![]() 筆者が知る範囲では、つい最近(15年ほどまえ)でも、ミサイルなどに回転式のジャイロが姿勢制御のために用いられていた。 |
![]() よく見ると、地球ゴマのようなジャイロを手にしている(ヤラセであることはまちがいない)。この写真から描かれた絵が、Brennanの肖像として用いられていることが多い。 |
![]() この右にある肖像も、1枚上の写真から描かれたもの。 |
この実機は、2機作られていて、博覧会のための予備だった。その後、1機は、20年ほど遊園地で余生を送った。もう1機は解体された。 |
![]() ジャイロを止めるときには、倒れないようにスタンドをサイドに出した。電源が切れてから、ジャイロが停止するのに(ジャイロが真空中で回っているため)40分ほどかかった、と記録にある。 |
![]() エドワード・ジェンナが、自分の子供に種痘の予防接種をさせたみたいなイメージだろうか。 |
![]() 紳士淑女が訪れ、見学をしている長閑な様子であるが、これは実際とは違っていたように思われる。見学者の多くは、軍部の人間であったはず。 |
![]() 全長は180cmほど。ジャイロのホイールは13cmくらい。後ろの壁に、写真が飾られているが、これらの写真は購入ができる(本サイトで使用している写真は購入したものである)。 |
![]() ただし、この図では、ツインジャイロが対称に歳差運動することがわからない。1枚上の写真からわかるように、2つのジャイロは左右対称に歳差運動するようにギアでリンケージされている。また、図では、2つのジャイロの軸が同一のように見えるが、そうではない。互いに逆回転している。 |
![]() ジャイロのホイールは、全重量の3〜5%程度が必要と言われていて、2つのホイールが合計で5kgあれば、総重量で100kgまでは可能となるので、不可能でもない。 |
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![]() モノレールを実用化するには、巨額の資金が必要だが、自動車であれば、需要がある、と考えたのだろう。しかし、自動車を2輪にしなければならない理由は、残念ながらさほどない。 |
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![]() このような構造図は、文章よりも多くのことを語る。じっと見ているうちに、仕組みが理解できてくる。 |
![]() 筆者がジャイロモノレールの模型をYouTubeで発表したあと、このSwinneyのモノレール協会(?)の副会長から連絡があり、当時の動画がDVDで送られてきたが、映っていたのは不鮮明で数秒間の映像だった(現在は、YouTubeで公開されている)。 |
![]() この写真は、Gyro-X carと呼ばれたもので、1967年にAlex Tremulisがデザインしたもの。シングルジャイロを搭載し、時速200kmで走れる(たぶん、直線に限られるだろう)。 最近になって、この車のスクラップを入手した人が、3輪車に改造して走らせている動画が公開されている。価値が理解できなかったとしか思えない。 |
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