船に乗ったのでした。
明日の朝にはベネチアともお別れ・・・名残惜しい・・・