前にも書きましたが、時計の歯車の根元には、摩擦を軽減させるためにルビーが入っています。最も上部で摩擦軽減効果も高いものは、硬度が高いダイヤモンドらしいのですが、ダイヤモンドは天然は当然として、人工ダイヤでも高価です。そこで、ダイヤの次に硬度があるルビーが使われているようです。しかも、ルビーの人工品は比較的安く製作できるらしいのです。
そして、そのルビーと同じ役割としてサファイヤもたまに使われるらしいというのは知っていました。どこかで読んだ記憶では、ルビーとサファイヤは成分としては同じもので、色が違うだけらしいんです。ですから、サファイヤを時計に使うこともあるようなのです。
そういった知識はあったのですが、実際に見たのはこれが始めて。裏蓋を開けた時にブルーに輝いているのを見つけたのはちょっと驚きでした。
もっとも、ブルーの石だからといってサファイヤとは限りません。なにか違うものである可能性もあるとは思います。
|