スモールセコンドがついた、おそらく1950年代以前の時計を14個くらいゲットしました。これはその第2弾。下の写真は、メンテナンスを終了してから撮影したもの。実は、もっと汚かったけれど、インデックスや文字はハッキリと描かれていたんです。でも、洗浄中にちょっとテレビに見入ってしまい、予定時間より長く洗ってしまいました。失敗です。

12時下に「SEIKO」とあります。中央が大きくなったデフォルトロゴです。こんなロゴは見たことがないので、かなり初期のものなのだろうと思います。直径は25mmくらい。今ではレディースサイズとなりますが、どうも昔はこれでもメンズサイズだったようです。

これが中身。メンテナンス終了後の写真です。わりとキレイになりました。時間も思った以上によくあっています。ただ、針の穴が若干緩くなっているようで、時々ずれてきて、微妙に重なってしまい、止まってしまうことがあります。

実は、ゼンマイは切れていました。分解前にリューズを触った感触がそれっぽかったので覚悟はしていたのですが、香箱を開けると案の定。

それで14個の似たようなスモセコ軍団をチェックしてみると、復活できそうにない状態のものを見つけたので、それを分解して香箱からゼンマイだけを取り出し、こいつに入れてみたら使えました。写真に写っているゼンマイが、切れたゼンマイです。