Cotes de Bergerac
Chateau Petite Borie 1993
コート・ド・ベルジュラック
シャトー・プティト・ボリ 1993
フランス南西部、ボルドーの東ドルドーニュ県にあるベルジュラック地区の
ボルドータイプの赤ワインをご紹介します。
※このベルジュラック地区はソーテルヌに負けない程の
白ワインMonbazillac(モンバジャック)でも知られています。
写真のシャトー・プティト・ボリの造り手ピエール・ジャン・サドゥ家は
非常に質の高いワインの造り手だそうで、このワインも
ワインコンクールで賞を取っているそうです。
ボルドータイプの赤ワインを造るということで、
メルロー約60%、カベルネソービニヨン約20%、カベルネフラン約20%と
以前ご紹介したプルミエール・コート・ド・ボルドーの
シャトー・ド・ピラと同じようなぶどう品種の比率で造られていますが、
もちろん、また違う印象を与えてくれます。
はじめ口にした時には柔らかく控えめな印象ですが、
後から、エレガントな渋みやコクがふわっときて余韻が長い
魅力的なワインです。
赤ワインが苦手な方でも楽しんでいただきやすいのではないでしょうか?
こちらもシャトー・ド・ピラ同様に
シャトー元詰ワインの良さが充分に発揮されているワインです。
(シャトー元詰ワインはラベルにMIS EN BOUTEILLE AU CHATEAUと表示があります。)
1,700円前後でした。こちらのワインの輸入元は株式会社稲葉さんですが
他社の輸入しているコート・ド・ベルジュラックも同じくらいの価格で購入
いただけるかと思います。
※元詰に対して、原料ぶどうやワインを農家から買いつけてブレンドし、
自社の銘柄ワインにして販売している会社の事を ネゴシアンというそうです。
シャトーやドメーヌ(醸造所)の元詰だからといって必ずしも良い物ではないですし、
ネゴシアンワインでも良い物はあります。
「Mis en Bouteille par XXX」←“XXXによる瓶詰め”という表示になります。
こちらのワインには・・・
仔羊のブルーチーズ焼きはいかがでしょう?
それとも