大切なあの方に、英国風つまみ
(写真は、シングルモルト初心者の方にも楽しんでいただきやすい“THE SINGLETON 10年”と
英国のクリスマスに欠かせない“クリスマス プディング”【レーズン・ケーキ】です。)
私(スト妻)は、普段は醸造酒派なのですが、
最近は、リンクをさせていただいているMUNE様の“M’s Bar”さんなどで
勉強しながら、モルトウイスキーを時々楽しんでおります。
冬の夜長、ミステリー小説とモルトウイスキーなんていいですよねぇ( ^_^)
今回は久しぶりにBarらしい料理?!の、モルトウイスキーに合う“ハギスSTOLAS風”
とエールビールや黒ビールにぴったりの“フィッシュ&チップス”をご紹介いたします。
羊の内臓、玉ねぎ、牛脂、からす麦を羊の胃袋に詰めて茹でるのがハギスの基本的な
作り方だそうです。が、羊の内臓&胃袋はなかなか手に入りにくいですし、
お味もちょっぴり?!くせがありますので簡単&食べやすい(たぶん(^^ゞ)
STOLAS風にさせていただきます。レバーペーストがお好きな方にはおすすめです。
ハギスは決して3本足だったり、夜中にしか出ないつちのこのような
変わった生き物ではありません(^_^;)
ハギスに関連するHPや本を読むと、あまり良く書かれていませんが
私は運良く?!初めていただいたのが、本場ではなく池袋の大伴バーさんのハギスカナッペで
美味しかったので、好きです(^^ゞ(ちなみにグレン・ギリーといただきました。)
材料
(6〜7人分)
牛レバー200g、玉ねぎ半個、牛バラ肉100g、ナツメグ小さじ1/2、カイエンペッパー1/2、
オートミール1/2カップ、塩、胡椒、臭み抜き用の牛乳少々、ビーフコンソメ150cc
作り方
牛レバー(焼肉用に5mmくらいにカットされた物を用意していただくと調理が楽です。
塊でしたら、牛乳から出した時にスジなど取り除きながらスライスしてください。)
を牛乳につけて、臭みを抜きます。キッチンペーパーで牛乳をふき取り
熱湯でさっとボイルをして、キッチンペーパーで水気を取った後にみじん切りにします。
玉ねぎと牛バラ肉はみじん切りにして、炒めて塩、胡椒しておきます。
(この時牛脂でいためると、ちょっと本格的な風味が出ます!)
みじん切りにしたレバーと炒めた玉ねぎ&ばら肉、オートミール、
ビーフコンソメ、ナツメグ、カイエンペッパー(辛いのが苦手な方は少なめに)
塩、胡椒、各適量を混ぜて、深さのある耐熱皿で90分蒸します。
すぐに召し上がらない時は、温めてから召し上がってください。
モルトウイスキーと合うのはもちろんですが、STOLAS風はそんなにはくせがないので
ちょっとたっぷりとした感じのそんなに若くない赤ワインなどに
合わせていただくのもおすすめです。
イギリスの軽食の定番フィッシュ&チップス♪
フライドポテトと白身魚の天ぷらのような物ですが・・・
揚げたてにモルトビネガーと塩をたっぷりふって食さなければいけません!
こうしていただかないと、ただのフライドポテトと白身魚の天ぷらになってしまいます。
材料
白身魚(写真は骨を抜いた剥き身たらを使用)、薄力粉、
水(あれば半量をビールにしてください。ギネスがいいですね♪)、
ジャガイモ(冷凍フライドポテトでOK!)、モルトビネガー、塩、こしょう
作り方
ジャガイモはやや太めに(お好みですが)切ってお水にさっとさらし
水気をキッチンペーパーなどで取り、揚げます。始めはゆっくり弱火で中まで
後半強火でかりっと揚げるといいようです。(冷凍のフライドポテトを使用する時は
その商品の作り方に従ってお作りください。)
白身魚は適当に切って(骨があったら骨抜きで抜いておきましょう。)、
同量の薄力粉と水(半分をビールにするとかりっと感が増して更に美味しいです!)
を混ぜた衣を付けて揚げます。
揚げたて熱々にモルトビネガーと塩をたっぷりふってどうぞ♪
写真は、ハインツのモルトビネガーですが、輸入食材を多く扱っているスーパーで
お探しいただけば、手に入るはずです。300円前後でした。柔らかい酸味がたまりません♪
たぁ〜っぷりかけて召し上がってみてください(^_^)
年末で色々とお忙しい、あなたの大切な方、例えば・・・
お父様、お兄様、彼、ご主人様、それとも弟君?などにX’masやお休み前の夜にでも、
モルトウイスキーとお手製ハギス、又はエールビールと熱々の
フィッシュ&チップスなどでゆっくりと寛いで頂くプレゼントはいかがでしょう?
ちなみに、クリスマスプディングとモルトヴィネガーは
食品専門店・紀ノ国屋さんで購入いたしました。